こんにちはアニーパパです。
我が家は2022年4月に長男が大学生、長女が中学生、次男が小5になります。
昨年、一昨年とコロナ禍で自宅で仕事をすることが増えて子供の教育にかかわる機会も増えました。
コロナ禍でリモートワークになった時期と、娘の公立中高一貫受検準備期間が重なったのは、良い経験になりました。
長男も中学受験に挑戦しましたが当時は深夜まで仕事をしていて帰宅した時には、子供たちは就寝していることが多かったです。
長男の時には小2の終わりから中学受験塾に通わせて、完全に塾任せで中学受験に挑ませて「勉強が苦手で嫌い」にさせてしまいました。
長女の公立中高一貫受検では、小5から塾には通わせましたが塾任せにせずに妻と私で適性検査対策をサポートしました。
うちにとっては今更感はありますが子供3人を育ては父親の視点で、関連書籍などが話題の「モンテッソーリ教育」を「0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!」で勉強してみました。
モンテッソーリ教育とは
モンテッソーリ教育は、20世紀初頭にイタリア医学博士・幼児教育者のマリア・モンテッソーリによって考案された教育方法です。
著名人にもモンテッソーリ教育を受けた人は多くGoogleの共同創業者のセルゲイ・ブリンとラリー・ペイジやAmazon創業者のジェフ・ベゾス、Facebook(Meta(メタ))創業者のマーク・ザッカーバーグなどがモンテッソーリ教育を受けたことで有名です。
また日本では棋士の藤井聡太さんもモンテッソーリ教育を受けていました。
子供の発達の4段階
モンテッソーリは、人間の成長に見られる大きな波のようなリズムがあることを発見し、「子供の発達の4段階(Four Planes of Development)」を提示しました。
「子供の発達の4段階(Four Planes of Development)」は人間が生まれてから24歳で大人になるとして、この24年間を6年ごとに4つの期間に分けたものです。
子供の発達の4段階
- 幼年期 Infancy:0~6歳までの小学校に上がるまでの時期
- 児童期 Childhood:6~12歳の小学生の時期
- 思春期 Adolescence:12~18歳の中学・高校生の時期
- 青年期 Maturity:18~24歳の大学・大学院生の時期
人間は6歳までに人間としての80%の能力が育つと言われており「幼年期」はモンテッソーリ教育で最も重要な期間と位置付けています。
更に「幼年期」の6年間は前期・後期に分けられます。
特に人間の脳は3歳までに80%まで発達すると言われています。
0歳から1歳の子供の育て方
出産から8週間程度の期間を、「母子共生期」と言われます。
この時期に重要なのは母子が心地良さや安心を感じられる環境を用意することです。
赤ちゃんのための4つのコーナー(スペース)
母子が心地良さや安心を感じられる環境を用意する上で4つのスペースを用意してあげると良いと言われています。
その場所に来るとこれから何をするかということが分かるようになります。赤ちゃんにとって心地良く、安心感を与えてあげることができます。
- 授乳(食事)するためのスペース
- オムツを替えたりやお着替えをするためのスペース
- 遊んだり運動するスペース
- 寝るためのスペース
0歳から1歳にお薦めなアイテム
赤ちゃんが泣き止む不思議な布団
モンテッソーリによって提唱された新生児用の布団がトッポンチーノです。トッポンチーノは子供が生まれる前から準備して、両親が使用するとこにより両親の匂いを吸収します。その準備されたトッポンチーノで抱っこされることにより、生まれたたての新生児は安心感を感じる事ができるため、寝かしつけや両親以外の抱っこでも活用できます。
赤ちゃんが焦点を合わせる練習をします
癒しを与えるカラフルなゾウのベッドメリーです。ゆらゆら動くゾウのモビールを目で追うことで、赤ちゃんの目の発達や脳の発達促進にもつながります。
ゆれる動きを目で追うことで視覚の発達、色の認識力の向上を手助けします。脳の発達だけでなく、こもり効果、泣き止み効果などの役割もあります。見て、触ってみることで赤ちゃんは五感を発達させ、やがてくる幼児期の生活の基礎をつくるきっかけとなります。
