先日、中学1年生の娘が英検3級を受験しました。
小学生でも英検3級以上を取得するお子さんも多く、娘のクラスにも既に英検2級を取得しているお子さんもいるようです。
でも、英検3級のレベルは英検の公式サイトでも「中学卒業程度」と規定されており、小学生や中1で合格するのは簡単ではないと思います。
無事に合格できたということで今回は、英語教育のプロフェッショナル「KANA先生」に教えてもらった、小学生や中1でも合格できる勉強法や使用した教材などをご紹介したいと思います。
この記事では
- 英検3級に合格した具体的な勉強法(準備期間1ヵ月で合格するための勉強法)
- 使用した教材
などをご紹介します。
また英検3級対策をはじめた時に撮影したYouTube動画もあったので掲載しておきます。

あのレベルから約1ヵ月で合格できたのは、正しい勉強法や最適な教材(市販品)を教えてもらったのが大きかったと思います。少しでも参考になれば嬉しいです。
ちなみに2次試験の前にオンライン家庭教師の先生や学校の先生などからも「よほど大きなミスをしなければ合格できるとは思う」と言われていましたが、やはり結果が届くまでは不安もありました。
結果は、英検CSEスコアの総合スコア1,572点(合格基準スコア1,456点)でした。
準備期間も1ヵ月強と短かったので合格できてもギリギリだと思っていましたが、想定よりも少し余裕のある合格だったようです。
中学1年生で英検3級に合格した勉強法
娘が英検3級に挑戦すると決めてから受験日までは1ヵ月強しかありませんでした。
しかも小学校5年生で英検4級に合格していたものの、中学受験に集中するために小6の1年間は、ほぼ英語学習は出来ていませんでした。。。。
中学校に入学して、英語の授業は受けていましたが、入学したばかりの中学校生活のことでいっぱいいっぱいで、英検準備は全く出来ていませんでした。
そこで英検3級に合格するために、英検1級、TOEIC990点の英語教育のプロフェッショナルであるKANA先生に相談しました。
英検3級の勉強を開始した当初の英語力
英検1級、TOEIC990点の英語教育のプロフェッショナルであるKANA先生に娘の英語力チェックと1ヵ月で合格するための具体的な勉強法や使用すべき教材を教えてもらいました。

英検3級の勉強を開始した当初の英語力チェックの様子がYouTubeに残っています。
英検学習のブランクは約2年…中学校に入学して半年ほど英語の授業は受けていたものの中学1年生レベルの英語の授業を受けていただけなので、中学卒業レベルと言われる英検3級の合格レベルとは、かなりのギャップがあったと思います。
具体的な勉強法
短い準備期間で合格するための効率的な勉強法をKANA先生に教えてもらいました。
主な対策としては
- 単語など語彙力強化
- 文法力の強化
- 過去問演習
の3つでした。この3つを中心に1ヵ月の勉強計画を立ててもらいました。
英単語・熟語
英検4級までは「出る順パス単シリーズ」を使っていました。

しかも「英検3級の出る順パス単」を既に購入していましたが…
今回はKANA先生に紹介してもらった「文で覚える単熟語」で単語や熟語を覚えることしました。
実際に1ヵ月学習して英検3級に挑戦してみて感じるのは、英単語・熟語学習に「文で覚える単熟語」を使用したことは、とても良かったと感じています。
「文で覚える単熟語」の良い点は
文章で英単語・熟語を覚えるのでリーディング力を強化できる
文章を読みながら英単語や熟語を覚えるので長文読解のトレーニングも同時におこなうことができます。時間がない中で効率的に英検対策をおこなう意味では「文で覚える単熟語」を使用して良かったです。
リスニング対策も
下にある動画でも具体的な「文で覚える単熟語」を使用した学習法をご紹介していますが、「文で覚える単熟語」の文章を使用してオーバーラッピング、シャドーイングを実施することでリスニング力の強化にもつながります。
2次試験対策にも
またオーバーラッピング、シャドーイングは2次試験の面接対策にもなっていました。
英検3級の2次試験では、パッセージ(文章)とイラストが印刷された「問題カード」の音読と、その「問題カード」に書かれていることについての質疑が行われます。
その意味でも「文で覚える単熟語」で多くの文章を読みながら英検3級で必要な英単語や熟語を覚えたことは効率的でした。

「文で覚える単熟語」での具体的な学習法はYouTubeで詳しく解説してくれています。
文法力の強化
中学1年生が英検3級を受験するにあたって(最近は小学生で英検3級を受験するお子さんも多いと聞きます)最大の課題は、文法でした。
中学校に入学してから、学校でも文法の指導が行われていますが学校で習っているのは「be動詞の肯定文・否定文・疑問文」とか「一般動詞の肯定文・否定文・疑問文」など英検で言えば5級レベルです。
もちろん小学生などが受験する場合も、専門的な英語塾などに通っていない限りは文法に関する知識はない状態だと思います。
英検4級までは、文法知識がなくても過去問を解きまくれば合格できてしまいます。

