中学受験での「英語入試の現状と今後」そして入学後の英語教育(国際バカロレア)など

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英語教育

今回は「英語入試の現状」と「英語入試の今後」に関して考えてみました。

これまでも外国語を母国語とする外国語指導助手(ALT:Assistant Language Teacher)が配置され英語の授業はおこなわれてきましたが学習指導要領の改訂で2020年4月から小学校でも英語が教科となりました。

これにより中学受験でも英語が入試科目となる可能性があるようです。

今回は「英語入試の現状」と「英語入試の今後」、そしてお薦めの書籍やオンライン英語教育に関して紹介します。

この記事を書いた人

管理人の"アニーパパ"と申します。 神奈川県在住40代です。2022年に長女が公立中高一貫校に無事に合格することができました。
私は東証一部上場企業の子会社で教育事業の責任者を2年ほどやっていました。当時、公立中高一貫校受検の専門家や国際バカロレア(IB)の専門家の方々に、取材や対談でお会いして公立中高一貫校や英語教育に魅力を感じました。
このブログでは子供たちの中学受検体験記的な内容から仕事も含めて情報収集して集めた受検・教育情報なども紹介していこうと思います。ちなみに2024年には次男の中学受検を予定しています。
また、娘が中高一貫校に通うことになり中高一貫校の多くで使用されている検定外教科書「体系数学」と「New Treasure(ニュートレジャー)」に苦戦しました。そこで多くの専門家の方々に相談してオンラインスクールを開校しました。このような経験から得られたことも発信しています。

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現在の中学受験(受検)での英語入試

2021年度の首都圏中学入試では143校で英語(選択)入試が実施されたようです(帰国生入試を除く)、ただ英語での試験を必ず受けなければいけないわけではなく従来型の4教科や2教科での受験もできて英語が得意な生徒は英語を選択して受験することができる学校が多かったようです。

首都圏模試センターが調べた情報によると首都圏の中学入試では、2014年から2020年にかけての7年間に、一般入試で(帰国生入試以外で)「英語(選択)入試」を実施した私立・国立中学校が年々増加していることがわかります。

2014年:15校

2015年:33校

2016年:64校

2017年:95校

2018年:112校

2019年:125校

2020年:141校(うち私立中学は140校)

そして2021年の首都圏中学入試で行われた「英語(選択)入試」の実施校数は前年の141校から3校増えて143校《うち私立中142校・国立中1校》となったようです。

首都圏模試センターのホームページ

2022年入試は「英語入試解禁」元年になるのか!?

最初にも触れた学習指導要領改訂で2020年度から小5から英語が教科科された中で教科として英語を学んだ現小6の子供たちが中学入試にチャレンジする2022年入試が「英語入試解禁元年」になるのではとの声も上がっています。

実際に茨城県の私立中高一貫校(小・中・高一貫校)である江戸川学園取手中学校では2022年入試から全回の中学入試を「英語を含む5教科で実施する」ことを公表しています。

江戸川学園取手中学校のホームページには英語入試のサンプル問題が掲載されています。

内容的には英検5級~4級くらいなのかな?難易度は高くないと思います。

英語入試の実施事例

ちなみに、これまで英語入試は選択肢として用意されているケースが多い中で全ての生徒に出題されていた事例もあります。

埼玉県さいたま市(埼玉県さいたま市大宮区三橋4-96)にある公立の中高一貫校「さいたま市立大宮国際中等教育学校」では2019年4月の開校時から適性検査Aや集団活動(グループディスカッション)で英語力の適性も検査されています。

※詳しくは下記の記事でご紹介しています。

グローバル化の進展と大学入試改革

前の記事でも書きましたが変化が激しいVUCA(ブーカ)時代ですが現時点で力を入れるべきだと考えられているのは外国語(英語と中国語など)、理数教育(数学や物理、広くはプログラミング教育なども含む)かなと感じています。

※詳しくは下記

グローバル化は今後もすすんでいくと予想されていますので子供たちは英語(や中国語など)を習得しておくことで多様な職業などに就ける可能性を高められるのだと思います。

大学入試改革

2021年1月に実施される大学入学共通テストで受験生の英語4技能の「読む・聞く・話す・書く」の力を測るため、英語の外部試験(英検、TOEFL・IELTSなど)が導入がなされるはずでした。

しかし2019年11月に萩生田文科相が「自信をもってオススメできるシステムになっていない」と八評して英語の外部試験導入については協議を重ねて2024年度(2025年1月)に実施できるようにしたいとしました。

理由としては「経済的な状況や居住している地域によって格差が生まれてしまう可能性があり、すべての受験生にとって公平なテストではない可能性がある」とのことでした。

そして2021年度から2023年度の間、大学入学共通テストでは英語の問題を出題され続けられる予定だそうです。そして入試で使用する英語の点数については以下の方針が文部科学省から発表されています。

①大学入学共通テスト実施の際のテスト結果を使用する

②民間検定試験の試験結果を使用する

③大学入学共通テストの得点、民間検定試験の得点両方使用する

これら①〜③について各大学が選択できる。

そして2024年度(2025年1月)から本格的に英語の外部試験が導入されそうです。非常に政治的な要素で受験生が翻弄されてかわいそうでしたが英語4技能の「読む・聞く・話す・書く」の力を測ることは使える英語力を大学が重視している、しいては大学卒業後の進路でも求められることを意味しているのではないでしょうか?

ですから中学入試で生徒を選考する中学側は英語などの外国語に対する素養があるのか?理数系の適性があるのか?など学校が育てたい生徒像と照らし合わせて選考することになるのだと思います。

また別の記事でも書きましたが国際バカロレア(IB)など国際的に通用する大学入学資格が得られる国際的な教育プログラムにも注目が集まっています。学校側は英語などの外国語に対する素養がある生徒を集め、しっかりとした教育プログラムで更に育成することで学校としての価値を高めようとしているのだと思います。

https://kosodate.fukurec.com/話題の「国際バカロレア(ib)」を公立中高一貫校/

https://kosodate.fukurec.com/話題の「国際バカロレア(ib)」を公立中高一貫-2/

ちなみに、うちは小6の娘は小4で英検5級、小5で英検4級に受かり小6で英検3級と考えていましたが受験勉強で英語学習の時間がとれていません。。。。

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まとめ

今回は「英語入試の現状」と「英語入試の今後」、そしてお薦めの書籍やオンライン英語教育に関して紹介しました。

「中高一貫校生」と「中高一貫校を目指す小学生」向けのオンラインスクール

英語教育の専門家の方々と相談しながら世界で活躍するための英語力を習得したいと考えている小学生、中学生向けのオンライン英語スクールの準備をしてきました。

まずは、「中高一貫校生」向けのコースを開講しました。現在モニター生を募集していますし、授業見学(無料)してもらうことも可能です。

講師紹介

kana先生

幼少期をアメリカで過ごす。慶應義塾大学法学部法律学科卒業と同時に東京大学教養学部文科3類に入学、2年後文学部に進学アメリカで培った発音で中学校の時には全国中学生英語暗誦大会で金賞を受賞
英検1級、TOEIC990点

私は4か月の勉強で東京大学に合格し、テレビに取り上げられるなど、効率的な勉強を実践し、結果を出してきました。また、15年以上の指導経験をもち、そうした効率的な学習法を皆さんにお伝えするプロフェッショナルでもあります。私と一緒に勉強することで、未来の自分へ「たくさんの選択肢」というプレゼントをして、より豊かな人生を歩んで頂ける、そんな指導を目指しています。

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