公立中高一貫校受検で使う筆記用具、鉛筆とシャーペンのどちらが良いの?
本記事では、このような疑問に経験談をご紹介します。
小学校では、シャーペンの使用を禁止ている学校もあります。
しかし娘が通う塾の先生からはシャーペンを推奨されました。
そこで今回は、「公立中高一貫校受検の適性検査で鉛筆とシャーペンのどちらを選ぶべきか?」「適性検査本番で使用する筆記用具の選び方」「適性検査向きの鉛筆とシャーペン」などを紹介します。
公立中高一貫校受検生が選ぶべき筆記用具の基準がわかります。
2024年受検に挑戦する息子がシャーペンが良いと言うので新しいシャーペンをプレゼントしました。適性検査は作文や計算などを沢山しなければいけない問題が多いので、太さが一定で書けるシャーペンは良いと感じました。
本人も字がきれいに書けると気に入っています。
公立中高一貫校受検の適性検査で鉛筆とシャーペンのどちらを選ぶべきか?
公立中高一貫校受検の適性検査当日に鉛筆とシャープペンシルのどちらを使用するべきか?
些細なことですが気にしている受検生と受検生の親は結構多いです。
ただ、鉛筆とシャープペンシルのどちらにもメリットとデメリットは存在するので、その点をまずは解説します。
鉛筆のメリット・デメリット
鉛筆のメリット
- 小さい頃から使い慣れている
- 故障することがない
鉛筆のデメリット
- 芯が減ると丸まって字が汚くなる
- 芯が減ったり折れたりしたら鉛筆を交換する必要がある
鉛筆は小学校低学年から使い慣れていて安定感があり、子供が手遊びする心配や適性検査当日に故障する心配もありません。
ただ鉛筆の場合は、適性検査当日に予備の鉛筆を複数本持っていく必要があり、適性検査の途中で先の尖った新しい鉛筆に交換しなければならないというデメリットがあります。
※焦って交換をし忘れると読みづらい汚い字になってしまうリスクもあります。
シャーペンのメリット・デメリット
シャーペンのメリット
- 適性検査中は、一定の太さで書き続けられる
シャーペンのデメリット
- 適性検査中に故障する可能性がある
- 勉強中に手遊びに使ってしまうリスクがある
塾の先生にもシャーペンを推奨されましたので、適性検査でシャーペンを使用することは可能です(ただし学校によってはNGなんてところもあるかもしれませんので、募集要項をチェックしたり、学校説明会で質問する(場合によっては学校や教育委員会などに問い合わせて確認しておくと良いと思います。))。
使用可能なら、適性検査では文字をたくさん書くことになると思いますので、シャーペンの方がメリットは大きいでしょう。
ただ普段の勉強で、集中力を欠いて無駄にカチカチと芯を出して手遊びしてしまうなんてこともあるので一長一短です。
適性検査本番で使用する筆記用具の選び方
適性検査本番で使用する筆記用具の選び方は
色々な種類の文房具を試して子供本人が書きやすい、消しやすい、気に入ったと思った文房具を選び夏休み以降は、同じ文房具を慣らしていくのがオススメです。
うちの娘の場合は、新しい文房具が大好きで新しい文房具を買ってあげると受検勉強へのモチベーションが高まる傾向がありました。
模擬試験の前、塾の夏合宿の前などモチベーションを上げたい時に買ってあげていました。
オススメの鉛筆2選
三菱鉛筆 鉛筆 ハイユニ
鉛筆派の公立中高一貫校受検生に圧倒的な人気なのが「三菱鉛筆 鉛筆 ハイユニ」です。
三菱鉛筆の中でも最高級品質を誇っているのがハイユニ 2Bです。ハイユニシリーズは鉛筆の芯が折れにくく非常に丈夫なため、鉛筆削りの中で芯が折れたり、書いている途中で芯が折れてしまうといったトラブルを最小限に抑えることができます。
「濃さ」「折れにくさ」「なめらかさ」「均一性」「紙への定着性」の5つを兼ね備えた、最高品質の鉛筆です。
