中学受験準備に「スマイルゼミ」は使える？使えない？

櫻井翔さんがイメージキャラクターをしていてテレビCMなども放映されている「スマイルゼミ」、長女が公立中高一貫校受検塾に通う前の小4～小5の時期にスマイルゼミをやっていました。

今回は「スマイルゼミ」についてご紹介します。

この記事を書いた人

アニーパパ

管理人の"アニーパパ"と申します。 神奈川県在住40代です。2022年に長女が公立中高一貫校に無事に合格することができました。
私は東証一部上場企業の子会社で教育事業の責任者を2年ほどやっていました。当時、公立中高一貫校受検の専門家や国際バカロレア（IB）の専門家の方々に、取材や対談でお会いして公立中高一貫校や英語教育に魅力を感じました。
このブログでは子供たちの中学受検体験記的な内容から仕事も含めて情報収集して集めた受検・教育情報なども紹介していこうと思います。ちなみに2024年には次男の中学受検を予定しています。
また、娘が中高一貫校に通うことになり中高一貫校の多くで使用されている検定外教科書「体系数学」と「New Treasure(ニュートレジャー)」に苦戦しました。そこで多くの専門家の方々に相談してオンラインスクールを開校しました。このような経験から得られたことも発信しています。

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スマイルゼミ　タブレットで学ぶ 小学生向け通信教育

スマイルゼミとは

スマイルゼミの運営会社って？信頼できるの？

スマイルゼミは、ジャストシステムという設立1979年の老舗IT企業が運営しています。1985年に日本語ワードプロセッサ「一太郎」を発売した会社として有名ですが、日本語処理システム「KTIS」（現「ATOK」）を発表するなど言語処理システムに定評のある東証一部上場の企業です。

一般には知名度が、そこまで高い会社ではありませんが1999年の小学校向け日本語ワープロソフト「一太郎スマイル」発売以来、先生の声に耳を傾け、子どもたちが未来を生きる力を養うために必要なツールを提供し続けてきました。

小学校シェア85%

小学校向け学習・授業支援ソフト「ジャストスマイル」シリーズは、日本における小学校の85％が導入し、日々の授業で活用しています。

スマイルゼミとは

スマイルゼミは、2012年に小学生向けからスタートし、現在は中学生、幼児向けに提供されています。タブレットの特性をいかしつつも、紙教材での学習と同じく「書く学び」にこだわった通信教育です。現在、幼児コースには小学校入学までに必要なすべての学び、小学生コースには学校での予習、復習を中心とした教科書準拠※の学びを搭載しています。
※1年生～2年生の英語は英語必修化へ向けたオリジナルの教材を、3年生～4年生の英語は学習指導要領に準拠した教材を配信します。

スマイルゼミの小学生コースでは無学年学習ができる［コアトレ］が特徴の１つです。

「無学年学習［コアトレ］」教材開発の背景

スマイルゼミでは「自分の子どもに、いま受講しているコースよりも上の学びを体験させたい」という顧客の声に応えて「無学年学習［コアトレ］」の教材開発をおこなったとのことです。

開発の背景として小学校での新学習指導要領実施に合わせて開始した「全国学力診断テスト」※の結果分析により、基礎問題の取り組みとテスト結果の相関関係が判明したそうです。

3年生の場合、計算の反復により取り組んでいるお子さまの方が、平均点で+6.4点、5年生の場合、漢字の反復により取り組んでいる方が平均点で+4.5点と、反復に取り組んでいるお子さまの成績が高いことが判明したとのことです。そのような背景から、スマイルゼミでは「“タブレットで”算数や国語の基礎を鍛えるためには、どのような仕組みが必要か」と考えて「無学年学習［コアトレ］」の教材開発をおこなったとのことです。

※「全国学力診断テスト」…年に3回の長期休みのタイミングに合わせ実施している、国語と算数の学力到達度を測る全国統一テスト。苦手/得意の判定をし、一人ひとりに合わせた対策講座を提示する。

「無学年学習［コアトレ］」とは

「無学年学習［コアトレ］」とは、算数・数学、国語に特化し、幼児から中学生レベルまで学年を超えて“先取り”や“さかのぼり”ができる教材です。例えば、年長のお子さまが、小学生以上の単元に取り組んだり、小学5年生のお子さまが、小学6年生以上の単元に挑戦できるようになります。また、算数・数学では、計算力を高めるだけではなく、「数的処理能力」「図形認識力」を同時に伸ばします。国語では、漢字・語彙・文法などの基礎を身につけながら、文の仕組みを読み解く力を伸ばし、タブレット学習だからこそできる体系的なカリキュラムにより、学力の体幹を鍛えていきます。

