中学生に英語の基礎フォニックスを学ばせるメリットや学び方を紹介

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英語教育

息子が4月から中学に進学して本格的な英語学習が開始されます。

小学生時代に何度か学習しましたが、身に付けることが出来ていないフォニックス(phonics)を中学入学前に改めて「書いて覚える楽しいフォニックス」と「小1~中1対象 書き方パターンでスペリングのルールが身につく! 英単語スペリングドリル」を購入して学び直すことにしました。

4月から中学3年生になる娘も一緒に学び直す予定です。

フォニックス(phonics)とは?

フォニックスとは、発音と文字の関係性を学ぶ音声学習法で、もともとイギリスやアメリカなど英語圏の子供たちに読み書きを教えるために開発された学習法です。

例えばABCは「エー、 ビー、 シー」というアルファベットの“名前”ではなく、/æ/,/b/,/k/という“音”を覚えます。

そして単語を読む際にフォニックスの音を足し算することで単語の発音ができるという学習法です。フォニックスには一部例外もあるため絶対的なルールではありませんが、およそ7割の単語をスペルを見ただけで発音できるようになると言われています。

フォニックス(phonics)を学ぶことのメリット

フォニックスを学ぶことで、以下のようなメリットがあります。

  • 英単語のスペルを見て正しく発音できるようになる
  • 英単語のスペルがわからなくても、音を聞き取って書けるようになる
  • リスニング力が身につく

英単語のスペルを見て正しく発音できるようになる

フォニックスを学ぶメリットの1つ目は、英単語のスペルを見るだけで正しく発音できるようになるということです。例えば、中学校の英語教科書に出てくる英単語の約70%はフォニックスのルールで正しく読めると言われています。

つまり、単語ごとに読み方を覚える必要がなくなるだけでなく、初見の単語でもフォニックスの知識だけで読めるようになるのです。子どもが自分の力で読めるようになることで、英語に対する自信が醸成され、達成感も得られます。そのような経験をすることで学習意欲の向上にもつながると思います。

英単語のスペルがわからなくても、音を聞き取って書けるようになる

フォニックスを学ぶメリットの2つ目は、発音から英単語のスペルを推測して書けるようになることです。1つ目のメリットとして、フォニックスによって知らない単語でも読めるようになると紹介しましたが、「読める」ことは「書ける」ことに繋がります。

中高生になると、受験のためにたくさんの英単語を覚える必要が出来きますが、フォニックスを学んでいれば、音を聞くだけである程度スペルを推測して書けるようになります。結果的に丸暗記ではない効率的な学習ができるようになります

リスニング力が身につく

フォニックスを学ぶメリットの3つ目は、基礎的なリスニング力が身につきます。

日本人にとって聞き分けが難しいとされる「L」と「R」、「B」と「V」なども、耳が違いを分かって自然と聞き取れるようになります。

例えば「ライト」と発音されたときに「light(光)」と「right(右)」、のどちらなのかを混乱することなく聞き分けられます。

フォニックス(phonics)を学ぶのに適した時期

フォニックス(phonics)を学ぶのに適した時期としては、幼児期から9歳くらいまでと言われています。

しかし、フォニックスを学ぶのに手遅れなことはありません。

中学生、高校生にとっては身に付けてマイナスなことはないと思います。

アニーパパ
アニーパパ

私が運営しているオンラインスクールでは「英検1級」「TOEFL iBT100点」「IELTS7.5」以上を講師の条件としているため、帰国子女やインターナショナルスクール出身の講師の方の比率が高いです。

帰国子女やインターナショナルスクール出身の講師の方々とお話しているとフォニックス(phonics)から英語学習を始めるのが当たり前との印象です。

ただし、日本の一般の学校で英語教育を受けて大人になった講師の方々にもフォニックス(phonics)を大人になってから学んだ方々が多いです。

大人になってからフォニックス(phonics)を学んだ講師の方々は、「幼児や小学生はもちろん中高生にもフォニックス(phonics)を学んで欲しい」とおっしゃっていました。

