中高一貫校の中学生が英検2級に合格するためにしている勉強法

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英検
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中高一貫校は授業進度が早く難易度も高い学校が多い傾向があります。

英語も例外ではなく多くの中高一貫校で「NEW TREASURE(Z-KAI)」「PROGRESS IN ENGLISH 21(エデック)」などの検定外教科書が採用されています。

中高一貫校は6年間の一貫した教育カリキュラムがあり、高校受験がないことで計画的に学習をすすめやすい環境が整っています。

ただ高校受験がないことで次の目標である大学受験が先過ぎることもある中高一貫校に通う中学生は「中だるみ」しやすいとも言われます。

そこでオススメなのが英検などの資格試験への合格を目標として取り組むことです。

では、中高一貫校生が英検への合格を考える場合、具体的にどのような目標を立てるべきなのでしょうか。

この記事では、中高一貫校生にとっての英検の位置づけを解説するとともに、合格率を高める英検対策法についてご紹介します。

この記事でお伝えしていること
  • 中高一貫校の中学生が目指すべき英語力の目安
  • 効率よく英検2級に合格できる勉強法
  • 英検2級に合格するのに役立つ参考書の情報
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中高一貫校の中学生が目指すべき英語力の目安

英検のレベル

英検を運営する日本英語検定協会の公式サイトには各級の目安が掲載されています。

公式サイトには各級の目安に掲載されている「推奨目安」によると

英検5級:中学初級程度
英検4級:中学中級程度
英検3級:中学卒業程度
英検準2級:高校中級程度
英検2級:高校卒業程度
英検準1級:大学中級程度
英検1級:大学上級程度

となっています。

中高一貫校の中学生は英検何級合格を目指すべき?

一般的な公立中学に通う中学生の場合は中学卒業程度のレベルに設定されている英検3級への合格を目指す生徒さんが多いかと思います。

しかし中高一貫校の中学生の場合は、もう少し高いレベルを目指すことを推奨する学校が多いと思います。

具体的には

目標は中学生のうちに「英検準2級」合格

出来れば中学生のうちに「英検2級」合格を目指して欲しい

と言った感じです。

アニーパパ
アニーパパ

娘が通う中高一貫校でも「目標は中学生のうちに「英検準2級」合格出来れば中学生のうちに「英検2級」合格を目指して欲しい」と言われています。

最難関校の中には目標として英検2級合格を推奨するところもあるようです。また中学生で英検準1級や1級を目指す生徒さんもいるようですが流石に中高一貫校でも中学生で英検準1級や1級に合格する生徒は小数のようです。

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中高一貫校が英検を推奨する背景

高校で「英語以外の教科」に時間を使える

中学生で英検準2級、2級に合格できるというのは、英語の基礎が身に付いていると言えると思います。

高校に上がって数学や理科系科目などの難易度が高まり数学や理科系科目に学習時間をとられる傾向があります。しかし中学生のうちから英検準2級、2級に合格できる英語力を身に付けておくことで英語に関しては必要最低限の学習でなんとかなる状態にしておくことが出来ます。

大学入試を有利にすすめられる可能性がある

英検をはじめとした英語資格試験を出願条件としていたり、一部の大学・学部では英語試験が免除されたり加点対象になるなどの優遇を受けられます。

旺文社の「パスナビ」で簡単に調べられるのでチェックしておくことをおすすめします。

また大学受験対策として英語以外の学習時間が取れるのも中学生時代に英検2級合格をしておくメリットになると思います。

中だるみ対策になる

そして中高一貫校も6年間の一貫した教育カリキュラムの負の側面である「中だるみ」は問題として捉えている学校が多いと思います。

そんな中で中学生で英検準2級や英検2級に合格を目指すことで生徒に負荷を与えて学習意欲を維持する仕組みとして活用している面もある気がします。

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効率よく英検2級に合格できる勉強法

中高一貫校3年生が英検準2級に合格するまでに英語学習歴

娘は小3から近所の英語塾で英語学習を開始しました。

通いはじめて1年程度経過したタイミングで英検5級に挑戦したのが初の英検受験で英検3級までは一発合格でした。

  • 小4で英検5級に合格
  • 小5で英検4級に合格
    ※中学受験準備のため英検4級に合格したタイミングから英語学習から離れました。

中高一貫校に入学して学校での英語学習が開始されましたが中1の間は学校の勉強が中心で英検3級を受験した秋の1ヶ月くらい前から英検対策の勉強をして無事に一発で合格しました。