娘も小4で英検5級、小5で英検4級に合格していますが、試験直前は何度も過去問に取り組んで過去問で常に8割以上の正解率になっていました。
特に文法的な細かい知識は教えませんでしたが、単語さえ覚えていれば、あとは過去問に何回も取り組めば合格できる力が付くと思います。
しかし、英検3級は英作文(ライティング)の出題もあるため、文法の知識が全くないと合格するのが難しいと思います。
英検3級に合格するために実施した文法対策
まだ「be動詞や一般動詞の肯定文・否定文・疑問文」などをやっている状態でしたが、英検3級では「受動態」「現在完了形」「to不定詞」「分詞」「関係代名詞」「付加疑問文、間接疑問文」などの文法知識が求められます。
しかし試験まで1ヵ月しか時間がないので、1つ1つ丁寧に指導を受ける時間はありません。
そこで活用したのが「英検3級 を ひとつひとつわかりやすく。」という教材でした。
この「英検3級 を ひとつひとつわかりやすく。」では前半に英検3級で重要な単語や熟語などのページがありますが、1周目は単語や熟語のページはパスして、文法のページ(の左側:文法のルールがわかりやすく解説されているページ)のみ理解できるまで読み込みました。
2周目では、単語や熟語などのページからスタートして各ページの右側(:左のページで解説されていることの)練習問題に取り組みました。
練習問題で、間違えたところは左のページの解説を読んで、何を間違えたのか理解していきました。
練習問題も英検の試験の形式に近い練習問題なので、文法を理解しながら英検の試験に慣れていくことが出来て、とても効率的でした。
試験直前は過去問演習
そして試験直前は「英検3級 過去6回全問題集」で過去問を解きまくりました。
ちなみに試験の数日前からは英検の公式サイトにある直近の過去問を解きました。

やはり試験対策の王道は過去問演習だと思います。
あとは英検3級ではライティングがとても重要でした。
ライティングは誰かに採点してもらわないと、なかなか上達が難しいと感じました。
ちなみに娘は英検1級/TOECE満点のKANA先生に添削をお願いしてライティングが得点源になりました。

娘には英検1級/TOECE満点のKANA先生という心強い指導者がいましたが指導を受ける方が身近にいない場合はオンライン英語添削サービス「英語添削アイディー」などもオススメです。
娘は英検1級/TOECE満点のKANA先生に週1回のオンライン指導を受けています。
KANA先生以外にも英検1級/TOECE900点以上/TOEFL iBT 100点以上/IELTS 7点以上と高い英語力をお持ちの講師の方々とオンライン英語塾を主催していいます。
娘は英検指導と合わせて中学のNEW TREASURE(ニュートレジャー)の指導もお願いしています。小学生・中学生で英検3級/英検準2級などを目指しているお子さん、もしくは中高一貫校でNEW TREASURE(ニュートレジャー)対策をおこないたいお子さんがいらっしゃいましたら娘と一緒に指導を受けていただくことも可能です。
娘が受けているオンライン指導を見学していただくことも可能です。
ご興味がある方は下記よりお問い合わせください。
英検3級の二次試験対策
英検3級の一次試験の合格がわかってから約1週間後に二次試験がおこなわれました。
準備期間がなかったので、KANA先生に1回模擬面接をしてもらってアドバイスをもらったのと、通っている中学校で1回模擬面接をしてもらった程度の準備でした。
面接の流れを知るために英検の公式ページで紹介されている「英検バーチャル二次試験 3級」は見ました。
おおまかな流れは「英検バーチャル二次試験 3級」を見ると理解できると思います。
中学1年生で英検3級に合格するために使用した教材まとめ
うちは「文で覚える単熟語」「英検3級 を ひとつひとつわかりやすく。」「英検3級 過去6回全問題集」の3冊で無事に英検3級に合格しました。オススメです!!
英単語・熟語
文法
過去問
まとめ
英検3級は英単語・熟語の暗記とライティング対策が最重要
中1の娘が英検3級を合格して感じるのは、まずは英検3級で必要な「英単語・熟語」を、どのようにして効率的に覚えるかが重要だと言うことです。
娘の場合は「文で覚える単熟語」がリーディング力、リスニング力の強化にもつながり短い準備期間で合格できた1つのポイントだったと思います。
そして、もう1つ重要だと思うのがライティング対策です。
ライティングは1問しか出ませんが配点が高いのでライティングを得意にしておくと合格の確率を高めることになると感じました。