「無学年学習［コアトレ］」は、スマイルゼミ 幼児コース、小学生コースにお申し込みいただくと、従来の教材に加えて、受講いただけるようになります。別途お申し込みの必要はなく、追加料金もかかりません。

アニーパパ

無学年で先取り学習ができるので、中学受験を考えているご家庭でも基礎力の定着に活用できると思います。特に算数・数学では、計算力を高めるだけではなく、「数的処理能力」「図形認識力」を動画などでわかりやすく解説してくれるので理解がすすむと思います。

特に公立中高一貫校の適性検査は、基本的には小学校で習う範囲から出題されます。基礎力をしっかり身に付けておくことが小5、小6になって適性検査対策をする時に役に立ちます。

「無学年学習［コアトレ］」の特徴

学年を超えて学ぶことができる

学年に関係なく、一人ひとりの理解度に合わせて、スモールステップで進められます。得意な分野はどんどん先取りし、苦手な分野は学年をさかのぼって学び直すこともできます。中学生コースからは進研ゼミ、Z会、四谷大塚のオンライン学校など多くオンライン教育サービスが無学年式のカリキュラムを提供していますが小学生コースで無学年式のカリキュラムを提供しているのはスタディサプリとスマイルゼミくらいだと思います。

学力の体幹を鍛えることができる

すべての学習の⼟台となる算数・数学、国語。そのコアとなる分野をしっかり鍛え、学校の授業への理解が深まるだけではなく、応⽤問題や教科を横断した複合問題にも余裕をもって取り組める力が身につきます。

一人で取り組んでも理解できる仕組み

1. 「習得」⇒「定着」⇒「強化」　のサイクル
初めて取り組む内容では、つまずきやすいポイントを踏まえた動画などで考え方を学び理解できるよう「見ながら解く」ことを意識（習得）。考えや解き方を理解したら、次は豊富な練習問題に取り組み、学んだ知識を定着させ「自分で解く力」を鍛えます（定着）。慣れてきたら、スピードを意識して解く問題や、楽しいイベントなどにより反復学習を促すことで「正確に速く解く力」を養います（強化）。

一般的な紙のドリルでは「定着」に注力しますが、スマイルゼミの「無学年学習［コアトレ］」ではしっかり「習得」の段階を踏むことで、学習の基礎を築きます。

2. 家にいながらまるで教室にいるような楽しさで取り組める「みんトレ」
「みんトレ」は、タブレットを通じて、他のスマイルゼミ会員とゲーム感覚で競いながら学習し、反復学習、実力アップに繋がるトレーニングです。同じ単元に取り組んでいるお子さまのなかから、ランダムにピックアップされた5人が、同じ問題に挑戦することができます。仲間と一緒に取り組むことで、モチベーションが高まり、お子さまのやる気を継続させます。

■学習効果が上がる体系的なカリキュラム
「無学年学習［コアトレ］」のカリキュラムは、各単元を体系的に関連付けしているため、学習したことが次の問題を解くのにいかされるようになっています。紙のドリルでは、1 つの単元（例えば計算）が解けるようになったら、また別の新しい単元に取り組む、というように計算分野だけを先取りするカリキュラムが一般的ですが、スマイルゼミでは、タブレット内に独自のカリキュラムを設計しているため、関連する図形や数量分野も一緒に学ぶことで理解・定着を促進します。

【算数・数学】
算数の場合、「計算」という軸を持ちつつ、「図形」「数量」のなかでも関連性のある単元に連続して取り組むことができるようになっているため、効率よく学習を進めることができます。

【国語】
国語の場合、1 ステージごとに、漢字と言葉の知識をしっかり蓄えてから、文の仕組みを読み解く問題に臨みます。近年、小学生の読解力低下が問題視されるなか、「無学年学習［コアトレ］」の国語では、長文ではなく短い文章の中でしっかりと「文のしくみ」を理解し、長文読解にいかせる力を鍛えます。

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スマイルゼミ　タブレットで学ぶ 小学生向け通信教育

スマイルゼミが公立中高一貫校受検で活用できるポイント

アニーパパ

スマイルゼミだけで中学受験（受検）に挑戦するのは厳しいかもしれませんが、基礎力を身に付ける目的で幼児や低学年で活用するのは有効だと思います。

雑に書いた文字を指摘丁寧に書く習慣が身につく

漢字の学習では「とめ・はね・はらい」などに注意しながら覚えることができます。公立中高一貫校受検の記述問題では、「雑な字」や「くせ字」は減点の対象になってしまいますのでスマイルゼミでの学習は有効だと思います。