手の動きこそ成長のバロメーター
ガラガラ(ラトル)は、耳でガラガラの音を聞き、カラフルな色を目で追い、手で触って楽しむこともできるほか、舐めたり噛んだりして赤ちゃんの五感を刺激します。
さらに、動かすと音が鳴るというような仕組みを感じながら遊ぶので、赤ちゃんの好奇心・探求心を育てることにもつながると考えられています。
木製や布製など様々なタイプがありますが、衛生面を考えると温水で洗えるタイプが良いと思います。
やりだしたら止まらない。集中力につながります。
上から落としたボールが下り坂になった段を左右に転がりながら落ちていくおもちゃです。
このおもちゃに夢中になって取り組むことで集中力にもつながると考えられています。
また、つかまり立ちの意欲を高めてくれるため、自然と足腰の筋力アップにも繋がります。
1歳から2歳の子供の育ち方
子供たちが小さい時にはモンテッソーリ教育のことは知りませんでしたが、沢山の知育玩具を与えていました。良かったんだな。
運動の敏感期
1歳から2歳の時期は自分の意志で体を動かせるように調整する時期になります。
立つ、歩く、つかむ、押す、引っ張る、はめる、叩く、積む、貼るなどの動きを楽しみながら繰り返します。動きをマスターすることに喜びを感じるのです。
1歳から2歳の時期は、いろいろなことが出来るようになりますが、こちらが言っていることを正確に理解させることは出来ないので、親からは「いたずら」と感じるようなことを、するので
目が離せません。
ですが「いたずら」に感じるような行動も、子供の成長には大切な行動です。
この時期に子供がやる行動としては
- ティッシュペーパーを全て出してしまう
- テーブルの上の物を床に落としてしまう
- コップの飲み物を、わざとこぼす
- スマートフォンやリモコンなどをいじっている
などありますが、「やっちゃダメ」と𠮟りつけると、達成感を奪い自己肯定感を下げてしまうので注意が必要です。
この時期に親がやってはいけないのが「先回りしてしまう」「急かす」ことなどです。
例えば、コップに入った飲み物がテーブルにある時に、こぼさないように手を伸ばしたら親が飲ませてあげてしまうことなどです。
逆に、ほったらかしにして目を配らないのも問題です。
先回りや急かしたりしないで、優しく見守ることが大切です。
1歳から2歳で大切なこと
1歳から2歳で大切なのが「歩く」こと「手で道具を使いこなす」ことです。
この時期の子供は歩くことを楽しんでいますが、歩くのが遅いので時間がないからとベビーカーに乗せてしまうこともあると思います。しかし、この時期に歩くことは子供の成長には、とても大切なことなので親も心に余裕をもって、できる限り子供の足で歩かせることを意識する必要があります。
子供に合った靴選び
子供の靴選びでは
- つま先に5〜10mmゆとりがある
- かかと部分が安定している
- 足の指に合わせて靴も曲がる
の3つを気をつけると良いでしょう。
お薦めの靴
はじめての靴選びでは「足の横幅」「甲の高さ」も気を付けましょう。
ちなみに、ファーストシューズ・セカンドシューズにお薦めなのがアシックスのスクスクシリーズです。
お薦めのポイントは
- 足首のホールド力が高い
- 国内メーカーなので日本人の足に合っている
ことです。
いろいろなデザインがあるのでAmazonをチェックしてみてください。
運動の敏感期にお薦めのアイテム
棚
モンテッソーリ教育では、子供がおもちゃなどを自主的に片付ける習慣づくりに棚を用意すると良いと言われています。
また1歳であれば手の届く一番下の棚に、興味を持ちそうなおもちゃなどを2や3つ程度置いておきます。遊ぶおもちゃを自分で選ぶ環境を用意してあげることで「自分で選択する」経験をさせてあげることも重要です。
この時期に重要なのが落とす・入れる・通す・つまむ・挟む・ひねる・ねじる・開けるなどの動作を繰り返す遊び道具を買ってあげることです。
いたずら1歳 やりたい放題
うちでは何度もティッシュを全部出されてしまったことがあってトイザらスで「いたずら1歳やりたい放題」を見つけて「これだ!!」と買い与えたのを憶えています。
1歳児の好奇心を刺激し、部屋も散らからない最高のおもちゃでした!