黒くくっきり書ける秘密は、芯に使われている、黒鉛と粘土の粒サイズと比率にあります。微粒で均一な配合により、美しい線が描けるのです。リーズナブルな鉛筆と書き比べてみると、ハイユニの実力を十分に実感できることでしょう。
色の濃さとは対照的に書き味はなめらかで、長時間使用しても疲れにくいため、記述量が多い公立中高一貫校受検にぴったりです。
ステッドラー 鉛筆 HB ステッドラーホワイト
「三菱鉛筆 鉛筆 ハイユニ」と合わせて受検生にオススメなのが「ステッドラー 鉛筆 HB ステッドラーホワイト」です。
「ステッドラー 鉛筆 HB ステッドラーホワイト」はマークシートや筆記試験のためにドイツの老舗鉛筆メーカーのステッドラーが開発された鉛筆です。
世界的な鉛筆の逸品の名高い“マルス ルモグラフ鉛筆”と同じ芯を採用しています。
- 書き減りが少ない。
- 芯粉が出にくい。
- 折れにくい。
- 綺麗に消しやすい。
という高品質の芯ならではの特徴があり、それは削る頻度の軽減、紙面の汚れにくさ、などに繋がります。均一な筆記ができ芯の減りが少ない芯を採用しています。
どの試験会場でも使えるよう、シンプルな軸デザインになっています。
1秒たりとも無駄に出来ない試験の場において、時間のロスを極力なくし集中しやすい環境を作る事が重要となります。
オススメのシャーペン3選
ゼブラ シャープペン デルガード 0.7
シャーペン派の公立中高一貫校受検生に圧倒的な人気なのが「ゼブラ シャープペン デルガード 0.7」です。
安心して書くことに集中することができます
テストや勉強でシャープペンを使用していて、一度は経験したであろう不満項目の上位「芯の折れ」や「詰まり」のお悩みを解消するために登場したのが【ゼブラ シャープペン デルガード】です。
シャープ芯は、太字の0.7mm芯になります。
高い機能性だけではなく、軸色にもバリエーションがあります。明るいカラーもありますので性別問わず使用できます。カラーは、「ブライトグリーン」「ブライトピンク」「ブライトブルー」「ブラック」「ブルー」「ホワイト」の合計6色。
縦でも 斜めでも もう芯が折れない
筆記中の、縦や斜めあらゆる角度のどんなに強い筆圧からも、折れないように芯を守ります。
紙面に対し、垂直に強い筆圧が加わると、軸に内蔵されたスプリングが芯を上方向に逃し折れを防ぎます。斜めに強い筆圧が加わると、先端の金属部品が自動で出てきて芯を包み込みガードします。
使用する芯は、専用の芯ではないので、新たに購入する手間もなく、すでにお持ちの0.7mmの芯を使用できます。
折れないだけじゃない もう芯も詰まらない
折れたり、詰まったりしないので、心配せずにボールペンのように書き続けることが可能。
軸内部にシャープ芯を誘導する部品を取り付けたことで、短い芯でもずれて詰まることがありません。芯折れや芯詰まりを気にせずに使えることで、毎日の勉強やテストなどの大事な場面で、余計な時間を気にせずユーザーが安心して書くことに集中することができます。【デルガード】は、ベストパフォーマンスを提供します。
三菱鉛筆 シャープペン クルトガ アドバンス
「ゼブラ シャープペン デルガード 0.7」と並んで人気があるのが「三菱鉛筆 シャープペン クルトガ アドバンス 0.7」です。
「三菱鉛筆 シャープペン クルトガ アドバンス 0.7」は、書くたびに芯を少しずつ回転させて、芯を削り続ける回転機構「クルトガエンジン」を搭載しています。
クルトガは芯先の形状がいつもトガっているから、細い文字が続きます。 また、芯の粉が出にくいのも特徴です。
パイロット シャープペン ドクターグリップ Gスペック 0.9
「ゼブラ シャープペン デルガード 0.7」「三菱鉛筆 シャープペン クルトガ アドバンス 0.7」以外にも「パイロット シャープペン ドクターグリップ Gスペック 0.9」が公立中高一貫校受検生から人気が高いようです。
