横浜国立大学のオープンキャンパス2025に高1娘が行ってきた

※当サイトはアフィリエイトプログラムを利用して商品等を紹介しています。

大学受験
スポンサーリンク

今年の4月から高校生になった娘。まだ進路を真剣に考えはじめたというほどではありませんが、高校生活を送るなかで「大学ってどんなところなんだろう?」「自分はどんなことを学びたいんだろう?」と、少しずつ関心を持ちはじめている様子です。

スポンサーリンク

高校に進学して少しずつ芽生えた「学びたいこと」への興味

そんな娘が「教育に関わる仕事っていいな」と言い出した背景には、実は小学生の頃の経験があるようです。

当時の娘は、人との関わりがあまり得意ではなく、なかなか友達ができずに悩んでいました。休み時間にひとりで過ごすことも多かったようで、自分の居場所がどこなのかわからず、もやもやとした気持ちを抱えていた時期もあったようです。

その頃の経験がずっと心に残っていたようで、最近ふとこんなことを口にしました。

「誰もが自分らしく学べる、過ごせる学校をつくれたらいいなって思うんだ。昔の私みたいな子が“ここにいていい”って思える場所を」

私はその言葉に、ハッとさせられました。ただの進路選びではなく、彼女なりに“あの頃の自分”と向き合いながら、将来について考えはじめていたのです。

その想いから、娘は「インクルーシブ教育」や「特別支援教育」といった言葉に興味を持ち、自分なりに調べるようになりました。そしてある日、「横浜国立大学って、そういう教育を学べるみたい」と、嬉しそうに教えてくれました。

「実際に見に行ってみたいな」——そうして、娘は横浜国立大学のオープンキャンパス2025に足を運ぶことになったのです。

スポンサーリンク

当日のスケジュールとアクセス:自然と都市のバランスが絶妙なキャンパス

横浜国立大学のオープンキャンパスは、2025年6月22日(日)10:00~16:00で開催されていました。

事前に模擬授業の申し込みだけ済ませて当日は、10時頃に「横浜国立大学のキャンパス」に到着するように経路を調べていました。

「一緒に行こうか?」

と聞いてみましたが

「いい、1人で行く」

とのことで1人で向かいました。

事前の情報収集では「山の上」「行くだけで汗だく」などの情報を見聞きしていたので横浜駅からバスで大学の近くまで行って

「思ってたより楽だった」

とのこと。

事前情報でハードルが上がりまくっていたので逆に良かったです。

スポンサーリンク

模擬授業:「共に学ぶ」教育のリアルが見えた

娘が参加したのは、「共生社会をつくる教育とは」というテーマの模擬授業。

特別支援教育とインクルーシブ教育の違い、現場で求められる資質、そして「子ども一人ひとりに合った支援とは何か」といった話を、教育学部の教授がわかりやすく講義してくれたようです。

もともと興味がある領域に関して大学の先生が高校生でも理解できる内容で授業して頂けたようで満足したようです。

学部紹介・個別相談:将来の「自分の居場所」が少し見えた気がした

模擬授業のあと、娘は学部紹介や個別相談のブースにも足を運んだようです。

教育学部のブースでは、教職課程や実習の流れ、卒業後の進路などについて在学生や教職員の方が丁寧に説明してくださったそうです。「現場に出る前に、地域の学校や支援施設などで実践的に学べること」「卒業生が教育現場や福祉の分野、さらには自治体など多様な場所で活躍していること」に強く惹かれた様子でした。

また、大学の先生や学生の方が温かく声をかけてくれたことも、印象に残ったようです。パンフレットやWebでは得られない「大学の空気感」や「人の雰囲気」を肌で感じたからこそ、自分の未来を少しリアルに想像できたのかもしれません。

キャンパスの雰囲気と学生の姿:娘が感じた“ここで学びたい”という直感

大学選びにおいて、学べる内容や進路の選択肢と同じくらい大事なのが、「自分にとってその場所が居心地がいいかどうか」だと思います。

娘にとって横浜国立大学のキャンパスは、まさにその「居心地のよさ」を感じられる場所だったようです。

緑が多くて自然が残るキャンパスの雰囲気。建物や敷地の中には、歴史を感じる部分と現代的な施設がちょうどよく混ざり合っていて、「広すぎず、狭すぎず、静かだけど活気もある」そんな印象だったとのこと。

一方で、設備や校舎の“きれいさ”については少し気にしていた様子もありました。娘が通っているのは、比較的新しい中高一貫校で、校舎も設備も非常に整っている学校です。そのため、国立大学の設備には多少の不安もあったようですが、実際に訪れてみて、「確かに古さは感じたけど、“無理!”ってほどではなかった」とのこと。

特に気になっていたトイレについても、「すごくきれいとは言えないけれど、不快感があるわけじゃない」と、想像していたほどのギャップはなかったようで、親としては少しホッとしました。国立大学はどうしても私立に比べて施設の新しさでは見劣りすることがあるので、その点は少し気になっていたところでしたが、本人が実際に確認できたのは良かったと思います。

また、当日スタッフとして対応してくれた学生の方々の表情や言葉にも安心感を持ったようです。質問をしたら丁寧に答えてくれたり、困っている人をさりげなくサポートしたり。「こんな先輩たちと一緒に学べたらいいな」と思えたことが、娘の中で「この大学いいかも」という気持ちを後押ししたのかもしれません。

オープンキャンパスを終えて:これからの学びへの第一歩に

横浜国立大学のオープンキャンパスから帰ってきた娘は、以前よりも「大学で学ぶ」ということを現実的に考えられるようになったようです。

もちろん、まだ高校1年生。これから先、興味や関心が変わっていく可能性もありますし、ほかの大学や分野に目が向くこともあるかもしれません。でも、今回のオープンキャンパスで「自分が大切にしたいこと」「学んでみたいと思えること」に出会えたのは、娘にとって大きな一歩だったと思います。

これからの高校生活で、さまざまな経験を積みながら、自分に合った道を見つけていってほしい——そんな願いを込めて、この記事を書いています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました