公立(都立)中高一貫校の受検では作文が大切だって言うけど、作文対策って何をすれば良いの…?
うちの娘の時も、最初は「作文?」って感じでした。でも、結果的には作文力で合格できたと言っても過言ではないと思います。
結果的に「作文で合格できた」娘の作文が「いい感じに書けてるな」と感じられたのは適性検査が実施された2月3日の6日前でした…💦
試行錯誤の末に適性検査の6日前に形になった作文対策を詳しく解説します。
今回ご紹介する手順をしっかり、じっくり取り組んでいけば確実に作文を得意分野にできると思います。
粘り強く頑張ってください!
公立中高一貫校受検 適性検査の作文とは?
公立中高一貫校の適性検査では作文問題が多くの学校で出題されます。
適性検査の作文問題では、指定の文章を読んだうえで自分の体験や考えをまとめる400字前後の課題作文が出題されます。
適性検査での作文は、課題文を読んでから書くケースが多いです。限られた時間の中で文章の内容を正しく読み取り、自分の考えを論理的に表現する力が求められます。
そして公立中高一貫校の適性検査では、作文問題の配点が高い傾向があり、作文問題以外にも記述式の問題が多いことから作文力・記述力は適性検査では、とても強力な武器になります。
公立中高一貫校の作文問題の出題例
以下の問題は東京都立小石川中等教育学校の令和4年度「適性検査Ⅰ」の実際の問題です。
文章1、文章2を読んで下記の問題に答えます。
適性検査Ⅰは全6ページですが、1~5ページ目には文章1、文章2が掲載されており6ページ目に下記の問題が3問掲載されているだけです。
東京都立小石川中等教育学校の場合は小学校で記載してもらう調査書が合否判定の25%、適性検査はⅠ~Ⅲなので、下記の「適性検査Ⅰ」の配点比率は25%となります。
下記の3問の出来が全体の1/4ですから作文対策が如何に重要かご理解いただけるのではないでしょうか?
ちなみに掲載した適性検査Ⅰは、検査時間45分で文章を理解して、記述問題に答えて作文を書かなければなりません。
うわぁ~うちの子には、とても無理だ…
小学生には難しいと感じますよね💦
小学校で書くような読書感想文などとは、問われている内容が違います。
作文というよりも小論文と言った方が近いと思います💦
娘が公立中高一貫校受検の準備を本格的に開始した小5の終わりの頃に書かせた作文は「問われていることに答えられていない」「同じようなことを何度も繰り返す」「体験なども抽象的」と合格とは程遠い作文でした。
なので、これから紹介する「適性検査の作文を得意分野にする手順」をしっかり、じっくり取り組んでいけば確実に作文を得意分野にできると思います。
適性検査の作文を得意分野にする手順
適性検査の作文を得意分野にするための手順としては下記の通りです。
1つづつ詳しくご紹介しましょう!
1.まずは読解力
公立中高一貫校の適性検査では指定の文章を読んだうえで自分の体験や考えを問われるタイプの作文が多いです。つまり課題文や問題文をしっかり読む力がないと、いくら作文の練習をしても的を得た作文になりません。
まずは、課題文や問題文をしっかり読む読解力の向上が適性検査での作文対策だと思います。
2.作文を好きになる
適性検査の作文では、短時間で400文字前後の文章を書く必要があります。
まずは文章を書くことに苦手意識がある場合は苦手意識を払拭することが重要です。
苦手意識を持ったままだと、適性検査直前の毎日最低1本の400文字の作文を書く生活は耐えられないと思います。
作文を好きになることを目指しましょう!
