全国の公立中高一貫校について調査する「全国の公立中高一貫校徹底研究シリーズ」
今回は、県立高校改革で相次いで県立高校が中高一貫校に姿を変えていることが話題の茨城県の公立中高一貫校「茨城県立水戸第一高等学校附属中学校」について調べたのでご紹介します。
初投稿は2022年ですが2023年受検も振り返りながら2023年3月に追記しています。
2024年受検も振り返りながら2024年3月に追記しています。
2025年1月、2026年7月にも追記しています。
- 茨城県立水戸第一高等学校附属中学校を受検することを考えている方
- 茨城県立水戸第一高等学校附属中学校に関して知りたい方
- 茨城県立水戸第一高等学校附属中学校に強い塾を知りたい方
茨城県では4月開校の2校を含めて公立中高一貫校が13校になり、都道府県立別の公立一貫校数としては東京を抜いて、全国最多となりました。
水戸一高(水戸市)など多くの県内の進学校が一貫化したことも茨城県の特徴です。
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校とは?
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校は、茨城県水戸市(茨城県水戸市三の丸3-10-1)にある公立の中高一貫校です。
茨城県立水戸第一高等学校とは
茨城県立水戸第一高等学校は、明治11(1878)年に創立の茨城師範学校予備学科を祖とする伝統校で、水戸城本丸跡に立地し、敷地内には水戸城薬医門が移設されています。通称は、「水戸一」「水戸一高」。土浦第一高校とともに県内でもトップレベルの進学校で進学実績は、東大進学者数ランキングで全国トップ20に名を連ねるほか、毎年国公立大学に約200名、早慶に約100名の合格者を出しています。 部活動においては、インターハイに出場している弓道部、全国高校クイズ選手権で優勝者を出したクイズ同好会など、運動部、文化部ともに活発です。卒業生は、政財界や芸術分野など多彩な方面で活躍しています。茨城県立水戸第一高等学校出身の著名人としては、MBAシリーズでも有名なグロービス創業者の堀義人さん、や茨城県知事で茨城県立高校の中高一貫校化を推進した大井川和彦さんなどがいます。

茨城県立中高一貫校・中等教育学校の校長を公募して元官僚や元東京都区議、現電通社員などの経歴を持つ3名を水戸一、土浦一、水海道一の各校に副校長として配置しています。1年間副校長として教育の現場を経験した後に2023年から各校の校長になるようです。
水戸一高の校長候補は御厩祐司さん京都大学を卒業して文部省入省して文部科学省地域政策室長/内閣府参事官、総務省情報通信利用促進課長/東京大学研究推進部長、愛媛県教育委員会保健スポーツ課長などを歴任された方です。
中高一貫校の狙い
〈生徒一人一人の夢や希望をかなえる学校〉であり、〈見通しをもって粘り強く取り組む力を身に付けるとともに、豊かな人間性を育み、地域や世界で活躍する人財〉を育成していくことを開校のねらいとしています。
目指す学校像
- 真理を愛する学問第一の校風の下、質が高く、活気ある授業や課題研究、社会と連携した教育プログラムを展開する学校
- 自主自立の精神を重視する自由な校風の下、生徒が何ごとにも主体的に取り組むとともに、中高・学年の枠を超えて切磋琢磨する学校
- 至誠一貫・堅忍力行の校是の下、豊かな人間性や最後までやり抜く力を育むとともに、高い目標に挑む生徒をしっかりと支援する学校
※明治41(1908)年に当時の校長 菊池謙二郎氏が校是を定めました。「至誠一貫」は、最後まで誠意を貫き通すこと、「堅忍力行」は、困難を強い意志で耐え、努力して実行することです。
育てたい生徒像
自己の目標の実現を目指し、社会性と創造力、自己決定力を身に付け、社会に貢献できる者

育てたい生徒像としては「リーダーシップ」「グローバルに活躍」は全国の公立中高一貫校の生徒像と重なりますが、茨城県立水戸第一高等学校附属中学校の特徴は「地域医療の発展に貢献する人財」としている点です。
これは医学部にすすむような人財の育成を目指しているのでしょうか。注目です。
併設型中高一貫教育の仕組み
茨城県のトップ県立高校併設型の中高一貫校と言うことで高校からも160名の高入生を受け入れる計画です。中高一貫教育で進学実績などがどうなるのか興味深いところです。

