今回は公立中高一貫校の受検での「受検当日に必要な持ち物」と「適性検査前日と当日の過ごし方」をご紹介します。
公立中高一貫校受検で必要な持ち物
公立中高一貫校受検で必要な持ち物一覧です。余裕をもって必要なものを準備しておきましょう。
受検生の持ち物
- 受検票(受験票)
- 筆記用具:鉛筆・携帯鉛筆削り(もしくはシャーペンと芯)、消しゴム、必要に応じて定規・コンパスなど
※鉛筆やシャーペンは予備も必ず用意する - 腕時計(計算機能等がないものに限定、教室に掛け時計がない場合もあります)
- マスク(予備も準備)
- 現金/交通系ICカード(残額を事前に確認)
- ハンカチ/ティッシュ
- 検査前に目を通す参考書やノート
- お守り
- 脱ぎ着しやすい上着
- カイロ、マフラー、手袋
- 上履き/上履きケース(入試要項等を確認)
- 厚紙・段ボールの切れ端(机がガタガタするとき,脚の下にはさんで調整する用)
- 薬(※必要に応じて)
- 弁当/軽食(入試要項等を確認)
- 水筒(入試要項等を確認)
- 雨具(雨が想定される場合)
- 替えの靴下(雨の場合)
- 生理用品(女子)
保護者の持ち物
- 学校の連絡先、受検票(受験票)のコピー
- 入試要項(当日の諸注意)、願書や志願理由書等のコピー(面接がある場合は志願理由書を読み直して復習する)
- 会場までの経路や地図(スマートフォンに頼り過ぎず充電切れや故障も念のため想定)
- 財布(タクシー移動になった場合に備えて多めに準備、クレジットカードも持参)、公共交通機関のICカード(残額を事前に確認)
- カイロ、マフラー、手袋、ひざかけなどの防寒具(極寒の体育館が保護者控室に使われることが多いです…)
- スマートフォン(充電しておく)
- 本など(控室での待機時間用)
- 上履き、外履きを入れる袋(必要な場合のみ)
- 折りたたみの傘など雨具(雨が想定される場合)
持ち物詳細
受検票(受験票)/受検票(受験票)のコピー
受検票(受験票)は必ず持参しましょう。
公立中高一貫校受検の場合は併願ができない場合が多いと思いますが、私立中を併願する場合は、連日受験・受検が続きます。
併願校などを数回受けていると子供も気が緩むことがあるので、カバンに入っているかチェックしましょう。また、汚れたり、折れてしまうと印象がよくありませんのでクリアファイルやカードケースなどに入れておくと良いでしょう。
また、コピーを保護者の荷物に入れておくのがおすすめです。万が一、受検票(受験票)を忘れてしまった場合に、学校側が必要な情報がわかるため受検(受験)することが出来るように取り計らってくれるケースがあります。
ちなみに娘の併願校受験の際に控室の体育館で待っていたら「お子さんが受験票を忘れてしまったようですが受験票の控えをお持ちですか?」と呼び出されている保護者の方がいました。
カバンをガチャガチャ探しますが見当たらず焦っていました…
その時の詳細は下記の記事で紹介しています。
筆記用具
筆記用具は使い慣れた鉛筆やシャーペンを準備しましょう。
鉛筆の場合は8本~10本程度で携帯型の鉛筆削りも持参したいところです。
またシャーペンの場合も予備も含めて3本程度(シャーペン故障も考えて鉛筆も2-3本は用意したいところです)またシャーペンの場合は芯の予備も忘れずに準備しましょう。
また消しゴムも3個程度は用意したいところです。
※学校によって定規やコンパスが必要な場合があります。学校ごとに募集要項等をよく読み、学校ごとに必要なものを確認しておきましょう。
オススメの文房具はコチラで紹介しています。
腕時計
小学生は、腕時計に慣れていないお子さんが多いと思います。
夏休みくらいまでに腕時計を用意して模試や過去問演習で慣らしておきましょう。
脱ぎ着しやすい上着
公立中高一貫校受検・中学入試が実施される1~2月は、1年のうちで最も寒い時期です。寒さ対策にばかり気をとられがちですが、試験を受ける教室の中は暖房が効いていることが多く、むしろ暑いと感じることもあります。当日はすぐに着脱できる前開きのカーディガンやベストなどを着ていくと良いでしょう。
マスク(予備も準備)
新型コロナウイルスの影響でマスクがないと受検できない会場もあると思います。
途中で落としてしまうことなども想定して予備のマスクも数枚は準備しておきたいところです。
交通系ICカード(残額を事前に確認)/現金
