都立中高一貫校の合格実績が良い塾は? 2023年塾別 合格実績まとめ

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東京都
ママ
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都立中高一貫校受検(公立中高一貫校受検)にチャレンジすることを決めて、どの塾に入るか悩んでるんだけど、どこがいいの?

一般の公立中学と変わらない学費で高い大学合格実績から全国的に人気が高い「公立中高一貫校」

ただ公立中高一貫校受検は「適性検査」という特殊な検査で選抜されます。

この「適性検査」は、一般的な中学受験でおこなわれる国語・算数・理科・社会の四科受験とは異なるので注意が必要です。

ママ
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「適性検査」って何?

適性検査は科目ごとに分かれておらず複数の教科が混ざったような形式の問題です。

過去の適性検査では、音楽や体育の要素が混じった問題も出題されたことがあります。

なので、勉強方法や対策も一般の中学受験とは違ってきます。

つまり、勉強方法や対策を教えてもらうためには、それに対応した塾を選ぶ必要があるということになります。

この記事を読んで欲しい方
  • 東京都の公立中高一貫校(都立/区立)に強い塾のことを知りたい
  • 東京都の公立中高一貫校(都立/区立)に合格する方法を知りたい
  • 公立中高一貫校の特徴を知りたい方
アニーパパ
アニーパパ

公立中高一貫校を検討しはじめた当初(2020年)に、私が住んでいる神奈川県の近都道府県についても調べていました。私は神奈川県在住ですが隣の駅が東京都なので娘の中学受験では私立中学併願で東京都の学校を受験しました。適性検査型で受験できる中学を受験したんですが、東京都の適性検査に類似する問題が多かったと思います。なので東京都の適性検査に関しても調査していたことが本当に役に立ったと思います。

この記事を書いた人

管理人の"アニーパパ"と申します。 神奈川県在住40代です。2022年に長女が公立中高一貫校に無事に合格することができました。
私は東証一部上場企業の子会社で教育事業の責任者を2年ほどやっていました。当時、公立中高一貫校受検の専門家や国際バカロレア(IB)の専門家の方々に、取材や対談でお会いして公立中高一貫校や英語教育に魅力を感じました。
このブログでは子供たちの中学受検体験記的な内容から仕事も含めて情報収集して集めた受検・教育情報なども紹介していこうと思います。ちなみに2024年には次男の中学受検を予定しています。
また、娘が中高一貫校に通うことになり中高一貫校の多くで使用されている検定外教科書「体系数学」と「New Treasure(ニュートレジャー)」に苦戦しました。そこで多くの専門家の方々に相談してオンラインスクールを開校しました。このような経験から得られたことも発信しています。

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今回は東京都の公立中高一貫校に合格者を出している塾ランキングです。

東京都には都立の小石川中、両国高附中、桜修館中、立川国際中、大泉高附中、南多摩中、白鴎高附中、三鷹中、富士高附中あと千代田区立の九段中の11校があります。

各塾の公式サイトによると全11校でenaが合格者数No.1となっています。

東京都の公立中高一貫校対応の塾合格実績ランキング

2023年

各塾ホームページより

2022年

各塾ホームページより

2020年

 都立小石川中都立両国高附属中都立武蔵高附属中千代田区立九段中都立桜修館中都立立川国際中都立大泉高附属中都立南多摩中都立白鴎高附属中都立三鷹中都立富士高附属中
ena654278625510271102848577
栄光ゼミナール2336171440201922243519
早稲田アカデミー385151176357132
日能研2261014203431242
SAPIX3551151213 262
早稲田進学会364152 6103853
早友学院120      1 1
大原予備校   15       
※各塾の公式ウェブページの2020年中学入試合格実績より
アニーパパ
アニーパパ

私がはじめて東京都の公立中高一貫校の塾ごとの合格実績を調べた2020年もenaが強かったのですが更に強くなった印象です。

2022年春期講習を次男体験した際の体験談も記事にしていますのでenaを検討している方は是非参考にしてください。

学校別合格者数ランキング(2022年/2023年)

小石川中

  1. ena:71名(2022年)→ ena:80名(2023年)
  2. 早稲田進学会:40名(2022年)→ SAPIX:51名(2023年)
  3. SAPIX:36名(2022年)→早稲田進学会/早稲田アカデミー:36名(2023年)

両国高附中

  1. ena:80名(2022年)→ ena:94名(2023年)
  2. 早友学院:27名(2022年)→ 早友学院:28名(2023年)
  3. 栄光ゼミナール:22名(2022年)→ 栄光ゼミナール:20名(2023年)

