中高一貫校で英語が苦手で授業についていけない時の対策

英語（ニュートレジャー/NEW TREASURE）

2024.09.08

中高一貫校の英語の授業は進度が速く、内容も高度です。

そのため、英語が苦手で授業についていけないと感じる生徒も少なくありません。

しかし、適切な対策を講じることで、英語の苦手を克服し、授業についていけるようになります。この記事では、その具体的な対策を紹介します。

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英語が苦手になる原因

英語が苦手になる生徒には傾向があります。

多くの生徒が陥りがちな誤解の一つに、「英語は文法のルールや仕組みを理解するものだ」という考えがあります。

もちろん、文法のルールやその理由、イメージを理解することは非常に重要です。しかし、中学生、高校生のレベルでは、暗記も非常に重要です。

単語だけでなく、活用変化や熟語、授業中に扱われた文章なども定期試験にそのまま出題されることがあります。

「こんな文章を覚えて何の意味があるんだ…」「理解していれば解けるはず」と思っている生徒が多いかもしれませんが、点数が伸びない原因の一つです。

英語力がついてくれば、理解だけで解ける問題も増えますが、英語の点数が悪い生徒には基礎的な文法や単語、熟語がかなり抜け落ちていることが原因の生徒も多いです。英語は暗記も含め、学習量が必要です。

暗記だけでなく、演習量が不足していることもよくあります。定期試験では、授業中に扱った例文や文章が少しアレンジされて出題されることもあります。

英語が苦手な生徒には、三単現のsを忘れたり、適切な時制に変換し忘れたりする基礎的なミスが多い傾向があります。英語の問題でミスが発生するポイントには傾向がありますが、そういったポイントを意識することができるようになるためには、一定の演習量を確保することが重要です。

「英語の感覚」と聞くと大げさに感じるかもしれませんが、これは「英単語にはイメージがある」「英単語と日本語の単語は1対1の対応関係ではない」「英語圏の人は英語の文頭から意味を理解している」といったことを指します。

例えば、「in」「on」「for」などの前置詞には、それぞれコアとなるイメージがあります。また、「sea」「ocean」「beach」はそれぞれ異なる意味（イメージ）があり、シチュエーションによって使う単語が異なります。

英語の基礎をしっかりと固めることが重要です。基礎がしっかりしていれば、応用問題にも対応できるようになります。具体的には、以下の方法があります。

参考書を活用する
分かりやすい参考書を使って、学校の授業の予習・復習で基礎を徹底的に学習することで難易度の高いNew Treasure English（ニュートレジャー）、Progress21（プログレス）など検定外教科書の理解も高まります。例えば、「中学英語をひとつひとつわかりやすく。」などがオススメです。

Gakken

オンライン教材を利用する
中高一貫校に通う中学生が各教科の基礎を身に付けるのに中高一貫校向けの通信教育や無学年式の教材を提供しているタブレット学習なども有効です。
どの教材も無料で資料請求やお試し利用が出来たりするので、気になるものをぜひ試してみてください。

下記の記事で詳しくご紹介しています。

授業の内容をしっかりと予習・復習することが大切です。予習をすることで授業の内容が理解しやすくなり、復習をすることで理解を深めることができます。

予習のポイント
次の授業で扱う内容を事前に確認し、教科書や参考書を読んでおきましょう。分からない部分をあらかじめ把握しておくことで、授業中に質問しやすくなります。
復習のポイント
授業中に取ったノートを見直し、理解できなかった部分を確認しましょう。特に、授業で解いた問題や類題を解いて本当に理解できるかを確認しましょう。また余裕があれば応用的な問題にも取り組みましょう。