公立中高一貫の適性検査でプログラミング関連の出題があるの?

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プログラミング

公立中高一貫校の適性検査では「プログラミング関連の問題」が出題されています。プログラムは、2020年の小学校の学習指導要領改訂でプログラミング教育(STEM教育)の授業が必修化されることから、今後出題が増えていくことが予想されます。 適性検査を受検することを考えているなら、プログラミング思考を身に付けておく必要があると思います。

この記事を書いた人

管理人の"アニーパパ"と申します。 神奈川県在住40代です。2022年に長女が公立中高一貫校に無事に合格することができました。
私は東証一部上場企業の子会社で教育事業の責任者を2年ほどやっていました。当時、公立中高一貫校受検の専門家や国際バカロレア(IB)の専門家の方々に、取材や対談でお会いして公立中高一貫校や英語教育に魅力を感じました。
このブログでは子供たちの中学受検体験記的な内容から仕事も含めて情報収集して集めた受検・教育情報なども紹介していこうと思います。ちなみに2024年には次男の中学受検を予定しています。
また、娘が中高一貫校に通うことになり中高一貫校の多くで使用されている検定外教科書「体系数学」と「New Treasure(ニュートレジャー)」に苦戦しました。そこで多くの専門家の方々に相談してオンラインスクールを開校しました。このような経験から得られたことも発信しています。

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こんな人に読んで欲しい
  • 公立中高一貫校の適性検査にどんなプログラミングの問題が出題されているのか知りたい
  • プログラミング教育に興味がある
  • 小学生におすすめのプログラミング教育を知りたい
  • 子供に社会で活躍できる人に育って欲しい

プログラミングとは?

プログラミングとは、簡単にいうと「コンピュータに命令すること」です。
もう少し詳しく説明すると、コンピュータにさせたい処理を順番に書き出した「プログラム」をつくる作業のことです。

コンピュータはプログラミングによって「命令」を与えることではじめて、私たちが意図した動きをしてくれます。

私たちの身の回りにある、パソコンやスマートフォン、アプリやゲーム、さらにはAIや自動運転技術も、プログラミングで作成されたプログラムによって動いているのです。

プログラミング的思考とは?

2020年度より小学校で必修化となるプログラミング教育では、「プログラミング的思考」の育成が目的とされています。

「プログラミング的思考」とは、文部科学省によれば以下のように定義されています。

自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力

小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ):文部科学省

つまり、小学校で必修化されたプログラミング教育は、「プログラム」をつくるプログラマーを育てる教育ではありません。

プログラミング的思考は「問題を論理的に捉え、解決法を考える能力」と言い換えることもできると思います。

適性検査でもプログラミング的思考の問題は出題されるの?

適性検査の理系問題ではプログラミング関連の問題以外にも「問題を論理的に捉え、解決法を考える能力」を試す問題が多いです。

そんな中でプログラミング関連の出題は増えてきています。

アニーパパ
アニーパパ

小学校で必修化されているので、今後も増えていくんでしょうね。

ただプログラムと言ってもプログラミング的思考(論理的思考に近い)で、順序立てて思考すれば難しい問題ではないと思います。

ただ、プログラミング的思考に慣れている方が、有利だと思い娘にも6年生の夏休みぐらいまでの余裕がある時にパソコンで何回かHour of Cod(アワー オブ コード)でプログラミングを体験させたりしました。

ちなみにYouTubeに動画もアップしています。

長野県立中学校 入学者選抜適性検査Ⅱ

適性検査での出題事例だと、2022年度(令和4年度)も長野県立中学校の入学者選抜適性検査でも出題されていました。

長野県教育委員会HPより

ルールや条件に沿って矢印を動かした時に、矢印が向いている方向を答える問題などなので、問題としては難しい問題ではありませんが、プログラミング思考に慣れている方が有利だとは思います。

小学生にお薦めのプログラミング教育

無料のプログラミング教育

Scratch(スクラッチ)

  • 対象年齢:小学校低学年~
  • 価格:無料

Scratch(スクラッチ)は、動作が書かれた画面上のブロックをマウスでつなぎ合わせプログラムを作ります。

リンク:https://scratch.mit.edu/

Hour of Code(アワー オブ コード)

