中高一貫校で数学が苦手で授業についていけない時の対策

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数学(体系数学)

中高一貫校の数学の授業は進度が速く、内容も高度です。そのため、数学が苦手で授業についていけないと感じる生徒も少なくありません。

しかし、適切な対策を講じることで、数学の苦手を克服し、授業についていけるようになります。この記事では、その具体的な対策を紹介します。

この記事を読んで欲しい人
  • 中高一貫校に通っているが数学に苦手意識を持っている
  • 体系数学など検定外教科書対策を知りたい
  • 難関大を目指しているのが数学の成績が伸び悩んでいる

数学が苦手になる原因

中高一貫校で数学が苦手になる原因は主に以下の3つです。

1.積み上げ式の教科であるため

数学は、前の単元の理解が次の単元の理解に直結する積み上げ式の教科です。基礎がしっかりしていないと、次の内容が理解できず、どんどん遅れてしまいます。

特に中高一貫校の多くで採用されている「体系数学」は同系列の分野が体系的に連続して掲載されており、同じ分野の内容を簡単なものから難しいものへと体系的に学ぶことができるようになっているのが特徴です。

例えば代数だと正負の数、文字式、一次方程式、連立方程式、不等式、1次関数など中学1年生で中1分野から高1分野まで同系列の分野を体系的に学習します。

なので「一次方程式」で躓いている状態で「連立方程式」を学習しても内容が理解できず、どんどん遅れてしまうわけです。

2.中だるみ

中高一貫校では、高校受験がないため、勉強に対するモチベーションが低下しやすい傾向があります。また、中だるみが発生しやすい時期としては夏休みや冬休みなどの長期の休み期間などとなります。

目標の喪失

高校受験がないため、明確な目標を持ちにくく、勉強に対する意欲が低下しがちです。中高一貫校生の場合は次の目標は大学受験になりますが特に中高一貫校の中学生にとっては、まだまだ先のことという意識があり学習意欲が低下してしまう一因になります。

生活リズムの乱れ

夏休みや冬休みなどの長期の休みなどをきっかけに生活リズムが乱れると、勉強の習慣が崩れやすくなります。特に、夜更かしや朝寝坊が続くと、学習意欲の低下にもつながりやすいので注意が必要です。夜更かしや朝寝坊の原因としてはスマートフォンなどでのYouTube視聴やゲーム、漫画などがあります。中毒性があるため子供の意志だけで断ち切るのが難しいので、スマートフォンの使用ルールを設けるなど早めに対策を講じてあげる必要があります。

数学が苦手で授業についていけない時の対策

対策1:基礎の徹底

数学の基礎をしっかりと固めることが重要です。基礎がしっかりしていれば、応用問題にも対応できるようになります。具体的には、以下の方法があります。

参考書を活用する

分かりやすい参考書を使って、基礎を徹底的に理解することで応用的な問題にも対応できるようになります。中高一貫校向けの基礎的なテキストがなく、中学生向けの教材は学年ごとになっていて中高一貫校のカリキュラムに合わない教材が多いですが、例えば「中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本」や「中学数学の解き方をひとつひとつわかりやすく。」などは中学範囲に関しては網羅しているので中学範囲の基礎固めとしては活用できます。

オンライン教材を利用する

中高一貫校に通う中学生が各教科の基礎を身に付けるのに中高一貫校向けの通信教育や無学年式の教材を提供しているタブレット学習なども有効です。

どの教材も無料で資料請求やお試し利用が出来たりするので、気になるものをぜひ試してみてください。

下記の記事で詳しくご紹介しています。

対策2: 授業の予習・復習

中高一貫校の授業は進度が早く、基礎をさらっと終えて応用的な内容に取り組む傾向があります。授業を最大限に活用することは成績を向上させるうえで近道です。の内容をしっかりと復習することが大切です。授業で理解できなかった部分をそのままにしておくと、次の授業についていけなくなります。

予習のポイント

次の授業で扱う内容を事前に確認し、教科書や参考書を読んでおきましょう。分からない部分をあらかじめ把握しておくことで、授業中に質問しやすくなります。

復習のポイント

授業中に取ったノートを見直し、理解できなかった部分を確認しましょう。特に、授業で解いた問題や類題を解いて本当に理解できるかを確認しましょう。

また余裕があれば応用的な問題にも取り組みましょう。

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友達や先生に質問する

分からないことがあれば、友達や先生に積極的に質問しましょう。質問することで理解が深まります。また自分が質問を受けたら、わかりやすく説明しましょう。説明することで自分の理解も深まる傾向があります。

対策3: 個別指導や家庭教師の利用

自分一人では解決できない場合、個別指導塾や家庭教師を利用するのも効果的です。

  • 個別指導塾
    個別指導塾では、自分のペースで学習を進めることができ、苦手な部分を重点的に教えてもらえます。
  • 家庭教師
    家庭教師を利用することで、マンツーマンで指導を受けることができ、効率よく学習を進めることができます。

まとめ

中高一貫校で数学で落ちこぼれていると感じる場合、基礎の徹底、授業の予習・復習、個別指導や家庭教師の利用などの対策を講じることで、克服することはできます。せっかく入学した中高一貫校から目標とする進路を実現できるように頑張りましょう!

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