勉強全般に言えることですが、とにかく好きにさせたら、後は子供たちは自らの力で成長していきます。お子さんが書いた作文が見るに堪えない文章だったとしても、褒めるところを探して褒めて伸ばしていくことをお薦めします(自分の子供に対しては難しいのは100%同意です…修行だと思って頑張りましょう苦笑)
3.「作文を書く」→「添削をする」を繰り返す
読解力が身に付いて、文章を書くことを好きに(最低でも苦手ではなく)なったら、後は作文を書いて書いて書きまくりましょう。
ただし、注意が必要なのが作文は書いたら添削することをセットにして、必ず書いた作文から学びを得て、次回以降の作文の改善改良に結びつけることが重要です。
作文の添削はコチラの記事で詳しく解説します。
「作文を書く」→「添削する」を繰り返す
最強の作文対策は、なんと言っても書くことです。
しかも書くだけではなくて添削して、問題点を把握して少しづつ改善しながら「作文」→「添削」を繰り返すことが重要です。
この「作文」と「添削」を繰り返す勉強は適性検査直前まで、実施します。
適性検査の直前は「公立中高一貫校適性検査問題集 全国版」で、全国の公立中高一貫校の過去問に取り組みました。
ただ「公立中高一貫校適性検査問題集 全国版」の回答には作文の模範解答がありません。なので模範解答がある「作文力で合格! 公立中高一貫校 適性検査対策問題集」「作文力で合格! 2 公立中高一貫校適性検査対策問題集」がお薦めです。
適性検査の作文の型
ここで適性検査の作文の型を1つ紹介します。
この型が通用しないような問題もあると思いますが、適性検査作文の型の1つとして有名なのが「いりたまご」です。
いりたまごは、「意見」「理由」「体験」「まとめ」「誤字脱字チェック」の頭文字をとった言葉です。
•意見=課題文からキーワードを抽出して問題提起
•理由=その問題点に対する自分なりの考察
•体験=意見・理由を補強する体験談
•まとめ=問題提起に対して改善提案してまとめる
•誤字脱字チェック
娘は準備を本格的に開始してから適性検査本番まで1年なかったので、作文に関しては「意見」「理由」「体験」「まとめ」の型通りに、2ヵ月くらい前からは毎日書きました(そして添削しました)
適性検査の作文問題で得点を取りきるために
誤字脱字をなくす
作文の内容も大切ですが、適性検査での採点では、内容が良くても加点される点数は数点です。得点を取るためには誤字脱字や句読点の打ち間違いなど減点対象となる部分を減らしていくことが重要です。
また小学校で習う漢字を「ひらがな」で書いた場合も減点されるケースがあるため注意してください。
漢字だけじゃない「ひらがな」「カタカナ」も大切
ちなみに娘の時は、適性検査直前に作文の添削をしていてカタカナの「ソとン」「ツとシ」が誤字になるんじゃないか妻と焦ったのを憶えています。
作文を添削度に「ソとン」「ツとシ」が気になることは伝えてきましたが、なかなか治りませんでした…。
塾でも作文添削などもしてもらっていました。しかしカタカナの「ソとン」「ツとシ」などが指摘されることはありませんでした。塾の面談で質問すると「確かに…減点される可能性がありますね…直した方が良いと思います」とのことでした。
塾の先生も忙しいので1人1人の作文添削をそこまで丁寧にやっていられないのだと思います。
でも親としては1点でも減点のリスクを少なくして本番に挑ませてあげたいとの思いから、私と妻で交代で添削する日々がはじまりました…。
仕事も忙しい中で深夜に添削する日々は厳しいものがありましたが、無事に合格させることができてサポートして良かったなと思っています。
試験直前になって「カタカナが誤字扱いで不合格になったら悔やんでも悔やみきれないよ」と伝えて適性検査直前の2週間くらいは、毎朝「カタカナ」の練習をしました。
余裕がある時期に「なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳」や
「なぞらずにうまくなる子どものカタカナ練習帳」で練習しておくと安心だと思います。
適性検査の作文を得意分野にするスケジュール
このスケジュール通りに作文対策をおこなえば、公立中高一貫校に合格するための作文力は身に付いていると思います。(1点、作文添削の質には気を付けてください。詳しくはコチラ)
適性検査対策では「読解力」「思考力」「アウトプット力」の育成!
東大生講師と1対1でディスカッション双方向オンライン授業
適性検査問題は、問題文の分量が非常に多いことをご存じですか? 限られた時間内に解答を作成するには、速読力と読解力が重要です。そして作文問題も含めて記述力も求められます。
適性検査は私立中学受験のように国語・算数・理科・社会などの科目試験ではありません。適性検査とは情報処理力、思考力、アウトプット力などを求められる教科横断型の検査です。
先にご紹介した「速読力」「読解力」「記述力」は文系問題でのみ求められる訳ではありません。理系の問題でも「速読力」「読解力」「記述力」が重要です。
短時間で問題文で問われていることを正確に読み取り、条件を整理して求められる解答をアウトプットする必要があります。
そこでオススメなのが国語特化のオンライン個別指導「ヨミサマ。」です!
