中学受験(受検)と英語はどう両立させる?

英語教育

「中学受験に集中するために英語学習を中断した」というお話を耳にします。

娘も小6の1年間は英語学習を中断して中学受験に集中しました。

しかし中高一貫校に入学した娘は「小学生時代にもっと英語を勉強しておけば良かった」と言っています。

娘は小4で英検5級、小5で英検4級を取得していましたが中学に入学して初の定期テストで自信があった英語で平均点ギリギリで少しショックを受けていました。

実際にクラスメイトには小学生時代に英検3級に合格していた生徒さんが数名、英検準2級や2級に合格していた生徒さんも1名づついたそうです。

今回は2024年に中学受験(受検)を計画している息子の英語学習両立計画に関して紹介します。

この記事を書いた人

管理人の"アニーパパ"と申します。 神奈川県在住40代です。2022年に長女が公立中高一貫校に無事に合格することができました。
私は東証一部上場企業の子会社で教育事業の責任者を2年ほどやっていました。当時、公立中高一貫校受検の専門家や国際バカロレア(IB)の専門家の方々に、取材や対談でお会いして公立中高一貫校や英語教育に魅力を感じました。
このブログでは子供たちの中学受検体験記的な内容から仕事も含めて情報収集して集めた受検・教育情報なども紹介していこうと思います。ちなみに2024年には次男の中学受検を予定しています。
また、娘が中高一貫校に通うことになり中高一貫校の多くで使用されている検定外教科書「体系数学」と「New Treasure(ニュートレジャー)」に苦戦しました。そこで多くの専門家の方々に相談してオンラインスクールを開校すべく準備をすすめています。このような経験から得られたことも発信しています。

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この記事でお伝えすること
  • 中学受験(受検)と英語はどう両立させる具体的な方法
  • 小学生時代に目指すべき英語力
  • 受験学年の具体的な英語学習
  • オンライン英語塾/オンライン英語個別指導サービスについて

中学受験で英語学習を中断はもったいない!

幼児〜小学生のお子さんに「英会話」を習わせているご家庭は多いと思います。しかし、お子さんが小学校3〜4年生になると中学受験塾に通塾することになり、塾の宿題なども負担になるため「英会話」をはじめとした習い事を整理するご家庭が多いと思います。

娘も幼児期から近所の英語塾に通っていましたが中学受験を意識しはじめた小学校4年生ごろに辞めてしまいました。

中学受験(受検)で英語で入試が実施されるケースもありますが、ごく一部の学校だけなので国語・算数・理科・社会の四科学習や公立中高一貫校の場合は適性検査対策に時間を割きたいと思うのは自然な流れかなと思います。

しかし、2020年度から小学校で英語教育が必修化され2021年度からは中学校の学習指導要領も改定され特に英語学習に関する変更が行われています。

中学受験(受検)はゴールではありません。

中学に入学してからのこと、将来の大学受験なども考えると中学受験で英語学習を中断させるのは「もったいない!」と感じます。

小学生時代に目指すべき英語力

小学生が習得すべき英語力を考える上では英検などの資格試験を目標とするのがわかりやすいです。

英検、GTEC、IELTS、TOEFL、TOEICなど主要な英語検定は、どれも「聞く(リスニング)」「話す(スピーキング)」「読む(リーディング)」「書く(ライティング)」の英語4技能を試す試験となっています。

大学入試でも活用が検討される英検、GTEC、IELTS、TOEFL、TOEICですが、小学生が受験を検討できるのは英検のみになるかなと思います。

英検のホームページを見ると各級の推奨目安となるレベルが設定されており

  • 英検5級:中学生初級程度
  • 英検4級:中学生中級程度
  • 英検3級:中学卒業程度
  • 英検準2級:高校中級程度
  • 英検2級:高校卒業程度
  • 英検準1級:大学中級程度
  • 英検1級:大学卒業程度

とされています。

中高一貫校への進学を目指している場合は、英検3級以上を目標としたいところです。

アニーパパ
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知り合いのお子さんの学校では海外帰国子女を受け入れており一部の授業は英語で実施されており中1で英検2級以下の生徒さんがほとんどいないそうです…💦

なので学校によっては小学生時代に英検2級以上を目指さないといけないケースもあると思います。

ちなみに取得スケジュールの目安としては(小学生で英検3級を取得したい場合)1年に1級づつ取得を目標に小2の終わり頃から英語学習を開始したいところです。

小学生で英検3級を取得したい場合のスケジュールの目安

小5:英検3級
小4:英検4級
小3:英検5級

小5までに目標とする英検の級に合格できたら小6は受験学年になりますので受験勉強を優先することになると思いますが、完全に英語学習を中断させてしまった場合には、それまで身に付けた英語力を維持することは難しく

