地元の公立中学校と変わらない授業料でありながら、高い進学実績で人気の公立中高一貫校。娘が2022年受検で無事に合格することが出来ました。
2024年には弟が公立中高一貫校受検を考えており、娘の受検経験をもとに受検計画を考え中です。
今回は、進研ゼミの公立中高一貫校受検講座(「考える力・プラス講座」「作文・表現力講座」)に関して詳しく解説していきます。
進研ゼミ 公立中高一貫校受検対応講座とは
進研ゼミは、小学校の授業レベルの「小学生講座」に加えて「考える力・プラス 中学受験講座」や「考える力・プラス講座(公立中高一貫校受検対応)」などのオプション講座が多数あります。
オプションの講座ですが、「考える力・プラス講座(公立中高一貫校受検対応)」単体での受講が可能です。
「考える力・プラス 中学受験講座」や「考える力・プラス講座(公立中高一貫校受検対応)」の対象は小学5〜6年生ですが、小学3〜4年生で受講したい場合は「考える力・プラス講座 3・4年生」で公立中高一貫校受検のための基礎力をつけられます。
「公立中高一貫校 小3・小4で勉強しておきたいこと、やっておきたいこと、読んでおきたい本」でも書きましたが、公立中高一貫校の適性検査は小学校で習う内容から出題されるのと、報告書も合否に影響があるため小学校で習う内容の理解の質を上げておくことが重要です。
小5までは「考える力・プラス講座」よりも「小学生講座」で小学校で習う内容の理解の質を高めることが重要だと思います。
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進研ゼミ 公立中高一貫校受検対応講座の特徴
考える力・プラス講座5・6年生
受検によく出るテーマの良問を解くことで、思考力を伸ばす
適性検査を題材に、受検によく出るテーマの問題を解きながら思考のトレーニングを行います。
プロ講師の映像授業で、解答までの過程や考え方がしっかり理解できます。
受検によく出る形式の問題で演習を重ね、読解力を養う
受検によく問われる出題形式の問題が解くことで、本番でも問題文の意図や資料を読み取る力がつきます。解き方のテクニックがわかる映像授業で、問題の着目ポイントがよくわかります。
作文の個別指導で合格に必要な表現力が身につく
文字数の多い作文を書くメソッドを細かいステップで学び、文章作りの基礎が身につきます。
専任の「赤ペン先生」が個別に指導し、合格レベルの作文力に引き上げます。
公立中高一貫校の適性検査と、私立・国立中学校入試とは、問題の傾向が異なるため、2つの講座があります。
作文・表現力講座 3〜6年生
楽しいテーマで発想・思考・表現力を伸ばす
- 文章を読み進める時のポイントが整理されているから、与えられた情報から書くべきことを”読み取る力“が伸びる。
- 順を追って具体的に考えるテクニックが学べるから、 自分の思ったことを“筋道を立てて考える方法”を習得できる。
- 書き方のコツがまとまっているから、相手に伝わる文章の”表現方法や組み立て方“が身につく。
ニガテでも大丈夫!ひとりで取り組める仕組み
- レッスンごとにステップを踏んで解き進めるから、週1回約20分でもしっかり伸びる。
- 「例文」やヒントがあるから、わかりやすい文章をイメージしながら取り組める。
- 「ポイント」が整理された解答解説だから、一人でしっかり見直しできる。
進研ゼミ 公立中高一貫校受検対応講座の教材の質
公立中高一貫校に頻出するテーマに絞っているため、少ない問題でも総合的な力をつけることができる良質な教材となっています。
掲載されている問題は公立中高一貫校対策コースがある塾のテキストに似ています。
ただ塾のテキストとの大きな違いはイラストなどが沢山掲載されていて自学自習できるようになっている点だと思います。ただ教材の質は高いものの量が少ないので塾に通わない場合は市販のテキストも使って演習問題をこなすことが必要だと思います。
進研ゼミ 公立中高一貫校受検対応講座の合格実績
- 東京都立小石川中等教育学校 8名
- 東京都立南多摩中等教育学校 26名
- 千葉県立千葉中学校 4名
- 千葉県千葉市立稲毛高等学校附属中学校 13名
- 神奈川県横浜市立南高等学校附属中学校 15名
- 神奈川県立相模原中等教育学校 20名
- 埼玉県立伊奈学園中学校 14名
- 埼玉県さいたま市立大宮国際中等教育学校 16名
- 宮城県仙台二華中学校 4名
- 北海道札幌市立札幌開成中等教育学校 27名
- 大阪府立富田林中学校 8名
- 滋賀県立水口東中学校 16名
- 石川県立金沢錦丘中学校 27名
- 静岡県立浜松西高等学校中等部 35名
- 岡山県立岡山操山中学校 24名