茨城県のトップ県立高校の中高一貫校化ということで開校時にはメディアなどでもとりあげられています。
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校の入学者募集・選抜について
応募資格
下記のいずれにも該当する者。
- 小学校若しくはこれに準ずる学校又は義務教育学校の前期課程(以下「小学校」という。)を令和4年3月に卒業又は修了する見込みの者
- 保護者とともに県内に居住する者(入学日までに保護者とともに県内に居住することが確実な者を含む。)
選抜検査の内容


適性検査、面接以外に小学校で作成してもらう調査書も選抜で使用されます。
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校の偏差値は?
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校の偏差値は男子61、女子63(四谷大塚の80偏差値)です。

ただ四谷大塚の偏差値からは私立中学受験をしている受検者の併願校のレベルを知る上で参考になります。茨城県は私立中学受験が盛んな地域ではないようなので、私立併願ではなく高校受験でリベンジを狙うようなエリアかもしれませんが。
同じくらいの偏差値の学校を探すと、私立中学では
- 江戸川学園取手中学校(男子59、女子61)
です。
同じ公立中高一貫校だと
<茨城県内>
- 茨城県立土浦第一高等学校附属中学校(男子60、女子62)
- 茨城県立並木中等教育学校(男子59、女子61)
<全国>
- 東京都立両国高等学校附属中学校(男子60、女子63)
- 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校(男子63、女子65)
- 神奈川県立相模原中等教育学校(男子61、女子62)
- 千葉県立東葛飾中学校(男子62、女子62)
などです。
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校の受検倍率は?
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校の受検倍率は?
茨城県内の公立中高一貫校の中でも、水戸一高附属中の倍率は例年県内トップクラスの超高倍率を維持しています。直近の受検倍率は下記の通りです。
- 2026年:受検倍率は4.13倍(志願者289名 / 定員70名)★倍率上昇
- 2025年:受検倍率は3.63倍(志願者290名 / 定員80名)
- 2024年:受検倍率は3.86倍(志願者309名 / 定員80名)
- 2023年:受検倍率は3.58倍(志願者286名 / 定員80名)
- 2022年:受検倍率は4.94倍(志願者395名 / 定員80名)
(※各校ホームページおよび茨城県教育委員会発表データより)
【2026年入試での大きな変更点と倍率上昇の背景】
2026年度(令和8年度)入試より、茨城県教育委員会の方針により、少子化に伴う県内の中学校卒業者数減少を見据え、水戸一高附属中を含む県立中学校の募集定員が「80名」から「70名」へと削減されました(1学級40名×2クラス制から、35名×2クラス制へ変更)。また、これに合わせて男女別の定員枠(男女各同数)も廃止され、ジェンダーレスの観点から男女合同での定員(70名)選抜へと制度が大きく変わりました。
志願者数自体は289名と例年並みの高水準を維持しましたが、「募集定員が10名削減された」影響により、2026年の受検倍率は4倍を超える「4.13倍」へと急上昇しました。
開校当初の「とりあえず受けてみる」という記念受験層が減り、近年は各塾でしっかり対策を積んできた優秀な受検生ばかりが集まる傾向にあります。そこへ定員削減による「狭き門」が重なり、県内最難関である水戸一高附属中の実質的な競争はかつてないほど激化しています。ジェンダーレス枠への変更によって男女の合格ラインの差もなくなるため、純粋な適性検査の得点力と、1点をもぎ取る確かな記述対策がより一層求められるようになっています。

一方で、この「1学級35名」への引き下げは、入学後の教育環境において非常にポジティブな効果をもたらすと私は見ています。 茨城県内では、すでに歴史のある並木中等教育学校などの素晴らしい大学進学実績を見てもわかる通り、公立中高一貫教育の効果はすでに一定の高い評価を得ています。その質の高いカリキュラムを、これまでの40名から35名というより少ない人数で受けられるようになるのです。 1クラスの人数が減ることで教員の目が一人ひとりの生徒により行き届きやすくなり、適性検査を突破してきた優秀な仲間たちとの探究学習や、きめ細やかな指導がさらに充実するはずです。定員削減は受検生にとっては「狭き門」となる厳しい側面がありますが、見方を変えれば、見事突破して入学した後には「さらに教育効果が高まった手厚い中高一貫教育環境が待っている」と大いに期待できる変更だと言えるでしょう。
茨城県内の公立中高一貫校の受検倍率は下記の通りでした。
2024年
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校の受検倍率は2024年は3.86倍でした。

