
公立中高一貫校受検にチャレンジすることを決めて、どの塾に入るか悩んでるんだけど、どこがいいの?
一般の公立中学と変わらない学費で高い大学合格実績から全国的に人気が高い「公立中高一貫校」
ただ公立中高一貫校受検は「適性検査」という特殊な検査で選抜されます。
この「適性検査」は、一般的な中学受験でおこなわれる国語・算数・理科・社会の四科受験とは異なるので注意が必要です。

「適性検査」って何?
適性検査は科目ごとに分かれておらず複数の教科が混ざったような形式の問題です。
過去の適性検査では、音楽や体育の要素が混じった問題も出題されたことがあります。
なので、勉強方法や対策も一般の中学受験とは違ってきます。
つまり、勉強方法や対策を教えてもらうためには、それに対応した塾を選ぶ必要があるということになります。
- 公立中高一貫校の特徴を知りたい方
- 神奈川県の公立中高一貫校(県立/市立)に合格する方法を知りたい
- 神奈川県の公立中高一貫校(県立/市立)に強い塾のことを知りたい
うちは2022年に長女が公立中高一貫校受検を計画してます(この記事は計画中に書きましたが2022年4月に無事に志望していた公立中高一貫校に入学しました)
神奈川県に住んでいるので神奈川県の公立中高一貫校の合格実績がある塾を各塾が発表している合格実績でランキングしてみました。
※この記事は2020年に執筆し、2022年・2023年・2024年に加筆してきましたが、後輩の受検生ご家庭からのご相談が続いているので、2026年に改めて2025年・2026年入試の最新データを追記しました。当時の生々しい体験談やコメントはそのまま残しています。数字は変わっても「塾の合格者数の見方」の本質は変わらないので、あわせて読んでいただければと思います。
※この記事は2020年に執筆しましたが2022年、2023年、2024年、2026年に加筆修正しています。
下の表は各学校別の合格者ランキングです!
【2026年最新版あり】神奈川県の公立中高一貫校対応の塾合格実績ランキング
神奈川県には県立相模原中等教育学校、県立平塚中等教育学校、横浜市立南高校附属中学校、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校、川崎市立川崎高校附属中学校の5校の公立中高一貫校があります。
詳しくは下記の記事でご紹介しています。
学校別 塾別合格者数(2026年入試)
2026年(令和8年)入試の主要塾の合格者数は以下の通りです(各塾公式サイトの発表を中学受験スタディ等が集計したものより。「—」は非公表または実績なし)。
| 2026年合格実績 | 相模原中等 | 平塚中等 | サイフロ附属中 | 南附属中 | 川崎附属中 |
|---|---|---|---|---|---|
| 臨海セミナー | 48 | 15 | 16 | 64 | 43 |
| 中萬学院 | 17 | 99 | 6 | 34 | 14 |
| 湘南ゼミナール | 4 | 3 | 42 | 43 | 13 |
| STEP | 42 | 26 | — | — | — |
| 栄光ゼミナール | 16 | 3 | 6 | 7 | — |
| 日能研 | 12 | — | 8 | 9 | 15 |
| SAPIX | 7 | 1 | 1 | 9 | — |
| 早稲田アカデミー | 5 | — | 3 | 2 | 2 |
この2年で見えてきた傾向
当時(2020〜2022年)と比べて、大きな構図は変わっていませんが、いくつか動きがありました。
まず、臨海セミナーの強さがさらに際立ってきました。南附属中では2026年に64名と、私が調べていた頃(2020年54名、2022年53名)よりも合格者を伸ばしています。川崎附属中でも2025年56名・2026年43名と、依然としてトップクラスです。相模原中等でも臨海セミナーが40名台後半で、STEPと1〜2位を争う構図になっています。
次に、STEP(ステップ)が県立2校(相模原・平塚)での存在感を増しています。相模原中等では2025年31名・2026年42名と、臨海セミナーに迫る合格者を出すようになりました。もともと神奈川の公立高校入試でトップクラスの塾ですが、県立中等でも力をつけてきた印象です。
平塚中等は、相変わらず中萬学院の1強です。2025年91名・2026年99名と、他塾を大きく引き離しています。地元密着の中萬学院の強さは、私が記事を書いた頃とまったく変わっていません。
サイフロ附属中は、湘南ゼミナールの独壇場が続いています。2026年は42名と、他塾を大きく上回りました。記事本文でも触れた「サイフロ附属中の合格者数が全塾No.1」という湘南ゼミナールの実績は、その後も更新され続けているようです。
学校別 塾別合格者数(2025年入試)
参考までに、前年の2025年(令和7年)入試の実績も残しておきます。
| 2025年合格実績 | 相模原中等 | 平塚中等 | サイフロ附属中 | 南附属中 | 川崎附属中 |
|---|---|---|---|---|---|
| 臨海セミナー | 47 | 28 | 24 | 54 | 56 |
| 中萬学院 | 21 | 91 | 9 | 45 | 14 |
| 湘南ゼミナール | 7 | 1 | 24 | 32 | 9 |
| STEP | 31 | 18 | — | 1 | 1 |
| SAPIX | 4 | — | 6 | 8 | 1 |
| 四谷大塚 | 15 | 5 | 10 | 16 | 4 |
| 日能研 | 14 | 4 | 10 | 16 | 4 |
| 早稲田アカデミー | 9 | 1 | 1 | 1 | 1 |
学校別合格者数詳細
2024年実績

