中高一貫校で成績が悪い原因と成績不振からの脱出方法

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せっかく中学受験を頑張って志望校だった中高一貫校に入学できたのに、定期テストで思うような点数がとれない…どうすれば良いの?

この記事で紹介していること
  • 中高一貫校で成績が悪い原因
  • 中高一貫校での成績不振からの脱出方法

中高一貫校で成績が悪い原因

「成績が悪い」と抽象的な言葉を使いましたが、この記事では定期テストなどで平均点を連続して下回っている状況と定義します。

定期テストで連続して平均点を下回っている場合には、学校の授業の理解が十分に出来ていない状態だと考えられます。特に「数学」「英語」などの積み上げ型の教科では、定期テストで連続して平均点を下回っている状況の場合に、何も対策を講じることなく成績が上向くことは、まず考えられません

まずは、中高一貫校で「成績が悪い」主な原因ですが

  • 授業内容が難しく進度が早い
  • 十分な学習時間が取れない
  • 勉強法が適切でない

ことなどが挙げられます。

1つ1つ詳しく見ていきましょう。

授業内容が難しく進度が早い

中高一貫校は、中学受験で選抜された学力の高い生徒が集まるため、一般的な中学校と比べてハイレベルな授業が行われています。

例えば、大学受験で必要とされる学力を先取りできる検定外教科書が採用されている学校も多く、教科書自体も大変高度な内容が含まれています。

また、授業の進度も非常に早く、学習指導要領に準拠した一般の中学校に比べて基礎的な内容が簡略化されて一部省かれてしまうケースもあり、生徒たちは基礎的な内容を自己学習で補完しなければなりません。

十分な学習時間が取れない

中高一貫校の授業は進度も早く難易度も高いため、授業以外に自宅での予習・復習などが欠かせません。しかし、中学校に進学して電車通学などで通学にも時間がかかるケースが多く、また部活動などもあ自主学習に十分な時間を確保することが難しい場合があります。

もう1つは、高校受験がなく大学受験は6年後なので目標を見失い「中だるみ」してしまい、中学受験で身に付けた学習習慣をなくしてしまい学習時間が取れない(取らない)ことで、授業についていけない、定期テストで思うような点数がとれないようなことが発生します。

理解できない部分を放置してしまう

中高一貫校では数学では「体系数学」、英語では「New Treasure(ニュートレジャー)」など難易度の高い検定外教科書が採用されているケースが多いです。

これは中高6年間で一貫したカリキュラムを提供できる中高一貫校の利点を活かした授業を行うことが背景としてあります。

例えば「体系数学」は、数研出版が中高一貫校用に編集した教科書で、一般的な中学生や高校生が学習するカリキュラムとは違う順序で学習カリキュラムが組まれています。中1では代数で文字式(中1、2)、1次方程式(中1、2)、1次不等式(高1)、1次関数(中1、2)、幾何で平面図形(中1)、空間図形(中1)、図形と合同(中2)、三角形と四角形(中2、高1)などを学びます。

このように、理解の流れを重視して体系的に編集された優れた教科書だからこそ多くの中高一貫校で採用されているわけですが、体系的が故に一度理解できなくなると次の単元も理解できなくなり、落ちこぼれてしまうリスクがある教科書とも言えます。

ですから、予習・復習が重要ですし、理解できない部分は「理解できない部分」が小さいうちに解決しておくことが、とても重要です。

成績の悪い中高一貫校生はどうなる?

国立・難関大学合格の学力が身につかない

中高一貫校に入学する目的は様々です。

高校受験がないことで思春期の6年間を勉強はもちろん、部活動や友達関係なども含めて充実した青春を楽しんで欲しいと考えて中高一貫校への入学を目指す方もいるでしょう。

また中高一貫校を目指す上で、大学受験を意識した方も多いと思います。

出来れば国公立大学や早稲田大学・慶応義塾大学などの難関大学を目指して欲しいと考えて進学実績の高い中高一貫校を目指して中学受験での勉強を頑張ったケースも多いと思います。

