こんばんは”アニーパパ”です。
今回は公立中高一貫校受検を検討していると良く耳にしたり、目にしたりする「塾なしで公立中高一貫校に合格した」って話です。
倍率も高く難関受験と言われる公立中高一貫校受検を塾なしで突破することは出来るのか?考えてみましょう。
↓2022年2月3日受検を経験して書いた記事はコチラ
塾なしで公立中高一貫校に合格するって可能なの?
先日、仕事で公立中高一貫校受検の専門家の方々とお話する機会があったのですが塾なしで公立中高一貫校に合格するお子さんは一定数いるとのことです。
公立中高一貫校とは?
その前に公立中高一貫校について簡単にご紹介します。
詳しくは下記の記事でご紹介しています。
難関私立や難関国立中学の受験と比較すると公立中高一貫校受検の方が「塾なし」で合格できる確率は高いとのことでした(逆に難関私立や難関国立中学受験では専門的な教育を塾で受けないと合格するのは難しいとのことです)
ただし公立中高一貫校でも難関校と言われる「東京都立小石川中等教育学校」や「東京都立両国高等学校附属中学校」なども「塾なし」(=専門的な受検対策なし)で合格するのはかなり厳しいとのことでした。
でも数年に何人かは塾なしで合格する子がいるので都市伝説的に語られるんじゃないですかね
やっぱりいるんですね。
塾なしで合格できる子の条件
親がしっかりサポート出来る
公立中高一貫受検では私立中学受験以上に親のサポートを必要とします。なぜなら公立中高一貫校対策の塾は私立中学受験塾とは違い小学校5年生の間は週1回、6年生になっても週2回(多くても3回程度)ってところが多いです。
なので塾に行こうが行くまいが親のサポートは大変重要なようです。
2022年に娘の受検を終えて思うのは、塾に行こうが、行くまいが親のサポートは絶対に必要だと思います。娘は塾に行きましたが、塾に任せておけないと感じて、直前期の志望校対策講座や正月特訓などは行かせずに、通常授業だけ行かせて、志望校対策は、私と妻でサポートしました。
塾に行っている場合の親のサポート
塾に行っていても
- スケジュール管理(短期)
- 作文などの添削
- 食事(健康管理)
- 学習の見守りや励まし
などをしてあげる必要があるようです。
こちらも受検を終えて本当に重要だったなと思います。
塾に行かない場合の親のサポート
塾に行かない場合は上記のサポートに加えて「カリキュラム作成/スケジュール管理」をしてあげる必要があります。
受検までにやっておかなければならないことがあります。志望校の過去問を分析して例えば理科なら「振り子」「梃」などの問題が定番だから類題を解かせておこうとか算数なら「等差数列」を使うような問題で解法を教えてあげるとか志望校の過去問に取り組むのはもちろん出題傾向が近い他の学校の過去問にも取り組ませてみるとか、またそれらをいつやるのか?などを親が作成・管理してあげる必要があるようです。※なかには極稀に、それすらも自分で出来てしまう特殊なお子さんもいるようですが。
うちは塾に行かせていましたが、志望校の過去問の分析なども私と妻でおこないました。志望校の過去問を購入して、適性検査Ⅰにはどんな問題が出題されていて、適性検査Ⅱにはどんな問題が出題されているのかを大問、小問ごとに傾向を分析しました。
専門家ではないので分析と言えるレベルではないと思いますが、何度も何度も過去問に目を通していると、「この分野の問題が多いな」「この問題は3年前の、この問題に似ているな」なんてことが、なんとなくわかってきます。
地頭が良い
それを言ったらおしまいな部分もありますが塾の講師の方に聞くと入塾した時点で合格しそうな子はわかると言っていました(つまり地頭が良いタイプですね)
地頭ってなんなんだろうと同じ塾講師の方に話を聞いたところ
- 日常の現象について「なぜ?」と疑問を持ち、仮説を立てて検証する癖があるようなタイプ
そんな子いるんですかね?例えば「空はなぜ青いのか?」と疑問を持ち「海の青色が反射しているのではないか?」と仮説を立てて、この場合は検証と言うより調べるって感じでしょうが本当に空が青い理由を調べる。こんな感じのことを習慣的にやっているような子は地頭が良いですね。
そりゃ地頭いいですね…💦
逆に難関私立や国立の中学受験では地頭が良いだけでは正直合格は難しいと思うので公立中高一貫校の適性検査は優秀な生徒を選抜する良い検査だとも思います