2023年
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校の受検倍率は2023年は3.58倍でした。

志願者は289名で志願倍率は3.61倍でした。

2022年
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校の応募倍率は2022年は4.94倍でした。

2021年度 入学者選抜実施状況
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校の評判は?
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校のホームページに在校生のメッセージが掲載されていました。

この学校の魅力は、授業のアウトプットの時間を多くとったり、一人の疑問も大切にし、みんなで協力して解決したりするところです。また、自分で家庭学習のスタイルをつくることができるのも魅力の1つです。様々な地域の新しい友達と学ぶことができて、とても充実しています。

この学校は「挑戦と失敗から学べ」というキャッチフレーズのもと、個性豊かな仲間たちと様々な意見を日々戦わしながら、切磋琢磨できる刺激的な場所です。放課後は習い事やスポーツなどの活動も邁進できる環境です。
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校の制服
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校の施設
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校の進学実績は?
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校は令和3(2021)年開校なので進学実績は、まだ出ていません。
併設校の茨城県立水戸第一高等学校の進学実績としては東京大学に23名(現役で20名)、京都大学に3名(現役で1名)など国立大学に227名(現役174名)が合格しています。
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校は2021年(令和3年)に開校したため、記念すべき第一期生が大学受験を迎えるのは2027年春(令和9年度入試)となります。 高い倍率と難易度の適性検査を突破してきた優秀な生徒たちが、水戸一高の恵まれた環境で6年間の一貫教育を経てどのような実績を出すのか、教育関係者や保護者から非常に高い期待が寄せられています。
一方、現在併設校である茨城県立水戸第一高等学校(高校からの入学生)の進学実績は、茨城県内トップクラスの輝かしい成果を維持しています。特に国公立大学志向が強く、毎年東京大学・京都大学をはじめとする最難関国立大学や、医学部医学科へ多数の合格者を輩出しています。
以下の表は、直近3年間における水戸第一高等学校の主な難関大学への合格者数(現役・既卒含む)の推移です。
■ 水戸第一高等学校 主な大学合格者数推移(2024年〜2026年)
| 大学名 | 2024年度 | 2025年度 | 2026年度(最新) |
|---|---|---|---|
| 東京大学 | 10名 | 7名 | 8名 |
| 京都大学 | 5名 | 6名 | 5名 |
| 東大・京大 合計 | 15名 | 13名 | 13名 |
| 一橋大学 | 4名 | 3名 | 5名 |
| 東京科学大学(※) | 4名 | 5名 | 6名 |
| 東北大学 | 28名 | 30名 | 32名 |
| 筑波大学 | 23名 | 25名 | 26名 |
| 旧帝大+一橋大+東科大 | 55名 | 45名 | 53名 |
| 国公立大 医学部医学科 | 15名 | 12名 | 14名 |
※東京科学大学:2024年秋に東京工業大学と東京医科歯科大学が統合して誕生。2024年までの数値は統合前の両校の合算として記載しています。
進学実績の特徴と強み
- 最難関国立大学への安定した合格力 毎年、東京大学と京都大学合わせて10〜15名前後の合格者をコンスタントに輩出しています。また、東北大学や地元である筑波大学への進学者が非常に多く、旧帝大や一橋大・東京科学大クラスの難関国立大学へ毎年約50名の生徒が合格を勝ち取っています。全体で見ても、国公立大学へは毎年200名前後が合格する圧倒的な実績を誇ります。
- 医学部医学科への強さ 水戸一高附属中の「育てたい生徒像」に「地域医療の発展に貢献する人財」が掲げられている通り、高校の実績としても国公立大学の医学部医学科へ毎年安定して2桁の合格者を出しています。私立大学の医学部を含めると、さらに多くの生徒が医療の道を志して夢を実現させています。
- 難関私立大学への圧倒的な実績 国公立だけでなく、早慶上理(早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学)などの最難関私立大学にも毎年100名以上の合格者を出しており、生徒一人ひとりの多様な進路希望を実現させる充実した学習指導が行われていることが伺えます。
2027年以降は、ここに「中高一貫生(附属中からの内進生)」の実績が加わることになります。カリキュラムの前倒しや、中学段階から行われる質の高い探究学習・課題研究の成果が結実することで、水戸一高の進学実績は今後さらに飛躍していくと予想されています。
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校への各塾の合格実績
近年の茨城県立水戸第一高等学校附属中学校への各塾の合格実績は以下のようになっています。
- 2026年
- 早稲田アカデミー:36名
- 茨進(市進グループ):29名
- 2025年
- 早稲田アカデミー(水戸アカデミー):34名
- 茨進(市進グループ):30名
- 2024年
- 茨進(市進グループ):37名
- 早稲田アカデミー:31名
- 思学舎:6名
(各社ホームページより)
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校への各塾の合格実績では
2024年
- 茨進(市進グループ):37名
- 早稲田アカデミー:31名
- 思学舎:6名