しかし、学校の成績が悪ければ、難関大学に合格することは難しくなるでしょう。

系列大学・指定校推薦がとれない

大学付属の中高一貫校などの場合は、成績が悪いと系列大学や指定校の推薦がとれなくなるリスクもあります。

とくに、系列の大学や指定校推薦を狙っている場合は、高校生になってからの定期テストの成績が非常に重要です。

系列大学や指定校の推薦は学年の上位から選ばれていくため、成績が悪いと希望の大学への進学の道も閉ざされてしまうことににもなりかねません。

一般の公立中学などへの転校を検討せざるを得なくなる

私立の中高一貫校では、あまりにも成績が悪く、ついていけないと判断した場合、公立中学に転校する生徒もいます。

中学から高校に上がる段階で、他の高校を受験するといった場合もあります。

ただ中高一貫校は高校受験のノウハウも多くないため一般の公立中学に通う中学生と比べて不利な受験となってしまう可能性があります。

中高一貫校での成績不振からの脱出方法

成績不振にならないための予防策

定期テストなどで平均点を連続して下回っている状況になってしまうと、そこから脱するのは簡単なことではありません。

出来るならば、定期テストでは平均点は取れるように日常的な学習習慣を身に付けましょう。

予習・復習

中高一貫校では学校の授業を上手に活用することが非常に重要です。

授業前に教科書に目を通し、理解できない箇所や疑問点を把握するだけでも授業での理解度は格段に高まります

そして、授業後に復習を行うことも大切です。授業で理解できた内容を確認し、理解できなかった内容については、その日のうちに先生に質問するなどして解決しておくことが重要です。

授業中に理解出来ていたつもりの問題も類題に取り組んでみることで理解が浅いことに気づけます。

理解が出来ていない、理解が浅い分野は早めに対策を講じましょう。

また、暗記が必要な教科の暗記は、定期テスト直前に慌てないように日頃から少しづつ暗記しておくようにしましょう。

学校の授業を最大活用

中高一貫校で一定以上の成績をキープするには、学校の授業を最大限に活用できるようにすることが重要です。

先に書いた予習・復習も、授業を最大限に活用するための準備です。

授業中に理解できない箇所があった場合は、速やかに質問することが大切です。また、授業中に聞けなかった場合も授業後には質問をしに行くなど理解できていないことを残さないことが重要です。

先生への早めの相談

中高一貫校で成績不振にならないためには、授業の理解が不十分なときに早めに先生へ相談することが大切です。相談する際には、自分がどのような箇所が理解できていないのかを具体的に伝えることが重要です。

また、授業の理解が出来なかった部分の質問だけでなく学習スタイルなどもアドバイスを受けることも効果的です。中高一貫校の先生は、これまでも多くの生徒の学習スタイルを見てきているので、適切なアドバイスが期待できます。

授業中に理解できない箇所があった場合は、速やかに解決することが重要です。そのために先生に質問することが有効ですが、多くの中学生が先生に質問することに抵抗があると言っています。

  • 授業中に「わからないこと」を質問するのは恥ずかしい
  • 授業後や放課後は先生が忙しそうで質問しずらい
  • 生徒自身も忙しく質問に行く余裕がない

などが主な理由です。

中高一貫生が成績不振から脱出する方法

プロに指導してもらう

中高一貫校で定期テストなどで平均点を連続して下回っている状況の場合は、ひとりで遅れを取り戻すのが難しいケースが多いです。

その場合は、塾や家庭教師などで、プロに指導してもらうことで、落ちこぼれた原因をあぶりだし、もっとも効率的に遅れを取り戻す方法を提示してくれます。

塾や家庭教師の選び方

塾の場合
  • 中高一貫校のカリキュラムに対応した塾

が条件になると思います。

出来れば個別指導塾か家庭教師が効果的

中高一貫校の定期テスト等で平均点が取れない状況が続く場合は、原因をあぶりだし、もっとも効率的に遅れを取り戻す方法を提示してもらうことが効果的です。

集団型の塾でも中高一貫校生に対応可能な塾もあると思いますが、定期テスト等で平均点が取れない状況が続く場合は、1人1人を丁寧にサポートしてくれる個別指導塾か家庭教師が選択できるなら、その方が効果的です。

個別指導や家庭教師は、生徒1人1人の学習レベルやスタイルに合わせた指導を行うことができます。また個別指導や家庭教師は授業中に分からなかった箇所を即座に質問できるため、効率的に学習を進めることができます。さらに、生徒1人1人に対して丁寧に対応するため、理解度の確認やアドバイスを細かく行うことができます。

ただし個別指導や家庭教師は費用が高くなる傾向があります。理解できない分野がたくさん出てしまう前に早めに対策を取ることで、個別指導や家庭教師にかかる時間やお金を節約することができます。つまり、授業で理解できなかったことがあれば、すぐに対策を講じることが大切です。

そうすることで、徐々に分からない分野が減り、最終的には個別指導や家庭教師に頼らなくても学校の授業で理解を深めていけるようになります。

中高一貫校生は、学校の授業を最大化することが最も効果的な学習です。

目標の大学や、通っている学校によっては大学受験対策として予備校等に通う必要が出てきますが、中学生の間は学校の授業の理解度を高めておけば大学受験に向けた基礎力は問題ありません。