武蔵高附属中

  1. ena:101名(2022年)→ ena:103名(2023年)
  2. 早稲田進学会:17名(2022年)→ 早稲田アカデミー:16名(2023年)
  3. SAPIX:15名(2022年)→ 日能研:13名(2023年)

桜修館中

  1. ena:63名(2022年)→ ena:68名(2023年)
  2. 栄光ゼミナール:27名(2022年)→ 栄光ゼミナール:31名(2023年)
  3. 日能研:16名(2022年)→ 日能研:16名(2023年)

立川国際中

  1. ena:125名(2022年)→ ena:106名(2023年)
  2. 栄光ゼミナール:11名(2022年)→ 栄光ゼミナール:14名(2023年)
  3. 早稲田進学会:8名(2022年)→ 早稲田アカデミー:8名(2023年)

大泉高附中

  1. ena:104名(2022年)→ ena:110名(2023年)
  2. 栄光ゼミナール:15名(2022年)→ 栄光ゼミナール:14名(2023年)
  3. 早稲田進学会:11名(2022年)→ 日能研:12名(2023年)

南多摩中

  1. ena:96名(2022年)→ ena:98名(2023年)
  2. 栄光ゼミナール:21名(2022年)→ 栄光ゼミナール:13名(2023年)
  3. 臨海セミナー:9名(2022年)→ 臨海セミナー:5名(2023年)

白鴎高附中

  1. ena:73名(2022年)→ ena:111名(2023年)
  2. 栄光ゼミナール:20名(2022年)→ 栄光ゼミナール:14名(2023年)
  3. 早稲田進学会:7名(2022年)→ 日能研:11名(2023年)

三鷹中

  1. ena:86名(2022年)→ ena:101名(2023年)
  2. 栄光ゼミナール:25名(2022年)→ 栄光ゼミナール:18名(2023年)
  3. 早稲田進学会/SAPIX:9名(2022年)→ 早稲田進学会/臨海セミナー:6名(2023年)

富士高附中

  1. ena:99名(2022年)→ ena:109名(2023年)
  2. 栄光ゼミナール:17名(2022年)→ 栄光ゼミナール:11名(2023年)
  3. 早稲田進学会:6名(2022年)→ 日能研:6名(2023年)

九段中

  1. ena:64名(2022年)→ ena:64名(2023年)
  2. 栄光ゼミナール:24名(2022年)→ 栄光ゼミナール:25名(2023年)
  3. SAPIX:16名(2022年)→ SAPIX:13名(2023年)

塾の合格者数の発表を見る時の注意点

合格者数の集計方法が違うケースも

ただ注意が必要なのが各塾が発表している合格者数には集計方法に差があって、親が普通にイメージする「その塾に1年とか2年とか通って合格した生徒」だけでなく塾によっては「季節講習(夏期講習とか冬期講習とか)だけ受講した生徒」も対象にしていたり「各塾が主催している模試を受けた生徒」まで合格実績の対象にしているケースもあるようです。

アニーパパ
アニーパパ

神奈川県の臨海セミナーに対し、ライバル塾19社(ステップ、早稲田アカデミー、秀英予備校など)が連名で業務改善を求めるという前代未聞のニュースもありました…

合格者数の合計数でしかない

また各塾が発表している数字は各塾の基準で集計した合格者数の合計でしかありません。

例えば

A塾で小石川中等教育学校を受検した生徒が100人いて合格者が15人

B塾から小石川中等教育学校を受検した生徒が10人いて8人合格

だとすると、みなさんならA塾とB塾のどちらにお子さんを通わせたいと思いますか?

多くの方がB塾に通わせたいと思うのではないでしょうか?

アニーパパ
アニーパパ

合格率8割ですからね

でも多くの塾は合格者数は発表しますが母数は出していないので下記のような数字で比較することになります。

小石川中等教育学校合格実績

A塾15人

B塾8人

どちらにお子さんを通わせたいと思いますか?

多くの方がA塾に通わせたいと思うのではないでしょうか?

本当に重要なのは?

教室ごとの受検者数と合格者数

なので合格者数だけで塾を選ぶのは正しい判断ができていないケースもあると思います。

ただ矛盾しているように感じられるかもしれませんが合格実績は重要な判断基準ではあると思います。では、どのように判断すれば良いかと言うとネットの情報やチラシなどに掲載されている合格者数を鵜呑みにせず最寄りの教室に行って下記の数字を確認してください。

この教室公立中高一貫校コースを受講していた生徒さんで何人が受検して、何人が合格しましたか?」

アニーパパ
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はじめは、そんなこと聞いたら不快に感じられてしまうかな…?と思ったりもしましたが、教室に説明に行った際に教室長など責任者層に聞けば、普通に教えてくれます。