2023年
- 茨進(市進グループ):37名
- 早稲田アカデミー:24名
- 思学舎:10名

2022年
- 茨進(市進グループ):32名
- 早稲田アカデミー:26名
- 思学舎:6名
となっています。

茨城県立水戸第一高等学校附属中学校へのZ会/進研ゼミの合格実績
23年
最新の23年は進研ゼミ13名、Z会9名が茨城県立水戸第一高等学校附属中学校に合格しています。

22年
公立中高一貫校受検ではZ会や進研ゼミにも適性検査対策のオプション講座があり、茨城県立水戸第一高等学校附属中学校に22年は進研ゼミ7名、Z会9名が合格しています。

2021年
2021年は茨城県立水戸第一高等学校附属中学校に進研ゼミ16名、Z会6名が合格しています。


Z会や進研ゼミの単体受講だけでなく塾との併用も含まれると思いますがZ会では2022年からリニューアルで東京都立中(全校)や千葉県立中(千葉・東葛飾)などで出題される「長文読み取り問題」「複数の資料の読み取り問題」に対応する特別回も追加。志望校にあわせた対策が可能です。難解な出題形式に慣れ、限られた時間で正答にたどり着くためのトレーニングを行います。※5年生の8・12・3月号、6年生の10~12月号で出題します。
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茨城県立水戸第一高等学校附属中学校の過去問」
集団塾だけに頼らない ― 「集団塾+個別指導」という選択肢
最後に、2人の子どもの受検を経験した今だからこそ言える「集団塾との付き合い方」について書いておきたいと思います。
近年、首都圏の過熱する中学受験において「集団塾+個別指導」を併用するご家庭が増えていますが、これは茨城県の公立中高一貫校受検においても非常に有効な選択肢です。我が家は、娘が栄光ゼミナール、息子がenaという集団塾に通いました。結論から言うと、集団塾に通わせたこと自体は間違いではありませんでした。適性検査対策のカリキュラムや情報量という点で、専門コースを持つ集団塾は非常に頼りになります。
水戸第一高等学校附属中学校などの茨城県内の公立中高一貫校を目指す場合でも、まずは茨進や早稲田アカデミーといった県内大手の集団塾を軸に据えるのが王道だと思います。ただ、「塾に任せきり」ではうまくいかなかったのも事実です。