2023年実績

2022年4月に調べたデータ
| 2022年合格実績 | 県立相模原中等教育学校 | 県立平塚中等教育学校 | 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校附属中 | 横浜市立南高校附属中 | 川崎市立川崎高校附属中 |
| 栄光ゼミナール | 29名 | 6名 | 4名 | 7名 | 14名 |
| 四谷大塚 ※2022年の実績には神奈川県の公立中高一貫校の実績がなかったため2021年実績 | 15名 | 6名 | 14名 | 17名 | 6名 |
| 臨海セミナー | 40名 | 17名 | 16名 | 53名 | 47名 |
| STEP | 16名 | 18名 | - | - | - |
| 中萬学院 | 24名 | 99名 | 9名 | 49名 | 12名 |
| 日能研 | 17名 | 8名 | 11名 | 16名 | 16名 |
| 湘南ゼミナール | 4名 | 1名 | 35名 | 30名 | 12名 |
| 早稲田アカデミー | 10名 | ー | 2名 | 1名 | 1名 |
| SAPIX | 13名 | - | 9名 | 9名 | - |
| ena | 1名 | - | - | - | - |
| 進研ゼミ ※2022年データがまだ開示されていないため2021年実績 | 20名 | 19名 | 9名 | 15名 | 19名 |
| Z会 ※2022年データがまだ開示されていないため2021年実績 | 32名 | 21名 | 16名 | 25名 | 13名 |
2020年に調べた時のデータ
| 県立相模原中等教育学校 | 県立平塚中等教育学校 | 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校附属中 | 横浜市立南高校附属中 | 川崎市立川崎高校附属中 | |
| 栄光ゼミナール | 42 | 12 | 14 | 15 | 29 |
| 四谷大塚 | 38 | 15 | 11 | 44 | 20 |
| 臨海セミナー | 32 | 21 | 9 | 54 | 46 |
| STEP | 18 | 19 | 0 | 0 | 0 |
| 中萬学院 | 17 | 89 | 10 | 42 | 9 |
| 日能研 | 17 | 5 | 10 | 20 | 4 |
| 湘南ゼミナール | 13 | 6 | 30 | 35 | 12 |
| 早稲田アカデミー | 10 | 0 | 1 | 1 | 1 |
| SAPIX | 3 | 0 | 8 | 4 | 0 |
塾の合格者数の発表を見る時の注意点
合格者数の集計方法が違うケースも
ただ注意が必要なのが各塾が発表している合格者数には集計方法に差があって、親が普通にイメージする「その塾に1年とか2年とか通って合格した生徒」だけでなく塾によっては「季節講習(夏期講習とか冬期講習とか)だけ受講した生徒」も対象にしていたり、酷いケースでは「各塾が主催している模試を受けた生徒」まで合格実績の対象にしているケースもあるようです。

神奈川県の臨海セミナーに対し、ライバル塾19社(ステップ、早稲田アカデミー、秀英予備校など)が連名で業務改善を求めるという前代未聞のニュースもありました…
合格者数の合計数でしかない
また各塾が発表している数字は各塾の基準で集計した合格者数の合計でしかありません。
例えば
A塾で相模原中等教育学校を受検した生徒が100人いて合格者が15人
B塾から相模原中等教育学校を受検した生徒が10人いて8人合格
だとすると、みなさんならA塾とB塾のどちらにお子さんを通わせたいと思いますか?
多くの方がB塾に通わせたいと思うのではないでしょうか?