受験学年の英語学習

今年が受験学年の息子がオンラインで英語を指導してもらっている先生に、今年1年の英語学習に関して相談しました。

文で覚える単熟語の文章を使用してオーバーラッピング&シャドーイング

受験学年の英語学習は自学自習が中心になります。

1つめは「文で覚える単熟語」文章を使用してオーバーラッピング&シャドーイングです。

実際に娘が英検3級の対策で挑戦してみて感じるのは、英単語・熟語学習に「文で覚える単熟語」を使用したことは、とても良かったと感じています。

文で覚える単熟語」の良い点は

文章で英単語・熟語を覚えるのでリーディング力を強化できる

英検対策に限らず文章を読みながら英単語や熟語を覚えるので長文読解のトレーニングも同時におこなうことができます。

リスニング力・スピーキング力の育成も

下にある動画でも具体的な「文で覚える単熟語」を使用した学習法をご紹介していますが、「文で覚える単熟語」の文章を使用してオーバーラッピング、シャドーイングを実施することでリスニング力の強化にもつながりました。

またオーバーラッピング、シャドーイングはスピーキング力の強化にもつながりました。

オンライン英会話・オンライン英語塾でのアウトプット

そして2つ目はオンラインを活用したアウトプットです。

娘や息子のオンライン家庭教師をしていただいている先生方とも相談して受験学年の英語学習コースを準備する予定です。

「聞く(リスニング)」「話す(スピーキング)」「読む(リーディング)」「書く(ライティング)」の英語4技能をバランス良く育成することを目指します。

具体的には

  • 英作文チャレンジ:毎週の授業で宿題として英作文の課題を提示します。授業のスタートでは宿題で取り組んだ英作文の添削します。海外経験も豊富な講師が文法面も考慮しながら自然な表現をアドバイスしていきます。
  • 音読チャレンジ:自学自習でおこなう「文で覚える単熟語」の文章を使用してオーバーラッピング、シャドーイングを講師がチェックします。「連結(リンキング)」「脱落(リダクション)」「同化(アソシエーション)」などを中心に伝わる英語の基礎を指導させていただきます。
  • 英会話チャレンジ:基本は自由な英会話ですが「今日は受動態を使おう」「今日は現在完了形を使おう」「今日はmost ofを使おう」など自由な会話の中で使用する文法や熟語などを指定します。

中学受験に伴走した英語学習を提供します。

基本は週に1回の授業と次回授業までの「英作文」と「オーバーラッピング、シャドーイング」の宿題で中学受験が終わって中学校に入学してからの英語を得意科目とするための伴走をおこないます。

ご興味がある方は下記よりお問い合わせください。

ちなみに講師の先生方の英語レベルの基準は下記の通りです。

基本的には英語を仕事などで使用した経験があり実践的な英語力を保持した日本人の方(一部、日本語が使用できる外国人講師もいらっしゃいます)に講師をしていただいています。

英語力の目安は

  • 英検1級程度
  • TOEIC900点以上
  • TOEFL iBT80以上
  • IELTS6.5以上


更に面談で人間性やコミュニケーション力などを確認しています。

オンライン少人数英語塾・個別指導

2022年11月から娘のオンライン家庭教師としてスタートしましたが、2023年から講師の先生方とも相談をして少人数制オンライン英語スクールも開始することにしました。

現在は中1の娘が2023年10月に英検準2級を受検と学校の「New Treasure(ニュートレジャー)」対策で毎週授業を受講しています。見学していただくことも可能なので、ご興味がある方は下記よりお問い合わせください。

また、小学校5年生の息子が2023年6月に英検4級を受検すべく毎週授業を受講しています。こちらも見学していただくことも可能なので、ご興味がある方は下記よりお問い合わせください。

ちなみに講師の先生方の英語レベルの基準は下記の通りです。

  • 英検1級程度
  • TOEIC900以上
  • TOEFL iBT80以上
  • IELTS6.5以上


更に面談で人間性やコミュニケーション力などを確認しています。

「自分の子供に教えてもらいたい」を採用基準にしていますので講師の方の採用率は10%程度と厳選しています。

講師紹介
KANA先生

幼少期をアメリカで過ごす。慶應義塾大学法学部法律学科卒業と同時に東京大学教養学部文科3類に入学、2年後文学部に進学アメリカで培った発音で中学校の時には全国中学生英語暗誦大会で金賞を受賞 英検1級、TOEIC990点