積み木
うちの子たちは積み木も大好きでした。
様々な形の立体に触れることで、立体感覚を身に付けることが出来ます。
はめ込みパズル
1歳児向けとしては複雑な形ではなくシンプルな形の「はめ込みパズル」がお薦めです。
もぐら叩き&木琴&ビーズコースター
- モグラたたきゲーム:自宅でもモグラたたきゲームの面白さを味わうことができます。ハンマーが二つあり、親子または友達と一緒に対戦もできます。
- 木琴遊び:木製のスティックで木琴をたたいたら、音が出ます。
- ビーズコースター:ビーズを動かして子供の指先の器用性や想像力を養います。
引っ張る おもちゃ プルトイ
ハイハイを卒業して歩き始めた頃のお子さまにピッタリです。自分で紐を引くとそれに合わせてワニも動くので子供は夢中になってくり返します。カタカタ音を立てながら動く玩具を見て観察力を育み、紐を引くことで体全体の動きの発達を促します。まだ腹這いやハイハイのお子さまにも、動く様子を見せることで自然に追視の練習につながります。
手押し車
うちの子供たちは1歳くらいの時に手押し車で「つかまり立ち」して歩くのが大好きでした。少し大きくなると乗り物としても楽しんでいました。
幾何学マッチング引き出し
手と目の協調を練習し、玉を穴に入れて見えなくなっても、引き出しを開けると、存在することを子供たちに理解させることで、子供たちの好奇心を刺激し、学習への関心を高めます。
シール貼り
1歳には指定された場所にシールを貼るのは難易度の高い動作になります。
なので1歳半ぐらいからシール貼り遊びをすることで以下のような効果があります。
- 手先を器用にする
- 集中力を身につける
- 形や色の認識を育てる
- 想像力を育てる
言語の敏感期
この時期から無意識的記憶の力で耳にした言葉をどんどん吸収していきます。
言語の敏感期で一番大切のは、「親子の日常会話」です。
赤ちゃんは、周囲の音を聞きながらすごいスピードで頭を回転させています。
しかもママのお腹にいた時から周囲の音を聞いていると考えられています。
語りかけを大切に
うちの場合、赤ちゃん時代もひとりの人間として、語りかけを大事にしていました。
まだ会話ができない時期も
「今日は、天気が良いから空が青いね」
とか
飼っていた犬が吠えた時には「ラウ(犬の名前)がワンワンって吠えているね。遊んで欲しいのかな?」
とか、身の回りの何でもない出来事を言葉にして話しかけていました。
沢山の本を読みました(読み聞かせ)
うちでは、とにかく沢山の本を読み聞かせしました。
自分で本が読めるようになるまでは寝かしつけの時には読み聞かせをすることが習慣になっていました。
平日は私の帰宅時間が子供の就寝後ということが多かったので、私が読み聞かせするのは週末でしたが、登場人物になりきって面白おかしく読み聞かせをするのが私も大好きでしたし、子供たちも大好きでした。
うちでは赤ちゃんのころから読み聞かせを沢山しましたし、自分で本が読めるようになってからは沢山の本を買い与えました。読む量が増えてきてからは図書館も利用しましたが、とにかく沢山の本に触れさせるのを意識しました。
結果として、うちの子供たちは本を読むのが本当に好きな子供に育ちました。
1歳児~にお薦めの本
1歳頃に読むなら、リズム感のある言葉遊びをはじめとして、耳に心地よい音の響きが楽しめるものがおお薦めです。印象に残りやすい単語や、短いフレーズが使われている絵本なら、子どももマネしやすく言葉の発達を促すのにも最適です。
だるまさんシリーズ
こぐまちゃんシリーズ
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なでなでなーで
いないいないばああそび
どんな いろが すき
ぜったいに おしちゃダメ?
がたん ごとん がたん ごとん
いやだいやだの絵本シリーズBOX
パンダのあかちゃん おっとっと
わたしは だあれ?