合格率8割ですからね
でも多くの塾は合格者数は発表しますが母数は出していないので下記のような数字で比較することになります。
どちらにお子さんを通わせたいと思いますか?
多くの方がA塾に通わせたいと思うのではないでしょうか?
本当に重要なのは?
教室ごとの受検者数と合格者数
なので合格者数だけで塾を選ぶのは正しい判断ができていないケースもあると思います。
ただ矛盾しているように感じられるかもしれませんが合格実績は重要な判断基準ではあると思います。では、どのように判断すれば良いかと言うとネットの情報やチラシなどに掲載されている合格者数を鵜呑みにせず最寄りの教室に行って下記の数字を確認してください。
「この教室で公立中高一貫校コースを受講していた生徒さんで何人が受検して、何人が合格しましたか?」

はじめは、そんなこと聞いたら不快に感じられてしまうかな…?と思ったりもしましたが、教室に説明に行った際に教室長など責任者層に聞けば、普通に教えてくれます。
実際に聞いてみると志望校に塾全体では何十人と合格実績があるものの、近所の教室からは1名も合格者がでていないってことを教室長が教えてくれたこともありました。
でも、その塾のホームページやチラシには何十人の合格実績しか書いてありません。
1名の合格者も出ていない、その教室の窓(外を歩いていると見える窓)には合格実績が貼ってあったのですが、何十人という塾全体の実績が掲載されていました。
担当講師さんの実績や指導力、教室長さんの熱意
あとは当たり前ですが担当講師さんの実績や指導力が重要なのは言うまでもありません。ネットでの情報収集ではわかりませんので体験授業を受講したり親も教室に伺って教室長さんや担当講師さんとお話してみるのが良いと思います。あと私の経験では講師の方の実績や指導力と合わせて教室長さんが熱意がある方だと教室の成績が高い印象があります。
神奈川県の公立中高一貫校で合格実績のある各塾の特徴
臨海セミナー

臨海セミナー 公立中高一貫プロジェクト
指導方針:基礎学力を身に付ける「単元学習」、資料を読み取る力・試行錯誤する力をバランスよく育成する「適性検査対策」、論理的な文章の書き方を指導する「作文添削指導」の3つの柱を軸に指導いたします。
カリキュラム:通常授業も、定期的に行われる『志望校別 都立・公立中高一貫校オープン模試』も、各学校の傾向に即した形で出題いたします。また、グループワークが必要な学校はその対策もしていきます。
臨海セミナーは神奈川県だけでなく東京都、千葉県、埼玉県の公立中高一貫校を対象にしたコースを持っています。長男の時に体験授業だけ受けたことがありますが「わかるようになるまで家に帰しません!」って熱血な先生でした。
| 2020年 | 県立相模原中等教育学校 | 県立平塚中等教育学校 | 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校附属中 | 横浜市立南高校附属中 | 川崎市立川崎高校附属中 |
| 臨海セミナー | 32名 | 21名 | 9名 | 54名 | 46名 |
| 2022年 | 県立相模原中等教育学校 | 県立平塚中等教育学校 | 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校附属中 | 横浜市立南高校附属中 | 川崎市立川崎高校附属中 |
| 臨海セミナー | 40名 | 17名 | 16名 | 53名 | 47名 |
市立南高附属中選抜クラス
横浜サイエンスフロンティア附属中選抜クラス
県立相模原中等選抜クラス
県立平塚中等選抜クラス
川崎高附属中選抜クラス
四谷大塚

基本的には国立/私立中学受験塾
公立中高一貫校対策コースもあるが小6から1回/週程度。
基本的には国立/私立受験の併願校として公立中高一貫校受検を考えている人向け
※中学受験テキストとして有名な「予習シリーズ」は公立中高一貫校向けテキストもある。
合格実績
| 2020年 | 県立相模原中等教育学校 | 県立平塚中等教育学校 | 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校附属中 | 横浜市立南高校附属中 | 川崎市立川崎高校附属中 | 合計 |
| 四谷大塚 | 38 | 15 | 11 | 44 | 20 | 128 |
栄光ゼミナール
指導方針:指導方針は下記4点のようです。
- 生徒一人ひとりの強みを最大限に活かす受検戦略を重視します
- 戦略上必要な学習や対策には妥協しません
- 反対に、合理性のない画一的な指導は行いません
- 生徒の合格と将来の活躍を心から願い伴走します
カリキュラム:国語(文系)・算数(理系)・理科・社会、教科の枠組みを超えた幅広いジャンルの問題を計画的に習得し、適性検査合格へ導きます。
Z会グループなのでZ会の作文添削との連携があったり塾での授業で学んだことを、次の授業までの間に何度も反復学習して理解を深めるためのオンライン学習システム「CATS@Home(キャッツアットホーム)」ってのがあり今は自宅のPCやiPadで使用できるようです長男が一時期通ってたんですが当時(5-6年前は紙で渡されて管理が大変でした)生徒自身が今どの部分を学習すればよいかをつねに把握できるので良いですよね。
通信教育に関しては下記の記事で紹介しています。
合格実績
| 2020年 | 県立相模原中等教育学校 | 県立平塚中等教育学校 | 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校附属中 | 横浜市立南高校附属中 | 川崎市立川崎高校附属中 | 合計 |
| 栄光ゼミナール | 42 | 12 | 14 | 15 | 29 | 112 |
湘南ゼミナール

