娘が通う中高一貫校では夏休み明け翌週には前期期末テストが実施されます。
夏休み後半は学校の宿題と期末テスト対策で大変そうです。
先週末は家族で旅行したのですが夏休みに1日ゆっくり楽しめたのは家族旅行の1泊2日だけだったかもしれません。
今回は夏休み明けにおこなわれる前期期末テスト対策の取り組みをご紹介します。
中高一貫校生の夏休み明け定期試験対策:計画性と効率性を重視!
娘の夏休みもあとわずか。いよいよ前期期末テストに向けて、本格的な勉強モードに入りました。
娘は学校で配布された計画表を作成して期末テスト対策を頑張っています。
計画性と効率性を重視!夏休み後半の勉強法
夏休み後半は、学校の宿題や部活動に加え、期末テスト対策も並行して行うため、時間との勝負になります。計画性と効率性を意識した勉強法が大切です。
うちではオンライン家庭教師の先生と相談して
1. 現状把握と目標設定
- どこがわからないのかを明確にする: 過去問や教科書を見直し、苦手な単元や問題タイプを特定しましょう。
- 具体的な目標を設定: 「数学の応用問題を解けるようにする」「英語のテストで90点以上取る」など、達成可能な目標を立てたようです。数学は毎回平均点前後を行ったり来たりしているので基礎的な問題で間違えないことと、応用問題でも正解を出せるように準備をしているそうです。
2. 効果的な時間配分
- ポモドーロテクニックを活用: 25分集中して勉強し、5分休憩を挟む。このサイクルを繰り返すことで、集中力を維持できます。
ポモドーロテクニックは 1980年代に当時大学生だったイタリア人起業家および作家のフランチェスコ・シリロにより考案されました。
時間管理と生産性の問題に悩んでいたシリロが「まずは10分間集中的に勉強できるか」と自分に問いかけたことが、このポモドーロテクニック誕生のきっかけです。ちなみに、勉強時間を測定するためにそのとき使ったのが、トマトの形をしたキッチンタイマーでした (イタリア語でトマトは「ポモドーロ」です)。ポモドーロという名前の由来となります。
その後何度も試行錯誤や微調整を重ね、完成したのが「作業時間は25分」というポモドーロテクニックです。最初は、締め切りに追われながら膨大なタスクが発生するソフトウェア開発のエンジニアから浸透し、その後IT業界以外にも広まっていきました。
- 科目ごとの勉強時間を決める: 苦手な科目に時間をかけるなど、科目ごとの重要度に合わせて時間を配分しましょう。
3. 夏休みの課題を活用する
- 夏休みの課題を活用する:娘の学校では夏休み明けの翌週が期末テストです。 そんなスケジュールですが夏休みの課題が結構な分量で出されています。夏休みの課題とは言え期末テスト直前に取り組むように指示された課題なので期末テストと全く無関係と考える方が不自然です。
娘は期末テスト対策の一環として夏休みの課題に取り組んでいるようです。
科目別の対策法:苦手科目を克服するコツ
科目ごとに特徴が異なるため、それぞれに合った対策方法を取り入れることが重要です。
数学
数学で重要なのは問題演習です。
「数式を覚えるだけで対応できる」という暗記系の問題は多くありません。
数学では、覚えた数式を使って問題を解く力が求められますから、演習を中心に勉強しましょう。演習を重ねるほどに、問題への理解が深まります。
定期テスト対策としては、テスト範囲の問題集やワークを3周以上することを前提に計画をたてるようにしましょう。
- 基本問題を徹底的に解く: 基本問題を繰り返し解くことで、解法パターンを身につけましょう。
- 問題文を丁寧に読む: 問題文の意味を正確に理解することが、解くための第一歩です。
- 分からない問題は放置せず、すぐに質問する: 疑問点を放置していると、後々大きな壁となってしまいます。
英語
英語では、まずは単語・熟語等を暗記しておくことが重要です。
定期テスト直前に一気に覚えようとせずに日常的に暗記して定着させていくことが重要です。