3つのM
「見ていてね」のM
子供の目の前でやって見せるということ。この時の注意点は、「ゆっくりやる」「スローモーションで見せる」ということです。子供の視覚でものをとらえるスピードや何かを理解する速度は、大人の8倍のスピードになっているのです。
動くものを的確にとらえる動体視力が育つのは6歳以降だと言われているので、なるべくゆっくり見せるように心がけましょう。
そして、見せる時は「見せるだけ」に徹しましょう。この時期の子供は、2つの機能を同時に動かすことが苦手だからです。
「待っていてね」のM
子供に、やっているところを見せていると、途中で子供が手を出してきます。そんな時には「待っていてね」と言って待たせ、最後まで見せることが大切です。
子供は、待っている間に”心の中”はやりたい気持ちでいっぱいになります。
これは、「自分でやることを選ぶ」ことにつながりますし、待つことのできる子供に育てることになります。
「もう一度やるから見ていてね」のM
子供に「見せて」「待たせて」やっと子供にやらせてみるのですが、初めてのことですから、うまくいかずに失敗することが多くなります。
ここで親がやってしまいがちなのが「ここはこうやるんだよ」と親がやり直してしまったり、「あーダメダメ…」と否定して修正してしまったりすることです。
ここまで読めばわかると思いますが、親がやってしまったり、否定的な声掛けはNGです。
では、どう教えればいいのでしょうか?
正解は、「もう一度やるから見ていてね」と言って、最初と同じことをやって見せるのです。決して、訂正しながら教えないでください。見せて教えるのです。
ポイントは子供がつまずいている箇所は、意識的にゆっくりと、やって見せることです。もう一度やって見せて、自分のやり方のどこが違うのかということを「自分で気づかせる」ことが重要なのです。
中学受験の指導でも、この点は意識しています。子供にもプライドがあるので否定的な訂正はしないようにしています。イチから解き方を説明して自分のやり方のどこが違うのかということを「自分で気づかせる」ことを意識しています。
ちなみに小学生でも、解き方を説明していると「あっわかった!もう解ける」ってなる時がありますが、「最後まで見て待っていてね」と解くことを我慢させます。
そうすることで、待っている間に”心の中”は問題を解きたい気持ちでいっぱいになります。
その状態で、問題を解かせると、問題が解きの快感を感じることが出来ます。
2歳から3歳の子供の育ち方
イヤイヤ期
子育てでは、よく「魔の2歳児」などと言いますが2歳くらいから何でも拒否をしてくる「イヤイヤ期」がはじまります。これは世界共通の現象のようです。
「魔の2歳児」いわゆる「イヤイヤ期」は第一次反抗期とも言われます。子供の反抗期は一般的に2回あって第二次反抗期は思春期に起こります。
イヤイヤ期の原因
モンテッソーリ教育では「イヤイヤ期」を1歳くらいからはじまる「秩序の敏感期」が強まった時期と捉えられます。ここで言う「秩序」とは「ルール」のことで
- いつもと違うやり方が嫌だ!
- いつもの決まった順番じゃなきゃ嫌だ!
- いつもの場所じゃなきゃ嫌だ!
- これは僕の(私の)の物!
などのことです。
イヤイヤ期の対処法
「イヤイヤ期」は子供が、自分のルールやこだわりが破られた時に起こりますので、子供をしっかり観察して子供のルールやこだわりを理解してあげることです。
例えば朝食のスープを「ドラえもんのカップ」で飲むこだわりがある子供に「アンパンマンのカップ」で与えたりすると「イヤイヤ」となります。
子供のこだわりを尊重して接してあげることで「イヤイヤ」は少なくなります。
母子分離
3歳くらいから幼稚園に通わせるご家庭も多いのではないでしょうか?