  • 中1で英検3級に合格

英検3級に合格した後も、学校の勉強を中心に勉強して中2の秋に英検準2級に挑戦しました。

しかし結果は惜しくも不合格…

アニーパパ
アニーパパ

3級の時と同じく試験の1ヶ月前から準備をしましたが、もう少し準備期間を設けるべきだったと本人が言っていました。

  • 中2で英検準2級に挑戦するも一次試験で不合格…

そして中3の6月に英検準2級に再チャレンジして無事に合格(二次試験がギリギリでしたが合格は合格です…w)

英検準2級に合格した勉強法

英検準2級に合格するために取り組んだ主な対策としては

  • 単語など語彙力強化
  • 文法力の強化
  • 過去問演習

の3つです。この3つを中心に2ヵ月強の勉強計画を立てました。

アニーパパ
アニーパパ

具体的な勉強方法は英検3級を取得した時も同じです。

英単語・熟語

英検準2級の英単語・熟語もKANA先生(英検1級、TOEIC990点のプロ英語講師)に紹介してもらった「文で覚える単熟語」で単語や熟語を覚えました。

英検5級、4級は「でる順パス単」を使用していましたが、「文で覚える単熟語」を薦めてもらって使用したところ英検3級以上は「でる順パス単」よりも「文で覚える単熟語」の方が効率的だなと感じています。

文で覚える単熟語シリーズの良い点
文章で英単語・熟語を覚えるのでリーディング力を強化できる

文章を読みながら英単語や熟語を覚えるので長文読解のトレーニングも同時におこなうことができます。時間がない中で効率的に英検対策をおこなう意味では「文で覚える単熟語」を使用して良かったです。

リスニング対策も

文で覚える単熟語」の文章を使用してオーバーラッピング、シャドーイングを実施することでリスニング力の強化にもつながります。

文法力の強化

英検3級でも活用した「英検準2級 を ひとつひとつわかりやすく。」を使いました。

娘は中学生なので、高校中級程度のレベルである英検準2級の範囲を学校で全て習っている状況ではありません。なので「英検準2級 を ひとつひとつわかりやすく。」を使用して英検準2級で必要な文法を学習しました。

1周目は単語や熟語のページはパスして、文法のページ(の左側:文法のルールがわかりやすく解説されているページ)のみ理解できるまで読み込みました。

2周目では、単語や熟語などのページからスタートして各ページの右側(:左のページで解説されていることの)練習問題に取り組みました。

練習問題で、間違えたところは左のページの解説を読んで、何を間違えたのか理解していきました。

練習問題も英検の試験の形式に近い練習問題なので、文法を理解しながら英検の試験に慣れていくことが出来て、とても効率的でした。

試験直前は過去問演習

そして試験直前は「英検準2級 過去6回全問題集」で過去問を解きまくりました。

ちなみに試験の数日前からは英検の公式サイトにある直近の過去問を解きました。

英作文対策が大切

問題形式

1:与えられたTOPICに対して自分の意見を述べる。

2:自分の意見を支える理由を2つ述べる。

3:1、2について、50〜60字ぐらいを目安に書く。

英作文の配点の内訳

①内容(0-4点):課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由2つ)が含まれているかどうか

②構成(0-4点):英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか、接続詞の使い方

③語彙(0-4点):課題に相応しい語彙を正しく使えているか(スペルミスには要注意)

④文法(0-4点):文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか

ライティングで抑えるべき2つのポイント

ライティングで合格点を取るには、以下の「2つのポイント」を活用したトレーニングが効果的です。

・正しい構成のテンプレートを使う

・減点されない英作文を書く

正しい構成

•自分の意見:I think that ~ . / I do not think that ~.

•理由が2つあることを示す:I have two reasons.