集団塾で得たものを「どう自分のものにするか」でつまずきかけました。ここを個別のサポートで補うという考え方に、最終的にたどり着きました。水戸一高附属中のような県内最難関校を目指すうえでは、この「集団塾+個別指導」の組み合わせは強力な武器になります。
季節講習は「受けっぱなし」が一番もったいない
娘は栄光ゼミナールで夏期講習・冬期講習・春期講習といった季節講習や「栄光の森」(夏合宿)に参加しました。まず、これら季節講習そのものは受けて良かったと思っています。各塾がそれまでに培ってきた適性検査のノウハウが凝縮されていて、短期間で一気に力を伸ばせる貴重な機会です。ここは集団塾の強みが最も発揮される場面だと感じます。
ただ、一つだけ強く言いたいのは、季節講習を「受けっぱなし」にしないことです。授業を受けただけで満足してしまうと、せっかくのノウハウも定着しません。大事なのは、その日にやった内容をしっかり復習して、自分のものにすること。これができるかどうかで、季節講習の成果は大きく変わってきます。
これは我が家の正直な感想ですが、高額な合宿に参加するくらいなら、その費用と時間を「季節講習の復習」に充てたほうが効果は高いのではないか、とも思っています。合宿には合宿にしか得られない良さ(受検生としての自覚や仲間との刺激など)もありますが、こと「学力を伸ばす」という一点で見れば、家庭教師などにマンツーマンで復習・定着させてもらうほうが、費用対効果は高いと感じました。つまり、集団塾で得たインプットを、いかにして自分のものにするか。ここに個別のサポートを組み合わせるのが、私がたどり着いた考え方です。
集団塾に通うだけで安心してはいけない ― 「補完」の視点
実際に2人の受検を経験して痛感したのは、集団塾には構造的にどうしても手が届きにくい領域がある、ということです。大きく3つあります。
一つ目は「一人ひとりのつまずきの分析」です。集団授業ではクラス全員に同じ解説をするため、「自分の子がどこでつまずいているのか」を個別に特定してもらうのは難しいのが実情です。
二つ目は「記述・作文の添削の量と深さ」です。茨城県の適性検査も記述式や長文の作文が中心ですが、集団塾では一人あたりの添削にかけられる時間に限りがあります。娘が通った栄光ゼミナールも、息子が通ったenaも、作文添削が「誤字に×が書いてあるだけ」だったように、自分の答案が採点官にどう伝わるかは、第三者に細かく見てもらわないと客観視できません。
三つ目は「過去問演習期(小6秋以降)のピンポイントなフォロー」です。水戸一高附属中など志望校の傾向に合わせた苦手分野の集中対策は、どうしても個別対応が必要になります。直前期の過去問演習は、娘の時は私と妻でサポートしましたし、息子の時はオンライン家庭教師の先生にお願いしました。
こうした「集団塾では補いきれない部分」を埋める手段として、「集団塾+個別指導・家庭教師」を併用するご家庭が増えています。以下、私が実際に話を聞いたり運営したりしている選択肢を紹介します。
担当講師に聞いた「茨城県の公立中高一貫校の適性検査の特徴」
茨城県の公立中高一貫校の適性検査の特徴については、私が運営しているオンライン適性検査対策で長年指導を担当しているベテラン講師に話を聞きました。以下にその内容をまとめます。
「茨城県の公立中高一貫校のサポートもさせてもらいましたが、茨城県の公立中高一貫校の適性検査の特徴は、大きく分けて『適性検査Ⅰ(理系中心)』と『適性検査Ⅱ(文系中心)』に教科が分かれている点、そして問題文の随所に『会話文』が多用され、そこから条件を正確に読み取らせる点にあります。
適性検査Ⅰ(算数・理科中心)の特徴 茨城県の適性検査Ⅰは、主に算数や理科の知識をベースにした論理的思考力・課題解決力を問う問題です。他県とは違い、茨城では『適性Ⅰが理系』であるのが特徴です。一見難解に見える図形や条件整理の問題でも、複数の会話文の中に解法のヒントやルールが隠されています。単に計算が早いだけでは太刀打ちできず、『提示されたルールを正確に読み解く力』と、『なぜその計算式・実験結果になったのかを言葉や図で他者に論理的に説明する記述力』が求められます。
適性検査Ⅱ(国語・社会中心)の特徴 一方の適性検査Ⅱは、国語や社会の知識をベースにした読解力・表現力を問う問題です。長い文章や複数のグラフ・資料を読み取り、自分の考えを決められた字数で論理的にまとめる作文も出題されます。社会科的な資料から社会的な課題を見つけ出し、自分の考えを筋道立てて書く力が必要です。
どちらの検査においても、単純な暗記問題はほとんどありません。長い会話文や条件をスピーディーに読みこなし、『採点官に伝わるように言語化して書く力』が合否を大きく分けます。」
高倍率を突破するための「勉強の型」と個別指導の有効性
講師の話にもあるように、水戸一高附属中をはじめとする茨城県の県立中は直近でも約3.5倍〜4倍の高倍率であり、集団塾でしっかり準備してきた優秀な受検生同士の戦いになります。「なぜそうなるのか」を言葉でわかりやすく伝える記述力が合否を分けるため、自分の記述プロセスのどこに問題があるのかを、第三者に細かく添削してもらうことが不可欠です。
そこで有効なのが、集団塾のカリキュラムを軸にしつつ、苦手な分野や記述添削だけを個別指導で補強する方法です。
例えば、「東大家庭教師友の会」を運営する株式会社トモノカイのPersonal Education(PE)部門が提供する「オンライン東大家庭教師友の会」なども、適性検査対策が可能な個別指導の有効な選択肢の一つです。
こちらは都立中高一貫校などの最難関校対策でも実績のあるサービスですが、集団塾の授業や模試だけでは補いきれない「苦手分析」「記述添削」「勉強の型づくり」を、東大生・難関大生教師がマンツーマンでフォローしてくれるという強みがあります。茨城県の公立中高一貫校のように「会話文から条件を読み解く」「自分の言葉で論理的に記述する」という高度な対策が必要な場合、集団塾のカリキュラムと並行して弱点部分の記述添削などをピンポイントでお願いするのに非常に向いています。
集団塾での学びを土台にしながら、適性検査対策の経験がある個別指導を活用し、一人ひとりのつまずきに合わせて「正しい勉強のやり方の型」を授けること。これこそが、高倍率の水戸第一高等学校附属中学校受検を突破する最大の鍵になると確信しています。
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ここまで「集団塾+個別指導」の有効性についてお話ししてきましたが、実は私自身も、自分の娘や息子の公立中高一貫校受検をサポートした実体験をもとに、「オンライン適性検査対策コース」を開設し運営しています。