■指導方針「サイエンスフロンティア附属中学校」「市立南附属中学校」「平塚中等教育学校」「相模原中等教育学校」「川崎市立川崎高等附属中」を志望されるお子様を対象に専門性の高い授業をおこなっているようです。
■カリキュラムそれぞれの学校を専門とする講師が指導しており問題分析を重ね、それぞれの入試で求められる力がつく独自のカリキュラムを作成しているとのことです。
湘南ゼミナールも長男が体験授業を受けたことがあります。QE授業と言う独自のメソッドでアクティブラーニング的な対話型授業が特徴だったと思います。
| 県立相模原中等教育学校 | 県立平塚中等教育学校 | 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校附属中 | 横浜市立南高校附属中 | 川崎市立川崎高校附属中 | 合計 | |
| 湘南ゼミナール | 13 | 6 | 30 | 35 | 12 | 96 |
神奈川県の公立中高一貫校受検塾大手!がが重要
神奈川県の公立中高一貫校各校の適性検査に精通した講師による授業
公立中高一貫校の受検時に課される適性検査は、算数や国語などを組み合わせた思考力重視の教科横断型の問題です。読解力や記述力、高い計算力が求められます。また、膨大な文章やグラフなどの資料から必要な情報を取り出す情報処理力も重要となります。神奈川県内の公立中高一貫校は、その出題形式や内容も様々ですが、求められる学力の根幹は一緒です。公立中高一貫コースの授業では、適性検査を解くために必要となる“思考していく過程”や“試行しながらの作業”を訓練していきます。
湘南ゼミナールは、サイフロ附属中の合格者数が8年連続全塾No.1と神奈川県の公立中高一貫校に精通しています。 特に横浜市立の「サイフロ附属中」と「南附属中」では非常に高い実績を毎年出しています。
- 横浜校:17名(他に南附属にも4名合格)
- 菊名校:12名(他に南附属にも4名、相模原中等1名合格)
- センター南校:3名(他に南附属にも2名)
- 上大岡校:1名(他に南附属にも13名)
- 戸塚東口校:1名(他に南附属にも5名)
- 川崎校:1名(他に川崎附属中8名、南附属にも1名)

ちなみに湘南ゼミナールは教室ごとの各校への合格者数を公式サイトで公開しています。サイフロ中は「横浜校」と「菊名校」から合格者が多いのがわかります。また南附属中だと「上大岡校」が最多の合格者を出しています。
ちなみに息子が季節講習だけですが湘南ゼミナールを受講させてもらいました。息子の感想は「授業がとても楽しい」というものでした。湘南ゼミナールに通わせようとも思いましたが電車通塾で片道40分くらいかかってしまうので泣く泣く断念…お近くに教室がある場合は、一度体験授業を受けてみることをお薦めします!
\ 湘南ゼミナールの授業の様子がテレビで紹介されています! /
\ まずは無料体験がオススメ! /
中萬学院
中萬学院も長男の中学受験の時に体験授業を受けたことがあります。CGパーソナルさんで個別指導を受けたのですが担当講師の方との相性が良くなかった記憶があります。個別とかだと講師の方との相性って大切ですよね。
| 県立相模原中等教育学校 | 県立平塚中等教育学校 | 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校附属中 | 横浜市立南高校附属中 | 川崎市立川崎高校附属中 | 合計 | |
| 中萬学院 | 17 | 5 | 10 | 42 | 9 | 83 |
県立相模原・平塚中等教育をめざすなら
- 平塚南
横浜市立南・横浜サイエンスフロンティア高校附属中をめざすなら
日能研