中学生がフォニックス(phonics)を学ぶ意義

中学生になると「読み」「書き」中心の英語学習が始まります。

新学習指導要領では、中学校英語でも「4技能をバランスよく育成する」方針が示されていますが、大学受験などを意識すると膨大な量の英単語を文字として、「読んで」「書けて」「意味を理解する」能力が求められる点は変わりません。

この「読んで」「書けて」の部分は、フォニックスを身に付けることで効率化できます。

中学生がフォニックス(phonics)を学ぶ方法

YouTube動画で学ぶ

フォニックスを学ぶ方法としてはYouTubeに沢山の動画がアップされています。

YouTubeの動画は、無料で学ぶことが出来るのでオススメです。

下記の動画などはリズムもあり楽しく学ぶことが出来ます。

娘を指導していただいていた英検1級/TOEIC満点のKANA先生に解説してもらった動画もあります。

書籍とCD(DL音源)で学ぶ

YouTube動画は無料で学べることはメリットですが、フォニックスを学んでいるつもりが「他の動画」が気になり、いつの間にかエンタメ系の動画を見ていたなんてことが起こる可能性があります。

うちでは「書いて覚える楽しいフォニックス」と「小1~中1対象 書き方パターンでスペリングのルールが身につく! 英単語スペリングドリル」を購入して書籍とCD(DL音源)で学ぶことにしました。

オンライン英会話で学ぶ

オンライン英会話で学べるフォニックスレッスンには「フォニックス専門コース」と「フォニックスを取り入れた英語レッスン」の2つのタイプがあります。

フォニックスが採用された英会話レッスンを提供しているのは以下のオンライン英会話です。

体系化されて順番に学べるフォニックスだけを専門に学ぶコースがあるオンライン英会話サービスもあります。

ただし、フォニックスだけ学んでも英語の力はつきませんから、専門コースで学ぶなら、他の英語学習方法と併用する必要があります。

QQキッズ、ネイティブキャンプは専門コースもフォニックスを取り入れたコースも両方提供しています。

QQキッズ



QQキッズのMagic Phonics(マジックフォニックス)は、「文字の発音」→「文字の組み合わせの発音」を繰り返すことで、単語の発音をしっかり習得することができます。

また、単語だけではなく、段階的に「短い文章」や「長文」の音読も組み込まれているため、レッスンを通じて文字と発音の繋がりを認識しながらリーディング力・リスニング力・スピーキング力・ライティング力を向上させることができます。

Magic Phonicsは6つのレベルに分かれています。基本的には初回レベルチェックの結果のレベルと同じBookから開始しますが、お客様よりBookをご指定頂く場合、そのBookから開始することが出来ます。

ネイティブキャンプ



ネイティブキャンプの「LET’S GO」と言う教材に「Phonics1~3」と3つの教材があります。

クラウティ



発音講座 シリーズ

スペルと音の規則性や、規則に当てはまらない特別な単語の読み方といった、英語の音を学ぶコースです。
初めて見る単語の読み方を推測できるようになったり、耳できいた単語のスペルを推測できるようになったり、単語をぱっと見ただけで発音できるようになったりすることができます。ひとつひとつの音と単語を学習し、発音できるようになりましょう。

コース

▼キッズプラス
発音講座 ABCフォニックス
発音講座 はじめてのフォニックス
発音講座 ネイティブも暗記する サイトワーズ

▼レベル1
発音講座 フォニックス【10分版】

まとめ

今回は、新中1になる息子と、新中3になる娘に改めてフォニックスを学ばせようと「書いて覚える楽しいフォニックス」と「小1~中1対象 書き方パターンでスペリングのルールが身につく! 英単語スペリングドリル」を購入したので、中学生にフォニックスを学ばせるメリットや学び方をご紹介しました。

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