通っている学校の進学実績で、目標とする大学が上位何%くらいが合格しているのかを確認して定期テストでは、学校内での順位を意識することで大学受験の基礎力を身に付けましょう。

中高一貫校の定期テストで平均点が取れない状況が続く場合のサポートに定評があるのが関東に26教室、関西に4教室を運営している個別指導塾WAYS(ウェイズ)です。

私も娘が体験授業を受講する際に見学させてもらいましたが「成績を上げたいと思って努力しているけど、どのように頑張れば良いのかわからない」ってタイプのお子さんに合っている塾だと感じました。

逆にお子さんに成績を上げたいって思いが低い状態で通わせても効果は低いのではないかなと感じました(生徒が成績を上げたいって思いが低い状態では、どこの塾でも難しいとは思いますが…)

個別指導塾WAYS(ウェイズ)の体験授業体験談
アニーパパ
アニーパパ

『中だるみ中高一貫校生の定期テストの成績をたった90日で跳ね上げる個別指導塾WAYS(ウェイズ)』というキャッチコピーでWEB広告などを出稿していますが、授業の様子を見学させて頂いた印象としては「成績を上げたいと思って努力しているけど、どのように頑張れば良いのかわからない」ってタイプのお子さんに合っている塾ではないかなと感じました。

※詳しくは下記記事でご紹介しています。

\まずは無料学習相談・無料体験指導がオススメ!/

アニーパパ
アニーパパ

塾選びでは必ず親子で教室を訪問してお子さんに「体験授業」を受けさせることをお薦めします。また、できれば保護者の方も同行して教室長の方のお話などもお聞きすると安心です。

体験授業を申し込むと教室の担当者の方から電話がかかってくると思うので、なにか相談がある場合は、その際に相談しても良いと思います。

公式サイトでは「カレンダーで予約する」

から「無料体験指導(120分)」がオススメです。

トータルで大体2~3分で完了するのでスケジュールを確認して予約してしまいましょう。

教室によって空き時間が少ないところもありますので、早めに申し込みしておくことをおススメします。

\まずは無料学習相談・無料体験指導がオススメ!/

中高一貫生専門 個別指導塾WAYS合格実績
2024年掲載実績

東京大学、名古屋大学など旧帝大をはじめ国公立大学、難関私立大学など幅広い合格実績があります。

個別指導塾WAYSの合格実績の特徴としては中高一貫校で苦戦していた生徒が正しい学習方法と学習習慣を身に付けて難関大学に合格している点かなと思います。

指導形式1対N型の個別指導(基本は自分で演習して丸付け、わからない問題などを講師の先生が1対1で解説)
講師私が見学した教室は社員の方と学生さん(たぶん)
対象<定期テスト対策コース> 学年:中学1年生〜高校3年生 学校:中高一貫校(私立・公立)※小学6年生の2月以降(新中1)
<大学受験コース> 学年:高校1年生〜高校3年生、既卒
コース【通常コース】
定期テスト対策コース(中高一貫校中1~高3)
大学受験コース(高1~3)
内部進学コース(中高一貫校高1~3)
【期間限定コース】※年3回(春夏冬)の季節講習
定期テスト対策コース
大学受験コース
【英検対策コース】
英検直前対策講座
科目私が行った教室では「数学」「英語」※教室によっては他の教科も指導があるようです。
料金
(月額料金の目安)
週1回(月4回):22,980円(税込)
週2回(月8回):38,280円(税込)
週3回(月12回):47,080円(税込)
週4回(月16回):54,780円(税込)
週5回(月20回):64,680円(税込)
週6回(月24回):74,580円(税込)
※指導回数が増えるほど1コマあたりの料金が安くなりお得になります。
教室<関東>
【東京都】
飯田橋教室、市ヶ谷教室、新宿教室、高田馬場教室、上野教室、浅草橋教室、目黒教室、自由が丘教室、明大前教室、渋谷教室、池袋教室、駒込教室、石神井公園教室、立川教室、吉祥寺教室、町田教室
【神奈川県】
横浜教室、上大岡教室、大船教室、武蔵小杉教室、たまプラーザ教室、センター南
【埼玉県】
大宮教室、南浦和教室、所沢教室
【千葉県】
津田沼教室
<関西>
【大阪府】
上本町教室
梅田教室
【京都府】
四条烏丸教室
【兵庫県】
西宮北口教室
2024年3月29日現在

まとめ

今回は、中高一貫校で成績が悪い原因と成績不振からの脱出方法に関してご紹介しました。

せっかく入学した中高一貫校での生活を充実したものにするためにも、しっかり予習・復習をして学校の授業を最大限に活用できる状態を目指しましょう。

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