「シカクい頭をマルくする」という広告のコピーや、「Nカバン」が特徴。
基本的には国立/私立受験の併願校として公立中高一貫校受検を考えている人向け
グループに「ユリウス」と言う個別指導塾があり、こちらは公立中高一貫校受検を対象にしているようです。
日能研には中学受験に挑戦した長男が通っていました。親がしっかりサポートしてあげないと厳しいと思います。公立中高一貫校向けでは「ユリウス」と言う個別指導塾もあるようです。でも国立/私立受験がメインの塾です。
| 県立相模原中等教育学校 | 県立平塚中等教育学校 | 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校附属中 | 横浜市立南高校附属中 | 川崎市立川崎高校附属中 | 合計 | |
| 日能研 | 17 | 5 | 10 | 20 | 4 | 56 |
STEP

基本的には高校受験メインの塾で神奈川県の公立高校入試ではトップクラスの実績を出しています。
特徴は講師の正社員比率が高く指導力に自信があるようです。
公立中高一貫校向けでは県立相模原中等教育学校と県立平塚中等教育学校の適性検査に照準を絞って受検対策を行っているようです。
費用などもオープンになっており好感が持てます。
| 県立相模原中等教育学校 | 県立平塚中等教育学校 | 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校附属中 | 横浜市立南高校附属中 | 川崎市立川崎高校附属中 | 合計 | |
| STEP | 18 | 19 | 0 | 0 | 0 | 37 |
SAPIX

基本的には難関国立/私立向けの中学受験塾です。
2019年には男子御三家が53.3%、女子御三家が50.4%と、男女御三家合格者の過半数をサピックスが占め圧倒的王者の地位を築いています。
中学受験界の圧倒的な王者ですね。関東圏では敵なしですね。こちらも親がしっかりサポートしてあげないと厳しいと思います。基本的には国立/私立受験の併願校として公立中高一貫校受検を考えている人向けだと思います。※難関国立/私立受験者の受検は反則ですよね汗
| 県立相模原中等教育学校 | 県立平塚中等教育学校 | 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校附属中 | 横浜市立南高校附属中 | 川崎市立川崎高校附属中 | 合計 | |
| SAPIX | 3 | 0 | 8 | 4 | 0 | 15 |
早稲田アカデミー

教育理念本気でやる子を育てる。
塾関係者の方々にお話を聞くと「早稲田アカデミー=体育会系」(鉢巻を巻いて「エイエイオー」ってやっているイメージみたいです)
ロゴも爽やかですしイメージキャラクターも芦田愛菜ちゃんやちびまる子ちゃんなど、そのイメージを脱却したいんですかね。
※亡くなられた創業者の方は「エイエイオー」的な方だったようです。
早稲田アカデミーにも長男が高校受験の時にお世話になりました。あとは全国統一小学生テストでも毎回、早稲田アカデミーで受けさせてもらっています。
体育会って感じでもなく集団塾ですが、わからないところがあると授業前や後に個別で指導してくれてましたよ。
| 県立相模原中等教育学校 | 県立平塚中等教育学校 | 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校附属中 | 横浜市立南高校附属中 | 川崎市立川崎高校附属中 | 合計 | |
| 早稲田アカデミー | 10 | 0 | 1 | 1 | 1 | 13 |
まとめ
今回は私の住んでいる神奈川県の公立中高一貫校対応の塾合格実績ランキングと塾選びのための情報をまとめさせて頂きました。合格実績をランキングがしてみましたがSAPIX、日能研などは私立中学受験の併願先として受検している生徒が多く臨海セミナー、湘南ゼミナール、中萬学院などは公立中高一貫校専用コースを用意して公立中高一貫校を第一志望と考える生徒を対象としているようです。
気になる塾が見つかったら近くの教室に行って話を聞いてみることをおすすめします。
※各社のホームページなどで調べた情報を掲載していますが入塾にあたってはご自身で各社のホームページを確認したり各教室に行ってご自身の判断でお願いします。
集団塾だけに頼らない ― 「集団塾+個別指導」という選択肢
ここまで塾別の合格実績を見てきましたが、最後に、2人の子どもの受検を経験した今だからこそ言える「集団塾との付き合い方」について書いておきたいと思います。
我が家は、娘が栄光ゼミナール、息子がenaという集団塾に通いました(息子のenaは、我が家が東京都との県境に住んでいて、隣駅の東京側にenaがあったためです。息子も神奈川県の公立中高一貫校を受検しました)。結論から言うと、集団塾に通わせたこと自体は間違いではありませんでした。適性検査対策のカリキュラムや情報量という点で、専門コースを持つ集団塾は非常に頼りになります。公立中高一貫校を目指すなら、まずはこうした集団塾を軸に据えるのが王道だと思います。ただ、「塾に任せきり」ではうまくいかなかったのも事実です。