文章読解力・論理的思考力　問題解決力を身につける

発展クラスでは標準クラスで学ぶ内容に加え、学校で習う範囲以上の問題にも取り組み、文章読解力・論理的思考力・問題解決力を身につけます。

筆算・途中式も、しっかり書いて学べる

公立中高一貫校受検の適性検査では思考を整理して問題に取り組む必要があります。スマイルゼミの算数の文章題や面積の問題などでは、途中式をメモ書きすることで頭の中を整理しながら答えを導き出せます。

解答後、その場ですぐに｢自動丸付け」

問題を解いたその場ですぐに自動丸付け。つまずいてしまった問題は間違えたままにせず、考え方や解き方を手順を追って丁寧に解説するので、短い時間でも理解を深めながら進められます。

スマイルゼミの特徴

中学3年生までの先取り学習

プリント学習教室（公文など）のような中3までの先取り学習のほか、漢検ドリル、英検^®対策（オプション）、みんなで競って学べる講座など、豊富な先取りを受講可能です。^*1

さかのぼり学習

現学年だけではなく、スマイルゼミはどこまでもさかのぼって学習できます。（算数・数学、国語）（幼児から中3まで）^*1

タブレットのみで完結

紙教材や個別添削を必要としないタブレット1台で完結する学びを実現。消しゴムのカスも出ません。学習内容も保護者はスマホで確認可能です。

リアルタイムで競い合う学び

同じレベルのお子さまと同時に、一緒に競い合って取り組む講座「みんトレ」を搭載。問題に取り組む以外に他会員と自由に交流できません。^*1

学力診断テスト

スマイルゼミは「しっかりと書いて解く」問題でテストを受けることができます。また、その場で結果を確認できます。学力診断後はすぐに、一人ひとりに適した対策講座を配信します。

学力到達度を測ると共に苦手得意を判定するので、得意分野はさらに伸ばし、苦手分野はしっかりと対策します。テスト結果は、スマートフォンなどから確認できるため、適切な声掛けをしていただくことができます。

漢検対策講座

スマイルゼミは漢検協会公式教材で学習。過去問を使って試験本番の制限時間に合わせたトレーニングが可能です。漢字検定の10 級（小学校1年生修了程度）から2 級（高校卒業・大学・一般程度）まで対応。各級で合格基準を満たすと、どんどん次の級へ進めます。

漢検・英検®無料受検

漢検・英検^®対策講座をご提供。さらに、スマイルゼミなら年に１回、実質無料で実際の検定を受検いただけます。^*2

細かな文字までしっかり書ける専用タブレットで日々学習することにより、スマイルゼミ受講生は、全国平均を上回る「漢検合格率95.9％」という高い合格実績を上げています。多くのお子さまが漢検に合格した証として、「日本漢字能力検定 団体の部 奨励賞」を7年連続で受賞しています。
「スマイルゼミ」では、日々の学習成果を目に見えるかたちで測り、今後の学習意欲につなげてもらうため、年1回、「漢検」と「実用英語技能検定（英検）」が無料で受検できる取り組みを行っています。

「漢検に挑戦！応援キャンペーン」概要

次の条件を満たしている「スマイルゼミ」会員は、「漢検受検料」が全額無料となります。

【条件】
  ・受検日当日に「スマイルゼミ 小学生コース」または「スマイルゼミ 中学生コース」を受講中であること
  ・2022年4月１日(金)～2022年4月13日(水)に申し込みをする級の「漢検チャレンジ」に取り組み、1回でも合格していること
  ・申し込みできる級は、受検時の学年を含む上の級または1つ下の学年相当のうち1つ
    例）2022年4月に小学4年生の場合、8級（小学3年生修了程度）以上のいずれかの級

受検日 ：2022年6月19日（日） （2022年度 第1回漢字検定）
検定会場 ：全国の公開会場
申込方法 ：「スマイルゼミ みまもるネット」からお申し込みいただけます。

学習ナビゲート

電源を入れるとすぐに今日やるべき講座がわかる「きょうのミッション」を提供しています。

毎月の表彰

毎月の取り組みをみんなの前で表彰。
お子さまのやる気を高める仕組みをご用意しています。

みまもり

チャットのようにやりとりができる「みまもるトーク」は、仕事の合間や帰宅途中でもスマートフォンからお子さまの頑張りを褒めてあげることができます。

均質な添削指導

スキルによって差が出る人の手を介した添削ではなく、丸付けや間違えた箇所の解説、漢字のとめ、はね、はらいや字形の美しさのチェックなどまで自動で添削。発展クラスでは「解き方動画^*3」をご提供しています。