  • 対象年齢:4歳~108歳
  • 価格:無料

Hour of Cod(アワー オブ コード)は、いつでも誰でもどこでもプログラミング学習ができる教材(アクティビティ)が多数用意されているインターネットサイト。 世界180カ国以上で延べ7億人以上が利用している。

Viscuit(ビスケット)

  • 対象年齢:未就学児~
  • 価格:無料

Viscuit(ビスケット)は、自分で書いた絵を画面上にある「メガネ」にいれ動かします。文字を一切使わないので未就学児でも利用できます。

リンク:https://www.viscuit.com/

アニーパパ
アニーパパ

プログラミング的思考に慣れるだけなら無料のプログラミング教育サービスでも良いと思います。

有料のプログラミング教育
オンライン プログラミング教室

小中学生専門のオンランプログラミングスクール【アンズテック】

『アンズテック』は、小中学生専門のオンラインプログラミングスクールです。 現役のプログラマーが教えるゲームプログラミングで、初めてのお子様から本格的なプログラミングまで楽しく学習できます。

▼Scratchコース 全国の小学校でも利用されているScratchを利用して、ゲームプログラミングを学習します。 シューティングゲームや脱出ゲームなど、子どもたちが楽しめるコンテンツをご用意!
▼Unityコース プロのゲームクリエイターも利用する本格的なゲームエンジン『Unity』。 Unityを利用して、Scratchでは難しかった複雑なゲームをプログラミングします。

<アンズテックの3つの特徴>
▼オンラインで全国どこでも自宅から受講可能 アンズテックでは、教室への通学はなく、ビデオ通話を利用することができます。 保護者の方からも「送迎不要で時間が増えた」「学んでいることが見えやすい」と非常に好評です。 また、日本だけでなく海外から受講されているお子様もいらっしゃいます。
▼オンライン教材だからできる個別対応 子どもたちが「作りたい!」と思える魅力的な学習コンテンツを用意しています。 動画教材を利用することで、一人一人に合わせたカリキュラムを構築することが可能!
▼自律心を養うカリキュラム レッスンの最初と最後に発表の時間を設けています。 自分の考えを言葉にしてアウトプットすることで、コミュニケーションスキルの向上を目指します。 「自分だけの目標をみつけ」「自分の手でカタチにする」ことにフォーカスしています。

小中学生専門のオンランプログラミングスクール【アンズテック】



D-SCHOOLオンライン

<マイクラッチコース> D-SCHOOLが独自に作ったソフトを使って進めていくコースです。マイクラで実際に出てくるブロックを使うので とても楽しく学習いただけます!

<マイクラッチJrコース> 低学年向けのマイクラッチコースです。算数や理科の要素も取り入れながら (といっても勉強っぽさはなくし、マイクラッチコースと同様エンタメ性のある映像教材で学びます!) プログラミングを学習していく土台作りをしていきます。

<Robloxコース> 欧米やアジアの子どもたちが熱狂しているRobloxのプログラミングコースが日本初登場! ゲームだけではなく学習教材として名高いRobloxでより本格的なプログラミング学習に挑戦できます! ビジュアルプログラミングより一歩先の学習したい人におすすめです。

14日間の無料体験実施中!80%の継続率!
マイクラッチJrコース、マイクラッチコース、英語&プログラミングコース、Robloxコースは、 14日間の無料体験を実施しています。 無料体験を経て課金コースへの移行率は80%強。多くのお子様に楽しく継続学習していただいています。

オンラインで学ぶ!小中学生向けプログラミング D-SCHOOLオンライン



NELオンライン

1.プログラミングだけではなく、ICTに関することを幅広く学べます!
▶ICTリテラシー→タイピングやPC操作、情報セキュリティの理解についてなど ICT機器やソフトなどを活用する基礎スキル
▶情報モラル・セキュリティの知識→自分自身のID/PASSの適切な利用/関係する法律などの理解
▶クラウドの理解と活用→Googleの各種サービスなど、クラウド環境を理解し効果的に活用するスキル
▶データの共有・共同創作→仲間とデータを共有し、一つの作品を同時編集しながら創作するスキル
▶情報発信→作品をHPで公開したりプレゼンテーションするなど、情報を発信するスキル

2.小学生からタイピングスキルが向上します! レッスン内で必ずタイピングのトレーニングを行います。 正しいフォームで素早く正確に入力できるようになり、PC操作向上につながります。

3.自宅から受講できるオンラインスクールです! 完全オンラインでの対面レッスンです。通学の必要がありません!