実際に聞いてみると志望校に塾全体では何十人と合格実績があるものの、近所の教室からは1名も合格者がでていないってことを教室長が教えてくれたこともありました。

でも、その塾のホームページやチラシには何十人の合格実績しか書いてありません。

1名の合格者も出ていない、その教室の窓(外を歩いていると見える窓)には合格実績が貼ってあったのですが、何十人という塾全体の実績が掲載されていました。

担当講師さんの実績や指導力、教室長さんの熱意

あとは当たり前ですが担当講師さんの実績や指導力が重要なのは言うまでもありません。ネットでの情報収集ではわかりませんので体験授業を受講したり親も教室に伺って教室長さんや担当講師さんとお話してみるのが良いと思います。あと私の経験では講師の方の実績や指導力と合わせて教室長さんが熱意がある方だと教室の成績が高い印象があります。

なので合格者数ランキングは参考程度にみて近くの教室に行って話を聞いてみることをおすすめします。

アニーパパ
アニーパパ

実際に公立中高一貫校受検を終えて感じるのは、とにかく塾選びは最初が重要ということです。

うちは夏休み明けに「この塾大丈夫か?」と思いましたが受検まで残り半年を切っていましたので、なかなか転塾する決断は出来ませんでした。

塾の検討時は、面倒だと感じるかもしれませんが、できるだけ複数の塾/教室に実際に行って教室長の先生と話したり、可能であれば実際の授業を見学させてもらうなどして決めるべきだと思います。

東京都の都立中高一貫校受検対策コースがある塾

各塾の特徴

ena

enaが新たに開校した映像授業の学習塾「enastar」の授業サンプル動画

enaは都立中(区立九段含む)の全てで合格者数No.1の塾です。

うちの息子も春期講習を体験させていただきましたが、東京都の公立中高一貫校の適性検査対策として非常に質の高い授業を提供していると思います。息子も授業自体が楽しくでわかりやすいと言っていました。

ただ、どの教室でも同じ質の授業を提供しているわけではないと感じました。詳しくは下記の記事でも紹介しましたが、通塾前に体験授業などを受けさせてもらうことをおすすめします。

enaの合格実績
enaホームページより

栄光ゼミナール

公立中高一貫校受検では、複数教科の知識を横断的に活用する力が求められます。それゆえ、基礎学力を完成させた上で適性検査専用の対策が必要です。栄光ゼミナールの公立中高一貫校受検コースでは、適性検査対策のための専用教材とカリキュラムで志望校合格へと導きます。

アニーパパ
アニーパパ

娘は栄光ゼミナールに通わせました。ホームページには「栄光ゼミナールは、一人ひとりの志望校合格とその先の成長のために、学習指導、進路指導で受検生とご家庭を全面サポートいたします。」鵜呑みにせずに、塾で何をやっているのか親も把握してサポートする姿勢が重要だと思います。

下記の記事に正直な体験談を書いているのでご参考にしていただければと。

栄光ゼミナールの合格実績
栄光ゼミナールホームページより

栄光ゼミナールでは東京都だけでなく神奈川県、千葉県、埼玉県、宮城県、茨城県、栃木県、京都府、滋賀県、鹿児島県などで合格者を出しています。

栄光ゼミナールホームページより
栄光ゼミナールホームページより

早稲田進学会

早稲田進学会は都立中高一貫校の適性検査対策に特化した専門塾です。

都立中高一貫校の最難関校である小石川中等教育学校など多くの学校でenaに次ぐ合格実績を出しています。

早稲田進学会は、適性検査には読解力・思考力・表現力の3つの力が必要だと考えています。

早稲田進学会では、これらの3つの力を実践的に身につける「合格講座」と“そっくり模試”2つのカリキュラムを用意しています。
試行錯誤して自分の答えを導く達成感はよい学びのサイクルをもたらします。
早稲田進学会で合格を実現してください。

早稲田進学会の合格実績
早稲田進学会ホームページより

早友学院

早友学院 公立中高一貫校受検コース

公立中高一貫校の高度な検査に対応できるように、思考する脳力を活性化していきます。課題を正確に把握し、分析し、推理し、解を導きだすチカラがなによりも必要になります。さらに、受検では将来のリーダーとしての資質にまで目が向けられます。だから、明るく元気に、楽しく学ぶのです。早友学院では、子どもたちがわくわくしながら学習できるように「百人一首大会」など楽しいプログラムも採り入れて、元気に学ぶ工夫をこらしています。