2歳くらいまでは、母親が近くにいないと泣いてしまったりします。これは物の永続性を理解していないことで起こります。子供は、母親の姿が見えなくなると「母親が永遠に消える」ような捉え方をしてしまいます。
保育園や幼稚園などに預けたとしても(子供から見ると母親の姿が見えなくなっても)必ず迎えに来てくれる経験を繰り返し積ませることで母親への依存が低下していきます。
保育園や幼稚園などで母子分離するためのトレーニングとしては、日常生活で買い物に行く時などにお留守番をさせます。この時に重要なのが「声掛け」です。
子供の前から姿を消すときには、必ず「買い物に行ってくるね」と声をかけます。
この姿を消す時間を少しづつ長くしていきます。
トイレトレーニング
モンテッソーリ教育でのトイレトレーニングでは、保護者の役割は環境を整えて見守ってあげることです。
トイレトレーニングとは
トイレトレーニングとは、いままでおむつでおしっこやうんちをしていた赤ちゃんが、周りの大人と同じようにトイレで排泄できるようにするために練習をすることです。
トイレトレーニングをはじめる時期は、一般的に「2歳後半から3歳」といわれています。しかし子供がトイレに興味を持った時期で良いのではないかと思います。始める時期も完了する時期も個人差があるため、焦らずゆっくりとすすめていきましょう。
大事なのは子どもの成長に合わせてトレーニングを行っていくことです。
トイレトレーニングで大切なこと
環境を整えて見守る
まずは、子供がトイレを嫌いにならないようにしましょう。
無理やり連れて行ったり、強制的にオムツをやめてしまうようなことはせずに、子供がトイレで排泄をしたいと思うような環境をつくってあげることです。
- 歩けるようになってオムツを自分で履き替えられるようになったらオムツをトイレに置いておく
- トイレの扉は開けっ放しにしておく(子供のトイレトレーニングの期間だけでも)
- 補助便座を常にセットしておいてあげる
- 子供が脱ぎやすいズボンやパンツを履かせる
うちは3階建てで各階にトイレがあったので、子供がトイレトレーニングの期間は、子供がいる階のトイレには補助便座を付けたままにしていました。
補助便座は取り外せますが、子供がトイレに行った時に補助便座をセットしていると、その時間に失敗してしまうことがありました。
なので、この時期だけは子供中心で扉は開けっ放し、補助便座も付けたままにしました。
子供自身に選ばせる
もう1つ大切なことは子供自身に選ばせることです。
- オムツにするのか?パンツにするのか?
うちも長男の時には2歳半ころからオムツをやめてトレーニングパンツなどに切り替えました。失敗してしまうこともありバタバタだったのを憶えていますが叱ったりはしませんでした。
バタバタなのは一瞬で自分でトイレに行けるようになりましたが長女、次男はオムツをやめるタイミングは本人たちに任せました。
焦らなくても自然とトイレに1人で行けるようになるので気長に待ちましょう。
うちも長男の時はトイレトレーニングは、いろいろな育児書などを見て2歳半からやらせなければと焦っていた記憶があります。しかし2人目、3人目は焦らず子供のペースでやらせました。
大切なのは失敗しても怒ったり、叱ったりしないことです。そして気長に待つことですね。
子供も自分1人でやれた体験は自己肯定感を高めます。私はトイレトレーニングに限らず「黙って見守って」「できた時には大袈裟に褒めてあげる」ことを意識しています。
お手伝い
モンテッソーリ教育ではお手伝いも大切だと言われています。
うちでも小さいころからお手伝いはさせていました。
共働きで忙しかったのでお手伝いは助かりました。
小さい頃は、食事の時に「箸」や「ドレッシング」などを食卓に運ぶことを役割として与えたりしました。できることを役割として与えて、できたら大袈裟なくらい褒める。
そうすることで積極的にお手伝いをやってくれる子供に育っています。
小学校高学年にもなると長期休み(夏休みや冬休み、春休みなど)で妻がいない時などは、ランチを娘がつくってくれます。
他にも
- 愛犬たちの餌の準備(重さを計って毎日あげています)
- お風呂の掃除(娘と息子で当番制でやっています)
- 愛犬たちのトイレの掃除
などをやってくれています。
まとめ
今回は関連書籍などが話題の「モンテッソーリ教育」を「0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!」で勉強してみました。
うちの子供たちが幼児だったころには「モンテッソーリ教育」に関しては知りませんでしたが、私が仕事でコーチングを勉強していたこともあり、基本的な考え方は自然にできていた気がします。
ビジネスの人材育成にも通じる考え方が多くありました。
日本海軍の連合艦隊司令長官だった山本五十六さんの名言
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
がモンテッソーリ教育の考え方に近いと感じました。
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