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プログラミング教室

QUREOプログラミング教室

「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」は、全国教室数No.1を展開している、 自宅の近くで受講ができるプログラミング教室です。 未経験の子どもでも本格的なプログラミングの基礎を楽しく効果的に学ぶことができます。

  • 対象学年:小学生以上
  • 受講回数:月4回(基本)
  • 受講時間:1回 60分
  • 教室数:全国に2,400教室以上
  • 学習教材:QUREO(キュレオ)※ビジュアルプログラミング
  • 受講料:税込9,900円〜 / 1ヶ月(1時間あたりの受講料:税込2,475円〜)

教室数2,500以上!自宅の近くでプログラミングが学べる「QUREOプログラミング教室」



通信教育

ワンダーボックス

毎月届くキット(ワークブックやパズルなど)と専用アプリを組み合わせて学ぶ、 STEAM教育領域の新しい形の通信教育サービスです。 常時10以上の教材で構成され、プログラミング、アート、パズルなど、 多様なテーマから自由に学ぶことができます。 子どもの意欲を引き出し、感性と思考力を育てることを目的としており、 教材の多くが、最終的には正解のない自由な創作に行き着くように設計されています。

感性と思考力がぐんぐん伸びる【ワンダーボックス】



大学入試でもプログラミングが必要になる?

2022年度から高校で「情報Ⅰ」が必修科目となることを受けて、2025年1月から、国立大学は文系・理系問わず受験教科にする方向で検討されています。

国立大学協会の入試委員会は、2025年1月実施の大学入学共通テストから、受験に必要な教科数を現在の5教科7科目から6教科8科目に変更する方向で検討を進めています。つまり、高校の教科「情報」を、受験教科として必須にするということです。この教科「情報」は、小学校でいうところの「プログラミング」にあたります。

中学校でも2012年から技術・家庭科技術分野でプログラミング教育が行われています。新学習指導要領では2021年からプログラミング教育が拡充されます。

アニーパパ
アニーパパ

公立中高一貫校受検だけでなく中学校、高校でもプログラミングを勉強することになります。それだけでなく大学受験の受験科目になる計画もあります。

背景としては社会でも、あらゆる産業でDX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれています。

DXとは

DXとは、Digital Transformationの略語です。Transformationは「変容」という意味なので、DXを直訳すると「デジタルによる変容」となります。デジタル技術を用いることで、生活やビジネスが変容していくことをDXと言います。

経済産業省では、DXを「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX推進ガイドライン)」において、以下のように定義しています。

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること

デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX推進ガイドライン)

社会で活躍できる人になるために

公立中高一貫校の適性検査にプログラミング関連の出題があることから、出題例をご紹介したり、対策になるプログラミング教育やプログラミング教室などもご紹介しました。

ただプログラミング教育に関しては、適性検査に出題されるから勉強するというような狭い視野ではなく、子供たちに社会で活躍できる人に成長してもらうためにも重要な分野であることを意識した方が良いと思います。

子供の将来を考える時にお薦めの書籍

コンサルティングファームのマッキンゼーやヤフー株式会社で活躍し現在は、慶應義塾大学 環境情報学部教授とヤフー株式会社 CSO(チーフストラテジーオフィサー)を務める安宅和人さんの著書「シン・ニホン」は子供の将来を考える上で必読の書ではないでしょうか。

「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介されているのでご存じの方も多いのではないでしょうか?

この「シン・ニホン」でも理系教育の重要性が語られています。

アニーパパ
アニーパパ

シン・ニホン」では

・この変化の時代、子どもにはどんな経験を与え、育てればいいのか
・若者は、このAIネイティブ時代をどう捉え、生きのびていけばいいのか
・国としてのAI戦略、知財戦略はどうあるべきか?
・AI時代の人材育成は何が課題で、どう考えたらいいのか
・日本の大学など高等教育機関、研究機関の現状をどう考えたらいいのか

などが語られています。

まとめ

今回は適性検査で出題が増えている「プログラミング」に関してご紹介しました。

途中から適性検査を飛び越えて、中学、高校教育や大学受験などに関してもご紹介しました。

更に、子供をどのように育てるべきかで、非常に刺激をもらった書籍「シン・ニホン」も紹介しました。

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