2024年の大学入試における東京都内の東京大学合格者数ランキングが、受験情報サイト「インターエデュ・ドットコム」にて発表されました。本記事では、そのランキング結果をもとに、上位30校と日比谷高校、渋谷教育学園渋谷高校の躍進、そして都立中高一貫校の躍進について詳しくご紹介します。

📝 なぜ追記するのか(2026年更新) この記事は2024年に執筆したものに、その後2025年・2026年の東大合格者数ランキングを継ぎ足しながら育てている「定点観測記事」です。2024年当時の温度感はそのまま残しつつ、各セクションに「▼2025年最新データ」「▼2026年最新データ」を積み重ねることで、3年分の変化が一目でわかるようにしています。開成の躍進、日比谷の勢い、都立中高一貫校の伸びが、この3年でどう動いたのか——ぜひ比べながらお読みください。
開成が149人でトップ!筑波大学附属駒場、桜蔭が続く
東京大学合格者数ランキング1位に輝いたのは、全国1位でもある開成高等学校(149人)です。昨年より2人合格者数を増やし、圧倒的な強さを見せつけました。開成高等学校の東京大学合格者数ランキング1位は43年連続で圧倒的な成果となっています。2位は筑波大学附属駒場高等学校(90人)、3位は桜蔭高等学校(63人)と、上位3校は昨年と変わらず、安定した強さを誇っています。
▼2026年最新データ:開成が198人で歴史的な独走、44年→45年連続1位へ 2026年入試で開成高等学校は198人(現役143人)という驚異的な数字を叩き出し、全国1位を独走。2024年149人 → 2025年150人 → 2026年198人と、この年だけで約50人も跳ね上がる歴史的な躍進を見せ、連続1位記録をさらに更新しました。理科三類だけで10人が合格しています。 一方で筑波大学附属駒場は89人となり、117人だった前年から数を戻しました。都内では開成に次ぐ2位を維持していますが、全国順位では灘(95人)・聖光学院(93人)に抜かれ、上位の顔ぶれに変化が出ています。桜蔭高等学校は62人(現役54人)と2025年の52人から10人増やし、盛り返しました。

日比谷は躍進!麻布は順位を落とす
4位以下には、日比谷高等学校(60人)、麻布高等学校(55人)、海城高等学校(49人)など、名門校が続々とランクインしました。
日比谷高等学校は、昨年の51人から9人増の60人を合格者数に送り出し、大きく順位を上げました。特に、現役合格者が19人増えたことが躍進の要因となっています。
一方、麻布高等学校は昨年の4位から5位に順位を落としました。しかし、合格者数は55人と依然として高いレベルを維持しています。
▼2026年最新データ:都内は開成→筑駒→麻布→日比谷→桜蔭の順、公立トップは日比谷が堅持 2026年の都内高校別ランキングは、1位 開成(198人)、2位 筑駒(89人)、3位 麻布(76人)、4位 日比谷(67人)、5位 桜蔭(62人)という並びになりました。都内で東大に50人以上を送り出したのはこの5校までです。 日比谷高等学校は67人と、81人だった2025年からはやや数を減らしたものの、公立校としては引き続き都内トップを守りました。3年を通してみると51人(2024)→81人(2025)→67人(2026)と高い水準で推移しており、公立進学校の代表格としての地位は揺らいでいません。麻布は76人で都内私立トップクラスを維持。なお全国的には、この年に合格者を増やしたトップ10校が開成・桜蔭・早稲田(30→37人)・筑波大附属(28→36人)と限られており、開成の一人勝ちが際立った年でもありました。
渋谷教育学園渋谷は4年連続合格者増!
渋谷教育学園渋谷高等学校は、43人の合格者を輩出し、9位にランクインしました。これは、昨年より2人増であり、4年連続で合格者数を増やしている快進撃が続いています。
▼2026年最新データ:渋渋は36人、ただし東大推薦は全国最多の4人合格 渋谷教育学園渋谷高等学校は2026年入試で東大36人(現役34人・既卒2人)となり、50人だった2025年からは数を落としました。合格者数だけを見ると一服した形ですが、注目すべきは東大の推薦型選抜(学校推薦型)で全国最多となる4人全員が合格したこと。共学校ならではの多様な進路実績や高い現役率もあり、単なる人数ランキングでは測りきれない存在感を放っています。海外大学への合格も多く、渋渋らしさが色濃く出た一年でした。
国立・都立からも合格者多数
今回の東京大学合格者数ランキングでは、上位30校のうち、国立大学附属校が3校、東京都立高校が8校(内中高一貫校が3校)と私立高校19校に対して一定の存在感を示しました。これは、単に合格者数が増加しただけでなく、都立中高一貫校を含む公立高校の存在感が高まっていることを示しています。
▼2026年最新データ:都立小石川は25人を維持、都立の存在感は定着へ 都立中高一貫校の筆頭・都立小石川中等教育学校は2026年も25人の東大合格者を出し、20人台の実績が「一過性ではない」ことを示しました。生徒数の少なさを踏まえた合格「率」の高さは私立難関校と比べても遜色なく、都立中高一貫校が難関大受験の一つの選択肢としてすっかり定着したことがうかがえます。日比谷を筆頭とする都立トップ校の実績と合わせ、「都立の存在感が高まっている」という2024年当時の指摘は、3年を経てより確かな潮流になりました。
今後の展望
2025年の東京大学合格者数ランキングにおいても、開成が44年連続の1位を死守するのか?日比谷、渋谷教育学園渋谷などの躍進は続くのか?そして都立中高一貫校を含む都立高校の合格者は増加するのか?見守っていきたいところです。
▼2026年最新データ:3年間のまとめと、これからの注目点 3年間を振り返ると、開成は連続1位を更新し続け、2026年には198人という歴史的な数字に到達。日比谷は81人(2025)→67人(2026)と高水準を保ち、公立トップの座を守り続けています。渋渋は人数こそ波があるものの、東大推薦で全国最多の合格者を出すなど質的な強さを見せました。都立小石川は24人(2025)→25人(2026)と20人台を安定させ、都立中高一貫校の躍進は定着段階に入っています。 参考までに、この3年間の主要校の推移をまとめると次のとおりです。
| 高校 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|
| 開成 | 149 | 150 | 198 |
| 筑波大附属駒場 | 90 | 117 | 89 |
| 麻布 | 55 | 82 | 76 |
| 日比谷 | 60 | 81 | 67 |
| 桜蔭 | 63 | 52 | 62 |
| 渋谷教育学園渋谷 | 43 | 50 | 36 |
| 都立小石川中等教育 | ― | 24 | 25 |
※数値は各年のインターエデュ・ドットコムおよび大学通信・産経新聞等の集計に基づく合格者数(現役+既卒)です。学年ごとの生徒数の違いがあるため、人数だけでなく合格「率」もあわせて見ると各校の実力がより正確に掴めます。 次に気になるのは、開成の独走がどこまで続くのか、日比谷など公立トップ校が再び数を伸ばすのか、そして都立中高一貫校がさらに一段上のステージへ進むのか——引き続き見守っていきたいところです。












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