娘には英検1級/TOECE満点のKANA先生という心強い指導者がいましたが指導を受ける方が身近にいない場合はオンライン英語添削サービス「英語添削アイディー」などもオススメです。
英語添削アイディーとは
英語添削アイディーとは 24時間、世界中の英語専門家・ネイティヴが英文を添削指導してくれます。 スマーフォンアプリ、ウェブアプリから簡単に英文を送信して英検等にも活用できます。
英語添削アイディーの特徴
英語添削アイディーの特徴は正確な添削結果に丁寧な解説が付いている点です。世界中の英語専門家が24時間待機しているので24時間利用可能なのも嬉しいところです。また価格は1回166円から気軽に利用可能な価格なのも特徴です。
2022年11月から娘のオンライン家庭教師としてスタートしましたが、2023年から講師の先生方とも相談をして少人数制オンライン英語スクールも開始することにしました。
現在は中1の娘が2023年10月に英検準2級を受検と学校の「New Treasure(ニュートレジャー)」対策で毎週授業を受講しています。見学していただくことも可能なので、ご興味がある方は下記よりお問い合わせください。
また、小学校5年生の息子が2023年6月に英検4級を受検すべく毎週授業を受講しています。こちらも見学していただくことも可能なので、ご興味がある方は下記よりお問い合わせください。
ちなみに講師の先生方の英語レベルの基準は下記の通りです。
- 英検1級程度
- TOEIC850以上
- TOEFL iBT80以上
- IELTS6.5以上
更に面談で人間性やコミュニケーション力などを確認しています。
「自分の子供に教えてもらいたい」を採用基準にしていますので講師の方の採用率は10%程度と厳選しています。
「聞く(リスニング)」「話す(スピーキング)」「読む(リーディング)」「書く(ライティング)」の英語4技能をバランスよく習得するカリキュラムとなっています。
具体的な授業の流れ※英検対策個別指導コースの場合
授業時間:60分
・単語/熟語テスト:10分程度(前回の宿題範囲をテスト)
・フォニックス/音読:5分程度(発音に注意しながら音読)
・文法授業:20分程度(英検各級で重要な文法事項を講義)
・過去問演習:20分程度(英検各級の過去問を使用して)
・宿題確認:5分程度
具体的な授業の流れ※英検対策少人数指導コースの場合
・単語/熟語テスト:10分程度(前回の宿題範囲をテスト)
・フォニックス/音読:5分程度(発音に注意しながら音読)
・文法授業:20分程度(英検各級で重要な文法事項を講義)
・English CHAT TIME:20分程度(日本語禁止で覚えた単語や文法を駆使して雑談)
・過去問演習:30分程度(英検各級の過去問を使用して)
・宿題確認:5分程度
授業では市販のテキストを使用します。

KANA先生
幼少期をアメリカで過ごす。慶應義塾大学法学部法律学科卒業と同時に東京大学教養学部文科3類に入学、2年後文学部に進学アメリカで培った発音で中学校の時には全国中学生英語暗誦大会で金賞を受賞
英検1級、TOEIC990点
さおり先生
経歴:幼少期からクラシックピアノを学び、某有名音楽高校(男女共学)卒業後、イギリスの大学へ留学して卒業。卒業後は某外資航空会社にて3年半客室乗務員として乗務。その後日本帰国後、上智大学 外国語学部 英語学科に編入そして卒業。英語を活かして某政府外郭団体で英語を使って様々なプロジェクトに参加。現在は、英語講師と日英通訳・翻訳者をしております。
英検の単語を覚えたり、問題を解いたり、エッセイを書いたりするのは、学校の英語の勉強とはまた違う難しさがあると思います。私のレッスンでは、わかりやすい説明そして自宅学習が効果的にできるよう、指導させていただきます。ここで身につけた英語力で自分の夢を掴んでみませんか?皆様のお力添えができるよう、精一杯努めさせていただきます。たくさんの方にお会いできますことを楽しみにしております。
まゆ先生
経歴:国内の大学の英語英米文学科卒業後、大手税理士法人、上場企業、法律事務所にて英語を使いさまざまな業務に従事。カナダ留学、アメリカ生活経験あり。
英語は、たくさんのワクワクドキドキに出会わせてくれます。英語に触れながら、これからどんなことがしたいかな?どんな自分になりたいかな?それを実現するために一緒にいろんなことをやっていきましょう!ここが難しいな、ここが上手になりたいななど、今悩んでることや感じていることも話し合いながら、一緒に前に進んでいきましょう。
少人数制オンライン英語スクールの詳細は下記の記事でも紹介しています。
ご興味がある方がいれば授業を見学してもらうことも可能です。
下記よりお問い合わせください。
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