•〔理由1つ目〕First, ~. For Example,~

•〔理由2つ目〕Second, ~. For instance, ~

•まとめ/再主張:For these reasons, Therefore,

減点されない英作文を書く

合格点を取るには、なるべく減点されない英作文を書くことが大切です。減点をされないためのコツが下記4つです。

1.省略形を使わない

ライティングの試験では、英作文を書く際のルールに従って省略形は使いません。日頃の癖で、省略形で書いてしまう人は気をつけましょう。I’mやdon’tの省略形は、I amやdo notと書くようにしましょう。

2.同じ言い回しを避ける

英作文の中に同じ単語や言い回しばかり使われていると、文が幼稚に見えてしまいます。それを避けるためにも、なるべく同じ言い回しをするのは避けましょう。

ただし、同じ言い回しを避けようとして、うろ覚えの単語や表現方法を使うのは危険です。ミスで減点されては元も子もありません。試験時に自信を持って複数の言い回しが使えるように、普段から類義語や同義語を増やすことを意識して勉強しましょう。

3.文法のミスに注意する

文章中に文法ミスがある場合も減点対象です。特にミスが多いのは冠詞と時制です。

冠詞とはa,an,theのことです。日本語には冠詞がないので、多くの日本人は冠詞をつけ忘れたり、使い分けを間違えたりします。試験でミスをしないためにも、普段から「冠詞+名詞」が基本形であること、またどんな冠詞をつけたら良いかを意識してライティングをするようにしましょう。

時制も、ミスが頻発する文法事項の一つです。文章を書くときは、常に時制を一致させて書くことを心がけましょう。英検の英作文では、基本的に現在形を用います。

4.スペルミスに注意する

文章中にスペルミスがある場合も減点対象です。気をつけましょう。

英作文対策では添削指導を受けるのが効果的です。添削指導をしてくれる先生などがいる場合は是非、活用しましょう。

オンライン英会話ベストティーチャーがお薦め

身近に英作文の添削をしてくれる人がいない場合には『オンライン英会話ベストティーチャー』がお薦めです。



オンライン英会話ベストティーチャー』には英検対策コースがあり、英検対策コースでは旺文社の問題集『英検®対策シリーズ』の問題をもとにしたレッスンが受けられます。英検に精通した講師からアドバイスをもらって、合格を目指しましょう!



無料体験レッスンも実施しているので、気になる方は試してみましょう!

コストを抑えたい人には

英作文対策をコストを抑えて行いたい人には『英語添削アイディー』がお薦めです。



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英検2級に合格するための勉強法

英検2級に合格するための学習方法に関しては英検準2級対策として取り組んできた

  • 単語など語彙力強化
  • 文法力の強化
  • 過去問演習

をベースに学習していくことでオンライン家庭教師の先生とは相談しています。

単語など語彙力強化

まずは「英検2級 でる順パス単」と「英検2級 文で覚える単熟語」を活用して英単語などの暗記を中心に取り組んでいきます。

日々の暗記は「英検2級 文で覚える単熟語」でおこない、オンライン家庭教師の先生に暗記できているかテストするのには「英検2級 でる順パス単」を利用するとのことです。

夏休み明けの9月に学校の定期テストがあると言うことで学校の定期テスト範囲の単語暗記も並行してすすめるようですが、英検2級対策の単語など語彙力強化も開始するそうです。

文法力の強化

英検2級の文法範囲には学校の英語の授業では扱っていない分野も含まれるそうなので「英検2級 を ひとつひとつわかりやすく。新試験対応版」で学習しつつ、オンライン家庭教師の先生に解説をしてもらうことにしました。

英検2級対策は冬休みから実施予定

英検2級は2025年1月から3月のどこかで受験予定です。

本格的な英検2級対策の学習は冬休みから実施予定です。

「英検2級 でる順 合格問題集」と「ライティング大特訓」

英検2級対策として冬休みから「英検2級 でる順 合格問題集 新試験対応版」と「英検2級ライティング大特訓」に取り組むことをオンライン家庭教師の先生におすすめしてもらいました。

ただ現時点で取り組むのは早いと言うことで「英検2級 文で覚える単熟語」や「英検2級 でる順パス単」、「英検2級 を ひとつひとつわかりやすく。新試験対応版」とオンライン家庭教師の先生による解説授業で英検2級レベルの基礎を学習して冬休みくらいから「英検2級 でる順 合格問題集 新試験対応版」と「英検2級ライティング大特訓」に取り組む計画です。

過去問演習

そして英検2級を受験する1ヶ月くらい前からは過去問9回分の過去問が収載されている「英検2級過去問集」で徹底的に過去問演習することになりました。

まとめ

今回は中高一貫校の中学生向けの英検2級対策についてご紹介しました。

英検1級保持者のオンライン家庭教師の先生たちと相談して市販の教材を使った英検2級学習法や具体的な教材の紹介などをしています。

独学で英検2級対策を考えている方にも活用してもらえると思います。

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