2024年の大学入試における東京都内の東京大学合格者数ランキングが、受験情報サイト「インターエデュ・ドットコム」にて発表されました。本記事では、そのランキング結果をもとに、上位30校と日比谷高校、渋谷教育学園渋谷高校の躍進、そして都立中高一貫校の躍進について詳しくご紹介します。
開成が149人でトップ!筑波大学附属駒場、桜蔭が続く
東京大学合格者数ランキング1位に輝いたのは、全国1位でもある開成高等学校(149人)です。昨年より2人合格者数を増やし、圧倒的な強さを見せつけました。開成高等学校の東京大学合格者数ランキング1位は43年連続で圧倒的な成果となっています。2位は筑波大学附属駒場高等学校(90人)、3位は桜蔭高等学校(63人)と、上位3校は昨年と変わらず、安定した強さを誇っています。
日比谷は躍進!麻布は順位を落とす
4位以下には、日比谷高等学校(60人)、麻布高等学校(55人)、海城高等学校(49人)など、名門校が続々とランクインしました。
日比谷高等学校は、昨年の51人から9人増の60人を合格者数に送り出し、大きく順位を上げました。特に、現役合格者が19人増えたことが躍進の要因となっています。
一方、麻布高等学校は昨年の4位から5位に順位を落としました。しかし、合格者数は55人と依然として高いレベルを維持しています。
渋谷教育学園渋谷は4年連続合格者増!
渋谷教育学園渋谷高等学校は、43人の合格者を輩出し、9位にランクインしました。これは、昨年より2人増であり、4年連続で合格者数を増やしている快進撃が続いています。
国立・都立からも合格者多数
今回の東京大学合格者数ランキングでは、上位30校のうち、国立大学附属校が3校、東京都立高校が8校(内中高一貫校が3校)と私立高校19校に対して一定の存在感を示しました。これは、単に合格者数が増加しただけでなく、都立中高一貫校を含む公立高校の存在感が高まっていることを示しています。
今後の展望
2025年の東京大学合格者数ランキングにおいても、開成が44年連続の1位を死守するのか?日比谷、渋谷教育学園渋谷などの躍進は続くのか?そして都立中高一貫校を含む都立高校の合格者は増加するのか?見守っていきたいところです。
コメント