昨日は娘と私と妻で公立中高一貫校の適性検査の過去問を一緒に解いてみました。今回、解いてみたのは2020年の福岡県立の公立中高一貫校の適性検査です。
今回、過去問を解いたのは「2021年度受検用 公立中高一貫校適性検査問題集 全国版 (公立中高一貫校適性検査問題集シリーズ)」に掲載されている問題をコピーして家族で解いてみました。
最新版は「2025年度受検用 公立中高一貫校適性検査問題集 全国版 (公立中高一貫校適性検査問題集シリーズ)」です(2024年10月20日(日)追記)
福岡県は福岡県立宗像中学校、福岡県立嘉穂高等学校附属中学校、福岡県立育徳館中学校、福岡県立門司学園中学校、福岡県立輝翔館中等教育学校の5つの県立公立中高一貫校があるようですが今回は福岡県共通の適性検査です。
公立中高一貫校とは
公立中高一貫校は、1999年文部科学省が学校教育法を一部改正し、それまで私立中学(や一部国立)でしか提供されていなかった中学校・高等学校の6年間で一貫した教育を提供できる公立の中高一貫校です。
詳しくは下記の記事でご紹介しています。
公立中高一貫校の過去問を解いてみた感想
私と妻ははじめて公立中高一貫校の過去問に取り組んでみました。50分の適性検査を時間制限通りやってみました。はじめて解いてみた感想は難しいですね(汗)ただ実際に解いてみて公立中高一貫校がどんな生徒を求めているのかを改めて感じることが出来ました。
適性検査に関しては下記の記事で詳しく説明していますが「仮説思考力」や「読解力」が試されているようですが今回解いた福岡県の適性検査も「太陽と影の関係の問題」「電気の回路図の問題」「くらしと防災をテーマにグラフや資料を読み取る問題」そして「約数の問題」でしたが正に「仮説思考力」や「読解力」が試されている問題でした。
適性検査とは?
公立中高一貫校の受検には「適性検査」があります。この検査は筆記型のペーパーテストなのですが私立中学受験のような教科別の試験ではなく、教科を超えた総合的な能力を判断するためのテストです。
例えば身近な環境問題を考えながら計算をしたり、リサイクルの材料を使って理科実験をしたりする問題などが取り上げられます。
適性検査では「仮説思考力」や「読解力」などが試されています。「仮説思考力」に関しては、日常の現象について「なぜ?」と疑問を持ち、仮説を立てる力などが重要なようです。また「読解力」は文章を読んで理解する力も必要ですが、それだけではなくて出題者の意図を読み取ることも含めた力が求められるようです。
基本的に小学校で学ぶレベルの知識を元に思考力を試されるような検査なので多くの私立中学受験で求められる「深い知識」を前提とした暗記的な勉強が必要な受験ではないのも特徴です。
大人が解いても、解き甲斐のある問題で50分の検査時間でしたが私もギリギリで解き終わる感じでした(汗)娘も過去問を解いたのは2回目でしたが難しかったようです。
苦手意識を持たせないように少しづつ過去問にも取り組んでいかないとな。
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