- 広島県立広島叡智学園中学校 2名
- 佐賀県立致遠館中学校 29名
- 長崎県立諫早高等学校附属中学校 23名
など合計1,634名
※2021年実績(2021年5月末時点)
※小学5・6年生時に「進研ゼミ小学講座」を3か月以上、「作文・表現力講座」を2回以上、「考える力・プラス講座」を3か月以上、または小学4~6年生時に「考える力・プラス 中学受験講座」を3か月以上、いずれか受講したことがあるかたで、公立中高一貫校に合格したかたの人数です。
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進研ゼミ 公立中高一貫校受検対応講座の評判
進研ゼミ 公立中高一貫校受検対応講座で合格した方の体験談・口コミ
子供が都立中学1本での受検を希望したので、学校の勉強を第一に考え、生活リズムを崩さずに勉強させたいと思い、塾には通わず「考える力・プラス講座」を選びました。<適正検査・作文対策テキスト>では、ポイントを絞ってあるので試験前に再確認できました。本番を意識したテスト対策ができてよかったです。
塾に通うことなく、受検対策がしたかったため受講しました。<適性検査・作文対策テキスト>は、単元ごとに準備ができました。「考える力・プラス講座」で基礎力をつけた後は、実際の受験校の過去問をくり返し解き、傾向をしっかり把握して、適切なレベルの問題をくり返し練習することをおすすめします。
家庭で出来る学習として「考える力・プラス講座」を受講しました。受検の勉強は何度も繰り返し学習することが大切だと思います。親からは提出物への声かけはしてサポートしました。<赤ペン先生の問題>の作文と適性検査の問題では、「赤ペン先生」のアドバイスがとても参考になり役立ちました。
※進研ゼミHPより
Twitterでの体験談・口コミ
Twitterの口コミをチェックすると、小学校低学年で「考える力・プラス」の評判が高い!
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進研ゼミ 公立中高一貫校受検対応講座の料金
卒業までの一括払い | 3,998円/月(税込)(合計金額90,656円(税込)) |
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12か月分一括払い | 3,998円/月(税込)(合計金額47,976円(税込)) |
6か月分まとめ払い | 4,208円/月(税込)(合計金額25,248円(税込)) |
毎月払い | 4,208円/月(税込) |
進研ゼミ 公立中高一貫校受検対応講座だけで合格できるの?
結論、志望校のレベルとお子さんのタイプによると思います。
すみません…💦
ただ、進研ゼミ 公立中高一貫校受検対応講座と合わせて「公立中高一貫校適性検査問題集 全国版」や「志望校の過去問」に取り組むのは絶対条件だと思います。
下記の記事でも書きましたが「基礎学力が高く」「知的好奇心が旺盛」で「論理的思考ができて」「試行錯誤ができる」ようなお子さんであれば、進研ゼミ 公立中高一貫校受検対応講座だけで志望校に合格することも不可能ではありません。
ただし
首都圏だと
- 東京都立小石川中等教育学校
- 東京都立両国高等学校附属中学校
- 東京都立桜修館中等教育学校
- 東京都立武蔵高等学校附属中学校
- 千葉県立千葉中学校
- 横浜市立南高等学校附属中学校
- 神奈川県立相模原中等教育学校
首都圏以外だと
- 宮城県仙台二華中学校
- 大阪府立富田林中学校
など公立中高一貫校でも難関校と言われる学校は専門的な勉強をしないと合格する確率は、かなり下がってしまします。
塾なしで合格することも不可能ではないと思いますが下記は必須だと思います。
- 志望校の過去問をしっかりやって、わからない問題がないレベルにしておく
- 志望校以外にも全国の適性検査の問題に取り組み、わからない問題がないレベルにしておく
その前提として過去問の解説などを見て本人(もしくは保護者が理解して教えてあげる)ことが出来る必要があると思います。
※詳細は下記記事で詳しく解説しています。
まとめ
今回は、進研ゼミの公立中高一貫校受検講座(「考える力・プラス講座」「作文・表現力講座」)に関して詳しく解説しました。
とても質の高い教材で小学校低学年から中学年で基礎力を定着させるには良い教材だと思います。
小5、小6になったら過去問や公立中高一貫校対策テキストなどと合わせて使用すれば合格することも可能だと思います。
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