総合型選抜(旧AO入試)のメリット・デメリットを徹底解説

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教育情報
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今年から長男が大学に進学しました。

長男は第一志望の大学を総合型選抜(旧AO入試)で受験して合格しました。

今回は、長男の受験で調べた総合型選抜(旧AO入試)についてご紹介します。

この記事を読んで欲しい方
  • 総合型選抜のことを知りたい方
  • 総合型選抜に強い塾を知りたい方
この記事を書いた人

管理人の"アニーパパ"と申します。 神奈川県在住40代です。
◆2022年から長女が公立中高一貫校に通っています
◆私は東証プライム市場上場企業子会社で教育事業の責任者を2年経験
◆副業で月間6万PV程度の教育メディアを運営
◆中高一貫校生向けのオンラインスクールを運営

教育事業の責任者をしていた時に公立中高一貫校受検の専門家や国際バカロレア(IB)の専門家の方々に、取材や対談でお会いして公立中高一貫校や英語教育に興味を持ちました。
このブログでは子供たちの中学受験体験記的な内容から仕事も含めて情報収集して集めた受検・教育情報なども紹介しています。
また、娘が中高一貫校に通うことになり中高一貫校の多くで使用されている検定外教科書「体系数学」と「New Treasure(ニュートレジャー)」に苦戦しました。そこで多くの専門家の方々に相談してオンラインスクールを開校しました。このような経験から得られたことも発信しています。

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総合型選抜(旧AO入試)とは?

文部科学省は、総合型選抜を下記のように定義しています。

詳細な書類審査と時間をかけた丁寧な面接等を組み合わせることによって,入学志願者の能力・適性や学習に対する意欲,目的意識等を総合的に評価・判定する入試方法

令和5年度大学入学者選抜実施要項について」より

総合型選抜(旧AO入試)は、大学の方針と受験生の希望のマッチングを重視する入試です。総合型選抜を実施する大学の大半では、「アドミッション・ポリシー」という形でどんな学生を求めているかを示しています。

「アドミッション・ポリシー」は、大学・学部によって異なるので、受験生は「アドミッション・ポリシー」を確認して、学びたい大学・学部を選ぶことになります。

アドミッション・カリキュラム・ディプロマ・ポリシー

文部科学省の大学教育部会は、2016年に「入学者受入れの方針」(アドミッション・ポリシー)、「教育課程編成・実施の方針」(カリキュラム・ポリシー)、「卒業認定・学位授与の方針」(ディプロマ・ポリシー)の策定及び運用に関するガイドラインを発表した。これらのポリシーは大学教育の質的転換を図る上で極めて重要であり、全ての大学がこの3つを一貫性あるものとして策定し公表することが求められている。

総合型選抜の選考方法

旧AO方式では書類審査や面接のみという大学も多かったのですが、文部科学省の「多面的・総合的に評価・判定する」という方針から、選抜方法も多様化しています。小論文やプレゼンテーション、資格・検定試験の成績、大学入学共通テスト(以下、共通テスト)を課すなど、選考方法も内容も大学によって異なるので、必ず確認するようにしましょう。

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総合型選抜と一般選抜の違い

一般選抜は基本的には、学力検査の得点で合否が決まります。一方の総合型選抜は大学によって選抜方法がさまざまで、小論文やディベート、面接など、学びへの意欲を総合的な視点から測って合否が決まります。なお、これらの選考に加えて、学力検査が課されることもあります。

また、一般選抜の選考は1~3月に実施されますが、総合型選抜は9~11月におこなわれるケースが多く、一般選抜よりも先に合格者が決まります。

アニーパパ

ちなみに、うちの長男は12月はじめには合格が決まり同じ年度に中学受験を受けた妹がクリスマスも年末年始もなく追い込みの勉強をしている中で、長男はクリスマスパーティーとかに行っていました💦

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総合型選抜と学校推薦型選抜(旧推薦入試)の違いとは?