- 文章を読む習慣があり筆者の考えと自分の考えを比較するような子
そんな子います?💦
いるんですよ稀にwあとは新聞なんかを読んで記事に対して自分の考えを持っているよな子とかですかね?少し大人な子ですね。
うちの子がそんなタイプだったら…羨ましい💦
公立中高一貫校を受検されるご家庭では子供用の新聞をとっているご家庭も多いみたいですよ
うちは日本経済新聞しか購読してないから子供たちは新聞は読んでないですね
ちなみに公立中高一貫校の適性検査には作文問題が出題される事が多いので自分の意見を論理的に表現する力が必要になります。新聞を読むこと(理想は記事に対する自分の意見を持つこと)は最高のトレーニングになると思います。
うちの娘は読書が好きで文章を読む習慣がありますが物語が中心です。新聞を読むことで、普段は興味のない社会情勢に文章で触れる機会を持つ事も出来ますし語彙力も高まりそうだし「こども新聞」の購読を検討するかな。
公立中高一貫校受検教材
塾に行こうが、行くまいが重要なのが適性検査の対策です。
特に過去問と作文対策、グラフ問題対策あたりは確実に出題されていたので塾のテキスト以外に、かなりやりました。
公立中高一貫校受検者の必需品
塾から小6の夏休みくらいまでは「過去問はやらないで」と言われていました。夏休みくらいから過去問に取り組みましたが、最初は時間通りに終わらなくて焦りました。
また直前期に本番感覚で過去問をやらせようとしても、ほとんど解いたことがある問題になってしまっていたので、志望校の過去問の一部は直前の練習用にとっておいて銀本で志望校と類似している問題をやらせるなどしておけば良かったなと思いました。
学習習慣を付ける効果も!朝勉用ドリル
学習習慣を付けておくことは本当に重要でした。
公立中高一貫校受検の定番教材
■考察力で合格! 公立中高一貫校適性検査対策問題集 理科的分野
■思考力で合格! 公立中高一貫校適性検査対策問題集 算数的分野
塾なしでも通信教育などでカバー
うちは共働きで地頭が良いとも思えないので入塾を検討していますが塾に行かずに通信教育などで公立中高一貫校受検を目指す人も多いようですね。
塾に行っている人でも公立中高一貫校受検講座は週に1回とか2回くらいしか授業がないので塾と通信教育などをセットで検討している人も多いみたいです。
実際に進研ゼミの公立中高一貫校講座から2020年に1,597名が合格しているようです。業界2位の公立中高一貫校講座のZ会も2020年に1,017名が合格しているようです。
公立中高一貫校受検対策の通信教育は下記の記事で詳しく紹介しています。
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ちなみに我が家は塾に入塾する予定です。
通塾させましたが塾選びは反省点もありました…受検が終わってから「公立の中高一貫受検対策塾にはいつから通うべき?」を考えました。
まとめ
実際に公立中高一貫校に塾なしで合格しているお子さんはいるようです。
極稀なケースのようですが親がしっかりサポートするか適切な通信教育などを利用するなどはマストだと思われます。
オンライン家庭教師を受けたい人募集
ちなみに公立中高一貫校受検を考えているお子さんをお持ちの方で少人数指導の適性検査対策に興味がある方がいらっしゃれば、息子を指導してくれている某国立大学(某旧帝大)の理系学部出身の講師の先生に少人数指導をお願いしたいと思っています。
適性検査型の問題は個別指導よりも少人数での授業で講師と生徒数人でディスカッションしながら進めるのが効果的なのではないかと考えているからです。
年内はテキストは市販の「中学入試 でる順過去問 公立中高一貫校 適性検査 合格への126問 首都圏版」を使用して指導してもらう予定です。
- 対象:小学校5年生で公立中高一貫校受検を検討している
- エリア:インターネット(Zoom等)が使えれば全国どこでもOK
- 授業は週に1回(現在は1回60分で指導してもらっていますが少人数指導の場合は90分が良いかなと思っています)
- 募集人数:2~3名程度
- 費用:週1回90分×4回で1万円前後でお願いする予定
ご興味がある方がいれば息子の授業を見学してもらうことも可能です。
下記よりお問い合わせください。
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