プログラミング講座

小学校でプログラミング必修化、新学習指導要領に沿った講座を配信。

学年に合わせた最適なプログラミングと、教科に関連したテーマで「プログラミング的思考力（論理的思考力）」を養いながら「教科の学び」を深めます。

アニーパパ

プログラミング分野の問題は公立中高一貫校の適性検査でも毎年数校で出題されています。プログラミングそのものと言うよりプログラミング分野の問題で論理的思考を試すような問題が多いのでプログラミングの講座は活用できると思います。

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スマイルゼミ　タブレットで学ぶ 小学生向け通信教育

ムダな紙・付録が溜まらない

教材はすべてタブレット1台に集約。教材が散らかることも紛失することもありません。

手をついて書ける学習専用タブレット

1.7mmのペン先で、細い文字もしっかり書けるので、計算問題の途中式や記述問題も丁寧に書くことができます。

“苦手”を残さない「解き直し」システム

間違えた問題はすぐ解き直せます。その場でわからなくても、後日優先的に出題。解けた問題も忘れないうちに反復練習できるので、苦手をなくします。

解くたびに問題が変わり、確かな実力を養う

トレーニングモードでは、同じ問題でも解くたびに問い方が変わるので、問題文を読み解き、立式する力を養います。

アニーパパ

解き直しシステム、違う問題が出題されるなどは基礎力の定着にとても有効だと思います。

*1 無学年学習[コアトレ]で提供します。来春提供開始。
*2 英検^®対策はオプション講座。受検費用のみの負担です。
*3 発展クラスで提供します。

※「漢検」「漢字検定」は、公益財団法人 日本漢字能力検定協会の登録商標です。
※英検^®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
※このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

安心安全のスマイルタブレット

独自の耐久テストをクリアしたタフ設計

スマイルゼミのタブレットは、市販されているタブレットよりもタフなタブレットを提供しています。

万が一の故障も安心「あんしんサポート」

スマイルゼミでは、タブレットが万が一故障・破損してもご安心いただけるための「保証制度」をご用意しています。

目をしっかり離して学べる学習専用タブレット

スマイルゼミでは、適正な距離を保って学ぶことができるよう、ノート大の大きな画面を採用しています。

有害サイトへのアクセスをブロック

インターネット利用の許可、利用時間、履歴確認は保護者の方が管理できます。

スマイルゼミのキャンペーン

資料請求で全員もらえる

スマイルゼミオリジナルポケモンで覚えよう！カード

ポケモンに関するさまざまなアルファベット表記や、高さ・重さの単位を学べます。

読めない漢字・書けない漢字攻略BOOK

全国の小学生コース会員の学習データを分析！ドリル形式で予習・復習に役立つ！

しかも実際の講座を、約2週間じっくりお試しできます！

重要単元を集中的におさらい

これまでに習った中でのつまずきやすい単元を効率的にまとめた総復習講座。無理のない学習でつまずきをなくし、新学年からの自信につなげます。

自動丸付けと丁寧な解説でしっかり定着

問題を解いたその場ですぐに自動丸付け。つまづいてしまった問題は間違えたままにせず、考え方や解き方を手順を追って丁寧に解説するので、しっかり理解できます。

スマイルゼミの料金

小学校1年生

タブレット1台に全教科入って月額2,980円

*1　スマイルゼミ　1年生コース（標準クラス）を12か月分一括払いの場合（税込）
*2　「子供の学習費調査（平成30年度文部科学省）」において、年間で学習塾費に支出した方の平均金額（公立小学校　136,000円）

小学校2年生

タブレット1台に全教科入って月額3,200円～^※1(税込3,520円)

*1　スマイルゼミ　2年生コース（標準クラス）を12か月分一括払いの場合（税込）

小学校3年生

タブレット1台に全教科入って月額3,800円～^※1(税込4,180円)

*1　スマイルゼミ　3年生コース（標準クラス）を12か月分一括払いの場合（税込）

小学校4年生

タブレット1台に全教科入って月額4,400円～^※1(税込4,840円)

*1　スマイルゼミ　4年生コース（標準クラス）を12か月分一括払いの場合（税込）

小学校5年生

タブレット1台に全教科入って月額5,200円～^※1(税込5,720円)

*1　スマイルゼミ　5年生コース（標準クラス）を12か月分一括払いの場合（税込）

小学校6年生

タブレット1台に全教科入って月額5,700円～^※1(税込6,270円)

*1　スマイルゼミ　6年生コース（標準クラス）を12か月分一括払いの場合（税込）

スマイルゼミの口コミ

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スマイルゼミ　タブレットで学ぶ 小学生向け通信教育

まとめ

娘が公立中高一貫校受検塾に通い始める前に約2年間利用させてもらったのがスマイルゼミでした。

Z会、進研ゼミなどと比較して楽しく、しかも基礎をしっかりと定着できる通信教育サービスでした。