中学受験すべき?地元の中学ではダメなの?

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中高一貫校
  • 中学受験に挑戦すべき?
  • 中高一貫校って本当にうちの子に合ってるの?
  • 地元の公立中学校を選んだら、将来の選択肢が狭まらないか心配…

お子さんの進路を考える時、こんな風に頭を悩ませていませんか?

この記事は、まさにそんな悩みをお持ちの方に参考になればと思い、我が家のリアルな経験を元に書きました。

『中学受験を経て中高一貫校に通う長女』と、『地元の中学校を選んだ次男』それぞれの学習状況や英検の進捗、そして科目ごとの定着度を詳細に比較することで、「中学受験に挑戦すべきか?」「学校選び」でお悩みの皆さんの参考になればと思います。

この記事を読めば、単なる学校の種類や偏差値だけでなく、お子さん一人ひとりの学習スタイルや個性に合った「本当に伸びる環境」を見つけるヒントが得られるはずです。なぜなら、実際に私自身もこの比較を通して、それぞれの学校が持つメリット・デメリット、そして何より「基礎の定着」と「適切なサポート」がいかに大切かを痛感したからです。

中高一貫校に通う長女と地元公立中学に通う次男

中学受験を経て中高一貫校へ進むのか、それとも地元の公立中学校に進むのか。

この選択は、多くのご家庭にとって悩ましいテーマですよね。

我が家には、まさにその二つの道を歩む子どもたちがいます。長女は中学受験を経て中高一貫校に通い、次男は中学受験には挑戦したものの第一志望校にご縁がなく地元の公立中学校を選びました。

それぞれの学校生活を見ていて感じるのは、単なる「受験の合否」や「学校のブランド」だけでは測れない、学びの定着度得意を伸ばす環境の重要性です。

成績に見るリアルな差:数字が語る現状

長女が通う中高一貫校では、娘が得意な国語や英語でも5段階評価で4と5を行ったり来たり。

苦手な数学や理科に至っては、5段階評価では3を取得していますが、定期テストの点数は平均点前後を推移しており、平均点を大きく下回ることもありました。

一方、地元の中学校に通う次男は、定期テストでは主要5教科が90点前後と高得点を維持し、評価もほとんど5が中心で一部4と言った感じです。本人も主要5教科には自信を持って学習に取り組んでいます。この数字を見ると、一見すると地元の公立中学の方が次男の学習が順調に見えます。

アニーパパ
アニーパパ

ちなみに娘は中1から数学と英語をオンライン家庭教師の先生に習っています。

次男は中学入学前から最難関高校受験塾に入塾し、英語に関してはオンライン家庭教師の先生からも週に1回、指導を受けています。

英検の進捗:中高一貫校と公立中学、遜色ない英語力

英語学習の進度でも比較してみましょう。

英語学習の進度を例に見てみましょう。長女は中1で英検3級、中2で準2級に合格と順調でしたが、中3で2級に一度落ちてしまい、今年の高1秋での合格を目指しています。最終的には高2で準1級、高3の夏休みまでに1級合格を目標にしています。

もちろん、学校の授業だけで比較すれば、中高一貫校では高度な教材が使われたり、毎年イングリッシュキャンプなどの行事が開催されたりと、大きな差があると感じます。しかし、次男も負けていません。中1で英検3級に合格し、中2の今年中に準2級、中3の秋には2級合格を目指しており、これが実現できれば、高1で準1級、高2で1級も十分に狙える可能性があります。

前提として、次男は中学1年生から塾と並行してオンライン家庭教師の先生に1対1の授業を受けており、英語だけで言えば中高一貫校と遜色ない進度で学習できる状態を創り出せています。こうして見ると、保護者のサポート次第では英語力においては、両者に大きな差がないと感じています。

数学の定着度:進度と理解度のギャップ

中高一貫校は数学などの進度が速く、より高度な内容を扱う傾向にありますが、必ずしもそれがそのまま定着に繋がるとは限りません。我が家の場合は、基礎をじっくりと固めている次男の方が、応用問題への対応力も含め、学びがしっかりと定着しているように感じます。これは、早く進むことだけが重要なのではなく、基礎の徹底がいかに重要かを示唆しているのかもしれません。

ただし、大学受験からの逆算で考えると、娘の学校では高校1年生の夏休み前に「複素数」など高校2年生で学ぶ範囲をすでに学習しています。中学生時代から高校範囲を体系的に学ぶ仕組みが整っているため、学校の授業を上手に活用できる生徒にとっては、中高一貫校のカリキュラムの方が間違いなく優れていると言えるでしょう。一方で、定着は生徒個人の努力に任されている面が大きく、定期テストのレベルも高いため、思うように成績が伸びないと自己肯定感が低くなる傾向もあるように思います。

どちらが良いか? 問いへの答えと保護者の実感

娘と息子を見ていて、学校選びは一概に「どちらが良い」とは言えないと痛感しています。

ただし中学受験を小学校高学年に経験したことは、娘にも息子にも良い経験になっていると感じます。

中高一貫校が提供する独自のカリキュラムや進んだ教育環境は確かに魅力的ですが、それが全ての子どもに最良の形をもたらすとは限りません。特に、進度の速い中高一貫校では、子どもがその進度についていけず、基礎が定着しないまま進んでしまうリスクも潜在しています。

地元の公立中学校でも、次男が示してくれたように、子どもの特性や努力、そして家庭でのサポート(例えば塾やオンライン家庭教師の活用など)次第で十分な学力を身につけ、高い目標を目指せることを実感しています。

逆に娘は国立大学を志望していますが、理系科目への苦手意識があり苦戦しています。

大切なのは、学校の種類に囚われることなく、お子さん自身の学習スタイル、得意・苦手、そして「どのような環境であれば最も力を伸ばせるか」を深く理解することです。その上で、お子さんに合った環境を選び、あるいは与えられた環境で最大限に力を伸ばせるよう、親としてどうサポートしていくか。これが、後悔しない学校選び、そして子どもの成長を支える上で最も重要だと感じています。

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