仮に、定期テスト直前の一夜漬けで覚えた単語・熟語等で定期テストで得点が取れても、定着させなければ、次回以降のテストで得点をとることは難しいでしょう。
その上で、まずは教科書に掲載されている英文を音読して、文法事項も含めて理解できていない箇所がないようにしましょう。
教科書として「NEW TRESURE(ニュートレジャー)」を採用されている学校の場合は、Grammer中のKey points(そのLessonで重要な英文法の事項がまとめられています)を読み込み内容を理解するとともに、例文を何度も音読して定着させましょう。
英語は、単語・熟語や文法知識などを身に付けるのが前提になりますが、定期テストの1ヶ月くらい前からは、問題集やワークの演習に取り組みましょう。
- 単語・熟語の暗記: 単語帳や問題集を活用して、単語・熟語を繰り返し暗記しましょう。
- 文法問題を解く: 文法問題を解くことで、文の構造を理解し、読解力を向上させましょう。
- 英文を声に出して読む: シャドーイングや音読をすることで、リスニング力と発音を同時に鍛えられます。
国語
古文・漢文、そして漢字の読み書きやその意味など知っていれば対応できる問題は、しっかり暗記してテストに備えましょう。
暗記問題は、覚えてしまえば得点できる分野です。それは周囲の生徒も同じです。暗記問題を落とすと周囲と差がついてしまうので気をつけましょう。
その上で、テスト範囲の文章などはしっかり読み込んで内容を理解しておきましょう。
- 問題文を丁寧に読み込む: 問題文の意味を正確に把握することが、解答の鍵となります。
- 古典文の読解練習: 古典文の読解練習を積み重ねることで、読解力が向上します。
- 作文の練習: 様々なテーマで作文を書く練習をすることで、表現力を養いましょう。
理科
理科の4科目(物理、化学、生物、地学)の勉強法は、
- 暗記とともに数学的な考え方が必要:「物理」「化学」
- 暗記科目である「生物」「地学」
に大別できます。
教科書に掲載されている知識や考え方を身に付けて、問題集などに取り組むのが王道です。
社会
社会は暗記科目ですが、ただ暗記していても楽しくありません。
社会は歴史、地理、公民の大きく3つの分野に別れますが歴史では「歴史は大きな流れを掴む」ことが重要です。
この「歴史の大きな流れ」を掴むのに「まんが 日本の歴史」などで楽しみながら掴むのが1番です。
歴史以外にも「公民」や「地理」分野も漫画で概要を掴むのは効果的です。
苦手意識がある場合は、無理に難しい問題集に取り組んだり、苦手意識を持ったまま「ひたすら暗記」などせずに、まずは全体像を漫画などで掴むのが近道です。
とは言え、最後はしっかり暗記もしないと点数にはなりません。
モチベーションを維持する方法:集中力を高める秘訣
夏休み中の勉強は、なかなかモチベーションが続かないものです。集中力を高め、最後までやり抜くための工夫をしましょう。
1. 勉強環境を整える
- 静かで明るい場所を選ぶ: 集中できる場所を選び、机の上を整理整頓しましょう。
- 快適な服装で勉強する: リラックスできる服装で勉強することで、ストレスを軽減できます。
2. 小さな目標を設定する
- 大きな目標を小さな目標に分解する: 大きな目標を達成するのが難しいと感じたら、小さな目標に分解して一つずつクリアしていくようにしましょう。
3. ご褒美を用意する
- 目標達成のご褒美: 目標を達成したら、自分が欲しいものを買うなど、試験が終わったら観たい映画を観に行くなど自分にご褒美を用意するのも良いかもしれません。
まとめ
夏休み明けの定期試験対策は、計画性と効率性を意識することが大切です。苦手科目を克服するためには、科目ごとの特徴に合わせた対策方法を取り入れ、モチベーションを維持するためには、集中力を高める工夫をしましょう。
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