「ヨミサマ。」は東大生講師と1対1の対話で問題についてディスカッションすることで「読解力」はもちろん「思考力」や「アウトプット力」も育成できます。
授業内容は週に1回、「ヨミサマ。」が厳選した1問の問題に取り組みます。取り組んでもらった後は、東大生講師が解説授業をし、東大生講師と1対1の対話で問題についてディスカッションするスタイルです。
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小学校低学年から取り組める作文対策
ご紹介した「適性検査の作文を得意分野にするスケジュール」は小5の終わりから小6のはじめから取り組んで合格するための作文力を身に付けるスケジュールとしてご紹介しました。
公立中高一貫校の適性検査対策は、難関私立や国立を目指す中学受験のように小2、小3から塾に行かないと対策が取れないと言うような検査ではありません。
小学校で習うことを理解していれば小6からの準備でも十分に間に合います。
ただ、小学校低学年から準備をはじめた方が有利ではあると思います。
最後に小学校低学年から準備をするなら、どんな準備をしておくのが効果的かご紹介します。
読書
小学校の低学年からできる対策の1つとして読書があると思います。
本を読むのが好きな子は、大量の文章や図、グラフなどを読みこなさなければいけない適性検査では、非常に有利です。
うちでは、娘も息子も本が大好きです。特に物語文が大好きで小5で「ハリー・ポッターシリーズ」を読破していました。
ハリーポッターはDVDでハマって原作本があることを教えてあげると「買って~」とせがまれて全巻購入したところ姉弟で何度も読んでいました。
うちでは子供が保育園の頃から月に1冊は好きな本(小さい頃は絵本)を購入してあげました。
月に何冊も読みたい時は、図書館なども活用していますが、好きな本・興味がある本が、いつでも手に取れる環境を与えてあげたくて本は沢山購入してあげました。
適性検査対策になる読書
適性検査対策として「読む力」の育成は重要です。
好きな本を読ませて、とにかく読書を好きにさせることが重要です。しかし適性検査で物語文が出題されるのはレアケースです。
最終的に適性検査で活用できる読書と言うことでお薦めなのは適性検査で出題される頻度の高い「説明文」/論説文」の書籍を読むことです。
ただし読むのが好きではない子に無理やり読ませることはお薦めしません。
薦めてみたい本をピックアップ
適性検査で使われそうな、そして面白そうな新書をいくつかピックアップしてみました。
数理の窓から世界を読みとく: 素数・AI.生物・宇宙をつなぐ
私たちのサステイナビリティ: まもり、つくり、次世代につなげる
実際に購入した本
息子に上記の10冊をオススメしてみました。
結果、下記の3冊を購入することになりました。
1番気になる本は「大絶滅は,また起きるのか?」だそうです。
いきなり、オススメした本ではありませんでした。。。💦
2冊目は「カガク力を強くする!」
こちらも私が薦めた本ではありませんでした…
本人が興味がある本が一番ですからね💦
3冊目は「男子が10代のうちに考えておきたいこと」
まさかの3冊ともオススメした本ではありませんでした…💦
ちなみに「男子が10代のうちに考えておきたいこと」は「Amazonの口コミに「男女ではなく、人間としてどのように生きていきたいかを考えていこう、というシンプルなメッセージがちょっと欠けているのではと感じた(抜粋)」と言った意見もあるよ」と伝えたところ。
「でも俺は男だからね。男として10代のうちに考えておくべきことに興味があるよ」的なことを言っていました。
ジェンダーレス(従来の女性観や男性観というジェンダー(社会性別)にとらわれない考え方)が唱えられて随分経ちますが、確かに男性と女性は違いがありますからね。
なんか小5の息子が随分と大人になったと感じました。
小学校低学年から取り組める教材
小学校低学年からコツコツやっておくと良いと思う教材をご紹介します。
はじめての論理国語シリーズ
小学校低学年から取り組めるお薦め教材が「はじめての論理国語シリーズ」です。
「はじめての論理国語シリーズ」は林修さんの前に東進ハイスクールのカリスマ国語講師だった出口汪さんが開発した日本語の規則に基づいた論理的思考力養成システムである『論理エンジン』を小学生向けに編集した教材です。
「はじめての論理国語シリーズ」は基本的に無学年型の教材ですが「小1レベル」から「小6レベル」まで6冊があります。
まとめ
今回は、公立中高一貫校受検で作文を得意分野にする方法に関して私が持つ全てのノウハウをまとめてみました。
公立中高一貫校に合格するには適性検査で、しっかり得点することが欠かせません。
理系問題は年度ごとに出題傾向が大きくことなることがあり、しっかり得点できるか受けてみないとわからない傾向があります。
しかし、作文問題は、課題文や問われる内容は毎年変わりますが、作文力をしっかりと身に付けていれば確実に得点に結び付けることが出来ます。
作文を得意分野にすることで公立中高一貫校受検の適性検査で安定して得点を獲得できる力を身に付けることと言えるのではないでしょうか?
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