公立中高一貫校の受験って作文があるらしいけど、どうやって勉強させればいいの?
公立中高一貫校受検 適性検査の作文とは?
公立中高一貫校の適性検査では作文問題が多くの学校で出題されます。
適性検査の作文問題では、指定の文章を読んだうえで自分の体験や考えをまとめる400字前後の課題作文が出題されます。
適性検査での作文は、課題文を読んでから書くケースが多いです。限られた時間の中で文章の内容を正しく読み取り、自分の考えを論理的に表現する力が求められます。
そして公立中高一貫校の適性検査では、作文問題の配点が高い傾向があり、作文問題以外にも記述式の問題が多いことから作文力・記述力は適性検査では、とても強力な武器になります。
公立中高一貫校の作文問題の出題例
以下の問題は東京都立小石川中等教育学校の令和4年度「適性検査Ⅰ」の実際の問題です。
文章1、文章2を読んで下記の問題に答えます。
適性検査Ⅰは全6ページですが、1~5ページ目には文章1、文章2が掲載されており6ページ目に下記の問題が3問掲載されているだけです。
東京都立小石川中等教育学校の場合は小学校で記載してもらう調査書が合否判定の25%、適性検査はⅠ~Ⅲなので、下記の「適性検査Ⅰ」の配点比率は25%となります。
下記の3問の出来が全体の1/4ですから作文対策が如何に重要かご理解いただけるのではないでしょうか?
ちなみに掲載した適性検査Ⅰは、検査時間45分で文章を理解して、記述問題に答えて作文を書かなければなりません。
うわぁ~うちの子には、とても無理だ…
小学生には難しいと感じますよね💦
小学校で書くような読書感想文などとは、問われている内容が違います。
作文というよりも小論文と言った方が近いと思います💦
娘が公立中高一貫校受検の準備を本格的に開始した小5の終わりの頃に書かせた作文は「問われていることに答えられていない」「同じようなことを何度も繰り返す」「体験なども抽象的」と合格とは程遠い作文でした。
適性検査の作文を得意分野にする手順
適性検査の作文を得意分野にするための手順としては下記の通りです。
1つづつ詳しくご紹介しましょう!
1.まずは読解力
公立中高一貫校の適性検査では指定の文章を読んだうえで自分の体験や考えを問われるタイプの作文が多いです。つまり課題文や問題文をしっかり読む力がないと、いくら作文の練習をしても的を得た作文になりません。
まずは、課題文や問題文をしっかり読む読解力の向上が適性検査での作文対策だと思います。
2.作文を好きになる
適性検査の作文では、短時間で400文字前後の文章を書く必要があります。
まずは文章を書くことに苦手意識がある場合は苦手意識を払拭することが重要です。
苦手意識を持ったままだと、適性検査直前の毎日最低1本の400文字の作文を書く生活は耐えられないと思います。
作文を好きになることを目指しましょう!
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