集団塾で得たものを「どう自分のものにするか」でつまずきかけました。ここを個別のサポートで補うという考え方に、最終的にたどり着きました。
季節講習は「受けっぱなし」が一番もったいない
娘は栄光ゼミナールで夏期講習・冬期講習・春期講習といった季節講習や「栄光の森」(夏合宿)に参加しました。まず、これら季節講習そのものは受けて良かったと思っています。各塾がそれまでに培ってきたノウハウが凝縮されていて、短期間で一気に力を伸ばせる貴重な機会です。ここは集団塾の強みが最も発揮される場面だと感じます。
ただ、一つだけ強く言いたいのは、季節講習を「受けっぱなし」にしないことです。授業を受けただけで満足してしまうと、せっかくのノウハウも定着しません。大事なのは、その日にやった内容をしっかり復習して、自分のものにすること。これができるかどうかで、季節講習の成果は大きく変わってきます。
これは我が家の正直な感想ですが、高額な合宿に参加するくらいなら、その費用と時間を「季節講習の復習」に充てたほうが効果は高いのではないか、とも思っています。合宿には合宿にしか得られない良さ(受検生としての自覚や仲間との刺激など)もありますが、こと「学力を伸ばす」という一点で見れば、家庭教師などにマンツーマンで復習・定着させてもらうほうが、費用対効果は高いと感じました。つまり、集団塾で得たインプットを、いかにして自分のものにするか。ここに個別のサポートを組み合わせるのが、私がたどり着いた考え方です。
集団塾に通うだけで安心してはいけない ― 「補完」の視点
実際に2人の受検を経験して痛感したのは、集団塾には構造的にどうしても手が届きにくい領域がある、ということです。大きく3つあります。
一つ目は「一人ひとりのつまずきの分析」です。集団授業ではクラス全員に同じ解説をするため、「自分の子がどこでつまずいているのか」を個別に特定してもらうのは難しいのが実情です。
二つ目は「記述・作文の添削の量と深さ」です。適性検査は記述式が中心ですが、集団塾では一人あたりの添削にかけられる時間に限りがあります。娘が通った栄光ゼミナールも、息子が通ったenaも、作文添削が「誤字に×が書いてあるだけ」だったように、自分の答案が採点官にどう伝わるかは、第三者に細かく見てもらわないと客観視できません。
三つ目は「過去問演習期(小6秋以降)のピンポイントなフォロー」です。志望校の傾向に合わせた苦手分野の集中対策は、どうしても個別対応が必要になります。直前期の過去問演習は、娘の時は私と妻でサポートしましたし、息子の時はオンライン家庭教師の先生にお願いしました。
こうした「集団塾では補いきれない部分」を埋める手段として、近年は集団塾と個別指導・家庭教師を併用するご家庭が増えています。以下、私が実際に話を聞いたり運営したりしている2つの選択肢を紹介します。
「東大家庭教師友の会」を運営する株式会社トモノカイのPersonal Education(PE)部門(帰国子女やインターナショナルスクール生向けオンライン家庭教師「EDUBAL」(業界シェアNo.1)や、「東大家庭教師友の会」を運営する部門)で「オンライン東大家庭教師友の会」を担当されている方とお話させていただく機会がありました。
「オンライン東大家庭教師友の会」では、集団塾の授業や模試だけでは補いきれない「苦手分析」「記述添削」「勉強の型づくり」を、東大生・難関大生教師がマンツーマンでフォローしてくれるサービスもおこなっているとのことです。東京都最難関校「小石川中等教育学校」、国立の東大教育学部附属中、筑波大附属中などへの合格サポート実績があるとのことで、集団塾のカリキュラムと並行して弱点部分だけを補強したいご家庭に向いていると思います。
先日、このサービスで都立中高一貫校の適性検査対策を担当されている方から、対策のポイントを詳しくお聞きする機会がありました。以下は東京都立中を目指すご家庭に向けたお話で、神奈川の受検とは志望校が異なりますが、「記述力」「勉強の型」といった適性検査対策の勘所そのものは神奈川の公立中高一貫校受検にもそのまま通じる内容でした。長くなりますが、非常に参考になったので共有します。
公立中高一貫校の適性検査対策 ― 合否を分ける「記述力」と「勉強の型」
