中高一貫校に通う中学3年生の娘が2024年6月2日に受験した英検準2級の一次試験に合格しました。
二次試験(面接)の日程は申込方法・受験級などによって指定されるようで日程は7月7日(日) もしくは7月14日(日) のどちらかのようです。
英検準2級の一次成績表と二次受験票が7月2日(火)までに届くようです。
今回は英検準2級の二次試験(面接)対策を英検1級に合格しているオンライン家庭教師の先生にお聞きしたのでご紹介します。
英検準2級面接・二次試験の流れ
娘が英検3級の二次試験(面接)を受験したのは2022年11月6日だったようなので1年半ぶりの英検の二次試験(面接)です。
久々の英検の二次試験(面接)と言うことで、英検準2級二次試験の面接の流れを、調べましたのでご紹介します。
- 入室
指示に従って面接室に入り、面接官に「面接カード」を渡します。面接官の指示で着席します。 - あいさつとカード受け取り
面接官が名前と級を確認して簡単な挨拶をした後、「問題カード」が2枚渡されます。 - 問題カード黙読・音読
受け取った問題カードに記載されているパッセージ(文章)を20秒間で黙読し、面接官の指示があった後にタイトル部分から音読します。 - 問題カードに関する質問
面接官から問題カードに関する質問が3題出題されます。No. 1はパッセージについての質問、No. 2,3はイラストについての質問です。 - 受験者自身に関する質問
問題カードを裏返すよう指示された後に、受験者自身の意見などを問う質問が2題出題されます。 - カード返却と退室
試験が終わったら、問題カードを面接官に返却して退室します。

英検準2級二次試験の面接の流れが紹介された動画も確認しました。
英検準2級面接・二次試験の難易度
英検準2級の二次試験(面接)では3級と同様、面接官から手渡された問題カードをもとに回答します。
文章量としては3級の30語程度から準2級では50語程度と1.5倍以上に増えます。
またイラストは、3級では1つのイラストですが準2級では2つのイラストと倍に増えます。
これを用いて3級の2次試験と同じように20秒間で黙読(声を出さずに読む)します。
その後、音読するように指示が出ます。
そのため、使われる語彙が難しくなるだけでなく、情報をすばやく読み取るスピードも問われることになります。
英検準2級面接・二次試験のコツ
アティチュード(態度・姿勢)について
英検準2級の二次試験では、アティチュード(態度・姿勢)も評価対象となっています。具体的にいうと、発声の明瞭さや反応の自然さ、積極性なども採点されるという意味です。ですから、積極的にコミュニケーションしようとする姿勢を見せ、相手に聞き取りやすいよう、大きな声ではきはきと話しましょう。入室から退室までの態度のすべてが評価されるので、無言で勝手に席に着いたり、目も見ずボソボソ答えたりなどはしないよう気をつけましょう。質問をされたら、「完璧に答えなくては!」と悩んで不自然な間をあけるより、「Well, …」 などと言って会話をつなぐ方が好印象です。
評価を下げてしまうのは、黙ってしまうことです。英語を話すスキルは未熟でも、知っている単語や文法を活用して自分の意志を伝えようとする姿勢があれば、アティチュードの評価はプラスになります。面接では「失敗した…」と途中で諦めて投げやりになったり、発音の悪さや苦手意識をごまかそうとしてモゴモゴと不明瞭にしゃべったりするなどはやめましょう。

英検準2級二次試験の面接のコツなどを紹介している動画も見ておきましょう!
英検準2級面接・二次試験の合格点は?
英検では「CSEスコア」という採点方法が採用されています。英検準2級二次試験での満点(CSEスコア)と合格点(CSEスコア)が英検の公式サイトでも公表されています。
- 満点(CSEスコア):600点
- 合格点(CSEスコア):406点
つまり、合格に必要な得点率は6割ほどです。
音読、各質問への解答、アティチュード(態度・姿勢)などで採点されます。
まとめ
今回は、中高一貫校に通う中学3年生の娘が英検準2級の一次試験に合格することが出来たので、7月初旬に実施される二次試験(面接)対策を英検1級のオンライン家庭教師の先生に教えてもらいました。
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