「思考する算数」「読解作文」「テーマ学習」を三つの柱として、分析し推理し判断し、自分の考えをしっかり表現する能力を育てていきます。小4からパズルやゲームにも取り組み、柔軟な思考力を目覚めさせます。小6の算数では入試に多用される割合やパズル系、論理系の問題をたくさんこなし思考力を鍛え上げます。テーマ学習では資料分析や社会・理科分野の知識も深め、視野の幅を広げます。国語は長文を速く読み速く解く訓練をくり返し、 200字、300字、400字の作文指導を重ね文章力を高めていきます。

早友学院 適性検査Ⅰ解説動画
早友学院 適性検査Ⅱ・Ⅲ解説動画
早友学院 合格実績
早友学院ホームページより

早稲田アカデミー

早稲田アカデミーの公立中高一貫校受検コース

公立中高一貫校受検をお考えの方向けに、5・6年生を対象に専門コースを設けております。

公立中高一貫校の入試問題として出題されるのは「学力試験」ではなく、「適性検査」。
単なる知識の蓄積やその活用だけでは対応できない「自ら考える力」が必要とされます。
早稲田アカデミーでは「自ら考える学習」を進める中で、「能動的に、主体的に学ぶこと」を身につけていきます。

早稲田アカデミーホームページより
早稲田アカデミーホームページより
早稲田アカデミー合格実績
早稲田アカデミーホームページより

臨海セミナー

臨海セミナーの『都立・公立中高一貫校受験の3つのポイント』
単元学習

適性検査を解答する上で必要な基礎学力を身に付けます。

適性検査対策

単元学習で身に付けた学力をもとに、資料を読み取る力・試行錯誤する力をバランスよく育成していきます。

作文添削指導

原稿用紙の使い方や論理的な文章の書き方を学んだらテーマ別の作文を数多く書いて添削を行い、書けるまで指導します。

通常授業も模試も、学校別に対応

東京・神奈川・千葉・埼玉の都立・公立中高一貫校に対応しています。
通常授業では、各学校の適性検査に即した形で進めていきます。また、グループワークが必要な学校はその対策もしていきます。定期的に行われる『志望校別 都立・公立中高一貫校オープン模試』も各学校の傾向に即した形で出題いたします。

臨海セミナーの都立中高一貫校 合格実績
臨海セミナーホームページより

まとめ

今回は東京都の公立中高一貫校対応の塾合格実績ランキングをまとめさせて頂きました。私の住んでいる神奈川県では学校によって「栄光ゼミナール」「臨海セミナー」「湘南ゼミナール」「中萬学院」など合格実績が多い塾が違いますが東京都は「ena」の一強です。

でも気になる塾が見つかったら近くの教室に行って話を聞いてみることをおすすめします。同じ「ena」でも教室や講師の方によって実績に差がありますよ。

アニーパパ
アニーパパ

次男がenaの春期講習を受講した時に2つの教室を見学させてもらいました。使っているテキストは同じですが先生や既に通っている生徒さんによって、大きな違いがあるなと感じました。

※各社のホームページなどで調べた情報を掲載していますが入塾にあたってはご自身で各社のホームページを確認したり各教室に行ってご自身の判断でお願いします。

都立中高一貫校の適性検査対策では「読解力」「思考力」「アウトプット力」の育成!
東大生講師と1対1でディスカッション双方向オンライン授業

都立中高一貫校の適性検査問題は、問題文の分量が非常に多いことをご存じですか? 限られた時間内に解答を作成するには、速読力と読解力が重要です。そして作文問題も含めて記述力も求められます。

適性検査は私立中学受験のように国語・算数・理科・社会などの科目試験ではありません。適性検査とは情報処理力、思考力、アウトプット力などを求められる教科横断型の検査です。東京都内公立中高一貫校の適性検査問題は小学校で学習する基礎的な学力をもとに、文章・会話・資料を正しく読み取り整理する読解力と、文章で解答を作成する表現力が求められます。

適性検査Ⅰは主に国語・作文(45分)です。例年AとB、2つの文章をもとにした読解問題と作文が出題されます。

適性検査Ⅱは、算数・社会・理科が大問ごとに出題される傾向です。

先にご紹介した「速読力」「読解力」「記述力」は、適性検査Ⅰの国語分野のみ求められる訳ではありません。作文でも適性検査Ⅱでも、短時間で問題文で問われていることを正確に読み取り、条件を整理して求められる解答をアウトプットする必要があります。

そこでオススメなのが国語特化のオンライン個別指導「ヨミサマ。」です!

ヨミサマ。は東大生講師と1対1の対話で問題についてディスカッションすることで「読解力」はもちろん「思考力」や「アウトプット力」も育成できます。

授業内容は週に1回、ヨミサマ。が厳選した1問の問題に取り組みます。取り組んでもらった後は、東大生講師が解説授業をし、東大生講師と1対1の対話で問題についてディスカッションするスタイルです。



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