公立中高一貫校の受検は、かつての爆発的な人気に沸いた時期と比べると、近年は倍率が明確に落ち着いてきています。
制度が始まった当初(都立の適性検査は2005年スタート)は、対策法が確立しておらず「とりあえず受けてみよう」という記念受験組も多かったため、倍率は非常に高いものでした。都立第一号として2005年に中学入試を実施した白鷗高校附属中の初年度倍率は、実に13.21倍に達しています。その後も人気は続き、2015年前後の都立各校の受検倍率は6〜8倍台がずらりと並んでいました(2015年は白鷗8.32倍、両国7.18倍、桜修館6.76倍など)。
しかし、受検対策のノウハウが各塾で確立され、「相応の準備をしなければ受からない」というハードルの高さが広く知られるようになったこと、いわゆる記念受験層が減ったことなどから、倍率はここ数年で着実に低下してきました。2024年度には都立各校の受検倍率は最も高い九段でも4.58倍、平均では3.5〜3.6倍程度まで下がり、2025年度・2026年度も一般枠の応募倍率は平均3.5倍前後で推移しています。
ただし、この「倍率低下」は必ずしも合格しやすくなったことを意味しません。むしろ、記念受験の層が抜けて、しっかり準備してきた受検生が残るようになった結果でもあり、実質的な競争の質は下がっていないとも言われます。しかも公立中高一貫校は原則として一校しか受検できず、検査はすべて同日に実施されるため、限られたチャンスで確実に力を発揮する準備が欠かせません。
「オンライン東大家庭教師友の会」では、都立中高一貫校(白鷗、両国、小石川、桜修館、武蔵など)や、適性検査型入試を導入している国立中高一貫校(東京大学教育学部附属中等教育学校など)の受検を目指す小学5年生〜6年生を数多く指導してきました。公立一貫校に特化した大手進学塾(enaなど)の集団授業や合判模試のフォロー、そして「過去問演習期(小6の秋以降)」における記述・算数・作文のピンポイント添削・苦手分析指導で多くのご家庭に選んでいただいてきました。
この記事では、これまでの指導で見えてきた適性検査対策の勘所を、具体的なエピソードを交えてお伝えします。
まず押さえたい ― 適性検査は「私立入試」とはまったく別物
都立中受検対策をご説明する前に理解していただきたいのが、適性検査は私立中学の教科型入試とは求められる力が根本的に異なる、という点です。私立入試が国語・算数・理科・社会の教科ごとの知識と処理力を問うのに対し、公立一貫校の適性検査は、会話文や資料・グラフを読み取り、複数教科の知識を総合して「自分の考えを筋道立てて説明する」教科横断型の出題が中心になります。
多くの都立校では、検査が次の3つに分かれています。
適性検査Ⅰ
適性検査Ⅰは主に文章読解と400字前後の作文で、読み取る力と自分の考えを表現する力が問われます。
適性検査Ⅱ
適性検査Ⅱは表・グラフ・会話文など複数の資料を読み解き、理由を述べたり数値で裏付けたりする論理的思考の問題です。
適性検査Ⅲ
そして適性検査Ⅲ(実施校は一部)は、複雑な条件設定の中で図や計算を使って考える数理・条件整理の力を問います。小石川中等のように理数系の独自問題に強い学校、桜修館のように適性Ⅰの作文の比重が大きい学校など、学校ごとに配点や傾向が大きく異なるため、志望校の出題傾向を早めに把握することが第一歩となります。
いずれの検査に共通するのは、私立入試のような単純な○×の知識問題がほぼないということです。「なぜその式になるのか」「なぜその実験結果になるのか」を、言葉や図で採点官にわかりやすく伝える記述力こそが合否を分けます。
適性検査Ⅰ(文系・表現分野)― 「構成メモ」の確立とケアレスミス対策
文章を読んで自分の意見をまとめる作文は、多くの受検生が最初につまずくところです。ある生徒も、当初はアイデア出しや文章の組み立てに苦戦していました。加えて、国語の長文読解の「抜き出し問題」で、細かい誤字・脱字による失点が課題になっていました。
このとき担当教師がまず徹底したのが、集団塾の模試をベースにした「作文の構成メモ」の書き方です。いきなり原稿用紙に書き始めるのではなく、メモの段階でアイデアを整理してから書く習慣をつけました。あわせて、文章の趣旨を正確につかむために「文章の中で一番言いたい一文に線を引く練習」を繰り返し行いました。