近年は積極的な生徒募集は行っていませんが、少数精鋭でじっくり向き合った結果、昨年は指導した2名がともに最難関である都立中高一貫校に見事合格を果たしてくれました! 毎年2月中には満席となってしまう非常に人気の高い個別指導コースのため、基本的にはキャンセル待ちとなってしまうのですが、「どうしても指導して欲しい!」という熱意のある方がいらっしゃれば、講師の先生と相談のうえで受け付けられるかもしれません。ご興味をお持ちいただけましたら、お早めにお問合せください。
公立中高一貫校受検対策 | 読解力育成と記述問題対策コース
当コースでは、公立中高一貫校の適性検査(特に適性検査Ⅱや作文)で求められる以下の3つの力を徹底的に育成します。
- 読解力・理解力
- 論理的思考力
- 記述力・語彙力
具体的には、「はじめての論理国語」などのテキストを活用して、読解力と記述力の基礎から丁寧に指導します。また、毎週の宿題として適性検査型の「課題作文」を出題します。生徒一人ひとりのレベルに合った課題を出し、プロの講師がその作文を丁寧に添削してお戻しします。
最初は「作文が苦手」「作文が嫌い」というお子さんも丁寧な指導と添削で少しづつ「作文が得意分野となり」合格を勝ち取る生徒も多いです。

マナミ先生
東京女子大学卒業。出版社に勤務し、書籍編集に携わる経験を持つ。その後、大学院に進学し、経営を学ぶ。一方、プライベートでは中学受験に取り組む小学生の子供を持つ母でもある。
作文に、苦手意識を持っていませんか?
大丈夫。コツをつかんでしまえばカンタンです。
それはたった2つのポイント。
1つ目は、文章を短くすること。
2つ目は相手が誰かを設定すること。
…「そんなこと分かっているよ!」って?
では、クラスで上手なポイントの使い方をお伝えしましょう!
一緒に、楽しみながら前に進んでいきましょうね。
受講までの流れ

1.問い合わせ
まずは、下記よりお問い合わせをお願いします。
※本スクールはプライベートスクールのため事前に面談をさせていただきお申し込みをしていただいております。
保護者の方の教育に対する考え方などを確認させていただくとともに事前に本スクールの理念や考え、コースの概要をお伝えしてご納得いただけた方のみに参加していただいています。オンラインスクールは子供たちと講師だけの空間です、安心して受講していただくためにも、ご理解のほど、宜しくお願い致します。
※また問い合わせいただいたとしても営業活動などはおこなっておりませんので、ご安心ください。

2.事前面談
受講前に保護者の方との面談をお願いしております。
保護者の方の教育に対する考え方などを確認させていただくとともに事前に本スクールの理念や考え、コースの概要をお伝えします。

3.お申込み
本スクールの理念や考え、コースの概要にご納得いただけましたらお申込みをお願いします。(本スクールの理念や考え、コースの概要をお伝えしてご納得いただけた方のみオンラインでお申込みしていただけます)まずはコチラより問合せしてください。

4.オンライン授業
参加用URLをお伝えしますのでオンライン授業にご参加ください。
マナミ先生の作文添削例

実際の添削原稿を掲載します。
具体的に、どこをどうすれば良いかを指摘して頂けて助かっています。




まとめ
今回は、茨城県立水戸第一高等学校附属中学校の「特徴」「 偏差値」「進学実績」「塾や通信教育ごとの合格実績」などをご紹介しました。
※本記事は茨城県立水戸第一高等学校附属中学校や各塾などのホームページなどの情報をもとに作成しています。受検をご検討の方々はご自身で各ホームページの情報もご確認下さい。




















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