公立中高一貫校受検と私立併願をする場合など、慌ただしく移動する必要があります。特に首都圏の場合には、どこの学校に行くにも乗り換えが必要なことが多く、慣れない朝のラッシュでの移動は手間取ることもあります。
そこで、少しでもスムーズに移動ができるよう、公共の乗り物を利用する際には交通系ICカード(PASMO・Suicaなど)を利用すると良いでしょう。事前登録をしておけば子供料金で移動ができてとても便利です。
午前午後での移動が必要な日もありますから、多めにチャージしておくことをオススメします。
交通費を持たせる場合も同じく、多めに持って行くのはもちろんのこと、すぐに支払いができるように小銭で渡しておくようにしましょう。
適性検査前日の過ごし方
適性検査の前日は検査のことを考えて、本人はもちろん保護者も気持ちが落ち着かないものです。不安を解消するためにも、お子さんと一緒に持ち物の準備・確認しましょう。
また、受検1週間くらい前からは遅くまで勉強するようなことは避け、ゆっくり入浴してリラックスしてから早めに就寝しましょう。
また、翌日の天気予報を確認して当日が大雪などの場合は公共交通機関が乱れる可能性があります。また雨の予報の場合も混雑が予想される(特にバスが経路にある場合は普段は歩いている人がバスに乗車してきたりするので混雑します)ため、30分程度は余裕を持って家を出られるようにしましょう。
適性検査当日の過ごし方
娘の学校では9時から適性検査開始で8時30分に集合となっていたので、8時20分に学校到着を目指しました。(学校の周りにカフェ等ないため早く到着すると寒い中で待たなければならなかったので)
余裕をもって7時過ぎに家を出ることにしました。(学校の最寄り駅にあるタリーズコーヒーで20分ほど時間をつぶしました)
多くの公立中高一貫校受検は8時半~9時を適性検査開始時刻に設定しています。適性検査開始から脳がフル回転するように、当日は適性検査開始時間の3時間前には起床するようにしましょう。
うちは9時が適性検査開始時間だったので1週間前から6時起床を習慣化しました。朝が弱い娘は6時起床に苦戦していましたが適性検査当日は妻や私が起こさなくても予定より早い5:40に起床してシャワーを浴びていました。
また朝食は必ずとり、トイレを済ませて、忘れ物がないかをもう一度チェックしてから出発です。
基本的には公共交通機関を利用しましょう。(公共交通機関で大幅な遅延が発生した場合は検査開始時間を遅らす等の措置が講じられるのが通例です。しかしマイカーの場合は交通渋滞が起きてもそういった配慮は一切ありません)
地方の公立中高一貫校ではグラウンドが駐車場として開放されるケースもあるようです。ただし、その場合も学校周辺が大渋滞となるのが通例のようですので、かなり余裕をもって出発するのが良いと思います。
また、多くの学校が適性検査会場への携帯電話の持ち込みを禁止しています。お子さんと別れる際は、必ず保護者が携帯電話を預かるようにしましょう。
その際、適性検査後の待ち合わせ場所を決めておきましょう。
校門前などは、かなり混雑するので少し離れた場所等にすると良いと思います。
公共交通機関で遅延が発生したら
複数の路線が併走する首都圏の場合は、事前に複数経路を調べておきましょう。調べておいた別の経路で会場に向かいましょう。大幅に遅れそうなときは学校に電話連絡をしましょう。冷静に、かつ落ち着いて行動することが大切です。
娘が併願校受験で大幅な電車遅延が発生しました。試験開始時間を過ぎての会場到着でしたが、先生が校門で待っていてくれて、会場に連れて行ってくれました。
忘れ物をしたことに気づいたら
受検票(受験票)を忘れてしまったことに気が付いても家には戻らずに学校へ向かった方が良いケースが多いと思います。受付で申し出れば受検可能な場合がほとんどですので気づいた時点で学校に電話して確認して、受検可能な場合は学校に向かいましょう。
また文房具などを忘れてしまった時は、学校へ向かう途中のコンビニなどで買える物は買いましょう。その意味でも少し余分に現金などは持っておきましょう。また学校で貸してもらえる場合もあるので、慌てずに受付で相談してみましょう。
まとめ
今回は公立中高一貫校の受検での「受検当日に必要な持ち物」と「適性検査前日と当日の過ごし方」をご紹介しました。
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