抜き出しミスや誤字ミスについては、教師が一方的に注意するのではなく、「ミスを無くすために自分でリマインドのルールを決めてもらう」というアプローチを取りました。ミスを他人に指摘されて直すのではなく、自分でチェックの仕組みを持つことで、本番でも再現できる自立的な意識が育ちます。
構成メモがすっかり板についたことで、「メモを元にスムーズに書き切る型」が確立され、これが本人の大きな自信になりました。塾の日曜特訓の適性Ⅰでは「60点(誤字がなければ70点)」という高得点を獲得し、合判模試でも手応えを実感できるレベルまで文系の表現力が引き上がりました。
適性検査Ⅱ・Ⅲ(理系・融合分野)― 問題文の読み取りと「部分点をもぎ取る記述のコツ」
算数・理数分野の適性検査(適Ⅱ・適Ⅲ)に強い苦手意識を持つ受検生は少なくありません。ある生徒も、問題文の量が多く一見難しそうに見える立体図形や条件整理の問題で、問題文を正確に読み解けずに記述で苦戦していました。集団塾では一人ひとりが「どこでつまずいているか」の分析まで手が回りにくいため、教師は次のような個別対策を行いました。
まず、夏期講習でわからなかった問題を徹底的に洗い出し、「グラフや表の数値を式に書き換えていく作業」を隣で一緒に実践しました。一見難解に見える問題も、「落ち着いて条件を読み解けば難しくない」ことを体感させるのが狙いです。
そのうえで、理数の記述で確実に部分点をもぎ取るために、教師が汎用的な「実験系記述のコツ」を伝えました。ポイントは次の3つです。
- 数字(実験結果)や、上下左右・東西南北などの客観的な情報を用いて説明する
- 変化を説明するときは「変化前 → 変化後 → 前後の差と理由」の3ステップの順序で書く
- 一文を短く簡潔にし、書いた図には必ず言葉で説明を加える
授業では、解説をただ聞く受け身の姿勢にさせず、「どうしてこの解き方になるのか、口頭で説明してみて?」と問いかけ、能動的な思考プロセス(言語化)を徹底させました。自分の言葉で説明できることは、記述で採点官に伝わる答案を書けることと直結します。
「グラフと表」の演習を徹底的に3周やりきったことで計算速度が劇的に向上し、一つ教えればすぐに本質を理解できるまで理系脳が覚醒。苦手意識のあった算数分野を「楽しい!」と感じられるまでマインドが変化しました。本番直前には、レベルの高い「サイコロの立体図形問題」のような実戦的な初見問題に対しても、持ち前の空間想像力を発揮して短時間で自力で解き明かせるほど、思考力・記述力が大きく開花しました。
総括 ― 高倍率を突破するための「正しい勉強のやり方」
これまでの指導から見えてきた、公立・国立一貫校の適性検査対策における最大の注意点は2つあります。
一つは、集団塾のカリキュラムをこなすだけで満足せず、解いた過去問を「その日中」に必ず復習・解き直しすること。もう一つは、記述のプロセスを第三者に細かく添削してもらうことです。適性検査は記述式が中心である以上、自分の答案が採点官にどう伝わるかは、自分一人ではなかなか客観視できません。
前述のとおり、適性検査には単純な知識問題がほぼありません。「なぜその式になるのか」「なぜその実験結果になるのか」を言葉や図でわかりやすく伝える記述力が合否を分けます。だからこそ、夏休みのうちに自分なりの「勉強ルーティン」を確立し、10月・11月の綿密な学習計画を先回りで立てておくことが重要になります。
集団塾での学びを土台にしながら、一人ひとりのつまずきに合わせて「正しい勉強のやり方の型」を授け、受け身ではない能動的な思考力を育てること。これこそが、高倍率の公立・国立一貫校受検を突破する最大の鍵です。
指導・合格実績
これまで、東京都立小石川中等教育学校、東京大学教育学部附属中等教育学校、筑波大学附属中学校をはじめとする公立・国立一貫校への合格をサポートしてきました。集団塾の授業や模試だけでは補いきれない「苦手分析」「記述添削」「勉強の型づくり」の部分を、東大生・難関大生教師がマンツーマンでお手伝いします。適性検査対策にお悩みのご家庭は、ぜひ一度ご相談ください。
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