今日は3連休の最終日。
子供たちは、この3連休妻の実家に久々に帰省していました。
私は1人で家でゆっくりしていました。
作文力で合格! 公立中高一貫校 適性検査対策問題集で作文対策
明日は学校と言うことで夕方ごろに帰宅したので今日も「作文力で合格! 公立中高一貫校 適性検査対策問題集」で作文の練習です。
今回は「ものごとの「奥行き」を知るためには?」と言うお題で複数の異なる視点をもつことが重要だということについて河合 隼雄さんの「こころの処方箋」から抜粋された文を読んで作文を書きました。
結果的に書き直しをしたのですが1回目に書いた文では、「人から受けたアドバイスを素直に聞いた結果、我流でやっていた時よりも良い結果につながった」的なことが書いてありました。
しかし「アドバイスを受けることは異なった視点が持てているわけではないのではないか?」との問いを投げかけて、一緒に、どんなことが異なる視点を持つことと言えるのかを話し合いました。
物を買った時に、もらうべきお釣りよりも多いお釣りをもらった時にどうするか?
結果的には道徳の時間に
「物を買った時に、もらうべきお釣りよりも多いお釣りをもらった時にどうするか?」
との問いに対して、息子は「返す」と答えて理由を聞かれて「それが当たり前だから」と回答したことがあったそうです。
同級生の中には「返さない」と答えて、その理由は「店員さんが間違えたのが悪い」とのことだったそうです。
息子は、「返すのが当たり前だと」思っていたのが「店員さんが間違えたのが悪いから返す必要がない」との意見に驚いたそうです。
そこで「当たり前だから返す」という自分の意見が理由を自分で考えられていないことに気づいたそうです。
その上で、自分は何かを購入する時に「ありがとう」と言うお礼の意味を込めて代金を支払っていると自分の考えを考えることが出来たそうです。
息子の結論は「もらうべきお釣りよりも多いお釣りを受け取ったら返す」で変わらなかったそうですが、同級生の意見をもとに、なぜ代金を支払うのか考えることが出来たそうです。
そのような経験は、確かに複数の視点を持つことで得られた体験だと感じました。
今日の添削
とても良い体験を聞き出すことが出来て内容は良くなりました。
内容以外に「作文の基礎」として下記の点を直しました。
- 文末が「です/ます」と「だ」などが混ざっていた。
これは公立中高一貫校の作文では減点対象などで、気をつけるように指導しました。
まとめ
今日は、妻の実家への帰省から帰ってきたので一緒に「作文力で合格! 公立中高一貫校 適性検査対策問題集」で作文の練習をしました。
書き直しをおこなうにあたり、話し合いをする中で、道徳の時間の学びの奥深さを感じました。
そしてお礼の気持ちで代金を払うという考えを持った息子を誇らしく思いました。
公立中高一貫校の受検問題に取り組むと、本当に深い学びを実感することがあります。
今回は、正にそんな感じの体験でした。
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