私は4か月の勉強で東京大学に合格し、テレビに取り上げられるなど、効率的な勉強を実践し、結果を出してきました。また、15年以上の指導経験をもち、そうした効率的な学習法を皆さんにお伝えするプロフェッショナルでもあります。私と一緒に勉強することで、未来の自分へ「たくさんの選択肢」というプレゼントをして、より豊かな人生を歩んで頂ける、そんな指導を目指しています。

ありた先生

慶應志木高校出身。中学から英語を学び始め、純ジャパ・独学で高校2年時に英検1級を取得し、現在は経済学をALL Englishで修得する慶應義塾大学経済学部PEARL学科に在学中。

元々勉強嫌いの自分が、勉学においてやり切れた最大の理由は母の存在でした。勉強には親身に、しかし時に厳しく並走してくれる人の存在が重要だと考えています。生徒の皆様にも、本気で向き合うことをお約束します。英語が得意でも苦手でも生徒様に沿った指導をさせていただきます。

さおり先生

幼少期からクラシックピアノを学び、某有名音楽高校(男女共学)卒業後、イギリスの大学へ留学して卒業。卒業後は某外資航空会社にて3年半客室乗務員として乗務。その後日本帰国後、上智大学 外国語学部 英語学科に編入そして卒業。英語を活かして某政府外郭団体で英語を使って様々なプロジェクトに参加。現在は、英語講師と日英通訳・翻訳者をしております。TOEIC 910 点

英検の単語を覚えたり、問題を解いたり、エッセイを書いたりするのは、学校の英語の勉強とはまた違う難しさがあると思います。私のレッスンでは、わかりやすい説明そして自宅学習が効果的にできるよう、指導させていただきます。ここで身につけた英語力で自分の夢を掴んでみませんか?皆様のお力添えができるよう、精一杯努めさせていただきます。たくさんの方にお会いできますことを楽しみにしております。

まゆ先生

国内の大学の英語英米文学科卒業後、大手税理士法人、上場企業、法律事務所にて英語を使いさまざまな業務に従事。カナダ留学、アメリカ生活経験あり。TOEIC920点

英語は、たくさんのワクワクドキドキに出会わせてくれます。英語に触れながら、これからどんなことがしたいかな?どんな自分になりたいかな?それを実現するために一緒にいろんなことをやっていきましょう!ここが難しいな、ここが上手になりたいななど、今悩んでることや感じていることも話し合いながら、一緒に前に進んでいきましょう。

※体系数学コース/New Treasureコースは「お子様の学年・性別・性格」「通っている学校」「指導を希望する曜日、時間」なども合わせて教えてください。
※個別指導コースは「お子様の学年・性別・性格」「通っている学校・指導を希望される教科書」「指導を希望する曜日、時間」を「お問合せ」よりお知らせください。適任の講師をご提案させていただきます。

※また問い合わせいただいたとしても営業活動などはおこなっておりませんので、ご安心ください。

カリキュラム

「聞く(リスニング)」「話す(スピーキング)」「読む(リーディング)」「書く(ライティング)」の英語4技能をバランスよく習得するカリキュラムとなっています。

具体的な授業の流れ※英検対策個別指導コースの場合

授業時間:60分
・単語/熟語テスト:10分程度(前回の宿題範囲をテスト)
・フォニックス/音読:5分程度(発音に注意しながら音読)
・文法授業:20分程度(英検各級で重要な文法事項を講義)
・過去問演習:20分程度(英検各級の過去問を使用して)
・宿題確認:5分程度

具体的な授業の流れ※英検対策少人数指導コースの場合

・単語/熟語テスト:10分程度(前回の宿題範囲をテスト)
・フォニックス/音読:5分程度(発音に注意しながら音読)
・文法授業:20分程度(英検各級で重要な文法事項を講義)
・English CHAT TIME:20分程度(日本語禁止で覚えた単語や文法を駆使して雑談)
・過去問演習:30分程度(英検各級の過去問を使用して)
・宿題確認:5分程度

授業では市販のテキストを使用します。

少人数制オンライン英語スクールの詳細は下記の記事でも紹介しています。

ご興味がある方がいれば授業を見学してもらうことも可能です。

下記よりお問い合わせください。

まとめ

今回は中学受験と英語学習をどのように両立するのか?特に受験学年の6年生が英語学習を両立する方法をお伝えしました。

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