総合型選抜は学校推薦型選抜と違って高校の推薦がなくても受験することができます。逆に学校推薦型選抜の一番の特徴は、出身高校の推薦書が必要だということです。

学校推薦型選抜の中でも、「公募推薦(公募制)」と「指定校推薦(指定校推薦)」の2種類の仕組みがあります。

公募推薦は出願できる学校に制限はありませんが、指定校推薦では自分が通っている高校が大学に推薦校として指定されていなければなりません。

どちらの場合もそれぞれの大学の出願条件(評定平均など)を満たし、高校の校長の推薦があることが出願の条件になっています。

総合型選抜のメリット

大学の「入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)」を元に大学・学部を選ぶことができるので学びたいことを学ぶことができることが最大のメリットです。

受験としてのメリットとしては下記のような点がメリットと捉えられるケースが多いです。

  • 学力に自信がなくても大学に進学できる可能性がある
  • 模試の偏差値や判定以上の大学に入学するチャンスがある
  • 評定が低くても受けられる大学・学部がある
  • 課外活動やクラブ活動の頑張りをアピールできる
  • 年内に受験から解放される

総合型選抜のデメリット

総合型選抜のデメリットは新しい受験のため受験対策が難しい面があります。模試などもありませんので自分が合格する可能性を判断する手段も限られます。

また一般受験も考えている場合は下記のようなデメリットもあります。

  • 一般受験の受験も考えている場合に一般受検の勉強に割ける時間が減る

また総合型選抜は専願受験が求められるケースもあり選択肢が限定されるケースもあります。

  • 大学・学部によっては専願受験が求められる

総合型選抜が向いている人・向いていない人

総合型選抜が向いている人

  • 好奇心が旺盛で行動力がある人(興味や関心を持っていることに関する行動をすぐにとれる人)
  • 自分の考えや思いを明確に言語化して他者に伝えることができる人
  • 自分の将来の夢や目標を明確に持っている人
  • 大学で学びたいこと研究したいことが明確な人
アニーパパ

息子は高校時代に留学したり、生徒会長をしたり、自治体主催の地域の課題解決プログラムに参加したりと行動力はあると思います。

ただ将来の夢や目標は「ぼやっ」としていましたが総合型選抜の選考を受ける中でマーケティングに興味を持ってマーケティング学部を第一志望として、いろいろレポートを作成したりしていました。

総合型選抜が向いていない人

総合型選抜が向いていない人は

  • 自分の想い(思考)をまとめて言語化するのが苦手
  • 小学生/中学生/高校生と主体的に様々な経験をしてきていない
アニーパパ

逆に「向いている人」で紹介した「将来の夢や目標、大学で学びたいことが明確」でないとは、しっかりと準備をすれば総合型選抜に挑戦することは可能だと思います。

総合型選抜(旧AO入試)対策ができるオススメ塾

総合型選抜専門塾AOI(AO推薦入試専門)

生徒の可能性を信じて夢を実現する力を、総合型選抜という大学受験を通して証明する学習塾です。

アニーパパ

総合型選抜は高校の進路指導の先生だと情報量も少なく、やはり専門的な塾のサポートを受けるのが有利だと思います。



総合型選抜専門塾AOIの特徴

1.合格率が高い

2022年度大学入学試験(2021年度実施入試)合格率95.2%!その理由は、「メンター」と「カリキュラム」に。 「メンター」…生徒に本気で寄り添い続ける知識実績豊富な総合型選抜合格者のメンターが指導いたします! 「カリキュラム」…学びたいことが明確になるカリキュラムにより170校以上の大学合格実績があります! この2つの要素の相乗効果により高い合格率を誇っています!

2.170校以上の大学合格実績

2019-2022年の一例としては難関私大では早稲田大学、慶応義塾大学、上智大学、GMARCH、関関同立をはじめ幅広い私立大学に合格実績があります。 国立/公立大学では京都大学、大阪大学、神戸大学のほか千葉大学、和歌山大学など。 ほか芸術系の多摩美術大学、武蔵野美術大学、大阪芸術大学なども合格実績があります。

AOIではやりたいことを、自己分析・大学リサーチ・学問探究・多分野の学問に触れる、 たくさんの生徒・メンター・社会人といった人との交流、 これらにより真に学びたいことが学べる志望校を選択することができます。

3.フルオーダーメイド授業

生徒一人ひとりの志望校、進捗に合わせて設計できるフルオーダーメイド授業が生徒の成長を促進します! 個人で異なる成長速度に対応するため、AOIでは3つのツール「映像授業」「ドリル」「ミッションシート」を 使用したなか、1対1のコンサル授業で合格へと導きます。

まとめ

今回は、総合型選抜(旧AO入試)のこと、体験談/メリット・デメリットやお薦めの塾などをご紹介しました。

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