握り心地が良いという理由で長男がお気に入りでした。
グリップ部分がラバー素材なので、鉛筆よりもクッション性があります。
筆記時の疲れを軽減するのが特徴のシャーペンなので受検勉強で作文を書きまくる日々では、一番負担が軽いかもしれません。
適性検査対策が本格化する夏休みくらいまでには子供本人が書きやすいと思える鉛筆もしくはシャーペンを見つけてあげたいところです。
オススメの消しゴム3選
鉛筆、シャーペンと合わせて検討しておきたいのが消しゴムです。
公立中高一貫校の適性検査では、作文を含めて記述式の問題が多いので綺麗に消せる消しゴムは強力な武器となります。
フォームイレーザー
公立中高一貫校受検でオススメの消しゴム1つ目は、「フォームイレーザー」です。
「フォームイレーザー」は、非常によく消せる消しゴムです。特徴は、コシが強く丈夫につくられていること。力を入れすぎても割れにくく、軽い力でサラサラ消すことができます。また消しカスがまとまりやすいので、机のうえをきれいに保てます。
コクヨ 消しゴム リサーレ プレミアムタイプ
公立中高一貫校受検でオススメの消しゴム2つ目は、「コクヨ 消しゴム リサーレ プレミアムタイプ」です。
「コクヨ 消しゴム リサーレ プレミアムタイプ」は、「おしゃれでかわいい消しゴムを使いたい!」という女子などにオススメです。特徴はカラーバリエーションが豊富なことで青、緑、オレンジ、ピンク、紫など、さまざまな色から選べるのでテンションが上がります。
そして、かわいいだけの消しゴムは沢山ありますが「コクヨ 消しゴム リサーレ プレミアムタイプ」は抜群の消し心地も兼ね備えています。秘密は、特殊発泡体が鉛筆の黒鉛粒子を高いレベルで吸着すること。少ない力で、なめらかに、しっかり文字を消すことができます。
サクラクレパス 消しゴム アーチ60
公立中高一貫校受検でオススメの消しゴム3つ目は、「サクラクレパス 消しゴム アーチ60」です。
「サクラクレパス 消しゴム アーチ60」は、折れにくくするために、ケースの端をアーチ状にしているのが特徴です。
サクラクレパスの従来品と比べて、「折れにくさ3倍」です。
そのため、力を入れて消せるので、キレイに消すことができます。
また、ケースに滑り止めとミシン目があるので、とても使い勝手がいいです。
持ちやすく、消す部分に力を加えやすい紙製の特殊ケースを新たにデザインしています。ケース前面のカットを直線からアーチ型にすることで、滑りを防止し、消しゴム本体への汚れもつきにくくなっています。またケース全面の握り位置に、グリップを付けてさらにフィット感を向上させました。なにより革新的なのが、ケースを取り付けて使うことで、より消しやすさをUPさせている点。消しゴムへの食い込みを防ぎ、しっかりと力を伝えます。
ケースによる消しゴムサポート効果で、消しゴムが劇的に折れにくくなりました。最後までムダにすることなく美しく使用できます。
紙製ケースにはミシン目が付き、小さくなっても適切サイズで使用できます。機能性のある紙ケースには、ミシン目が付いています。消しゴムの減りにあわせて後ろからカットしていくことで、いつもアーチカットの機能を維持しながら、使い続けることができます。消しゴムが小さくなってもしっかり握れる、親切デザインです。
まとめ
公立中高一貫校受検では多くの都道府県で公立中高一貫校の併願が出来ないため一発勝負になります。
私立中学の併願で慣れさせるご家庭も多いかもしれませんが、当日は使い慣れたお気に入りの筆記用具で落ち着いて検査に臨み、実力を発揮させてあげたいものです。
本番の数ヶ月前までにいろいろな鉛筆やシャープペン、消しゴムなどを試し、お子さんに合った文房具を見つけて慣れておきましょう。
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