さいたま市立浦和中の評判は？偏差値、進学実績など

埼玉県

2023.09.26 2022.04.22

全国の公立中高一貫校について調査する「全国の公立中高一貫校徹底研究シリーズ」

今回は、さいたま市立浦和中学校について調べたのでご紹介します。

管理人の"アニーパパ"と申します。神奈川県在住40代です。2022年に長女が公立中高一貫校に無事に合格することができました。
私は東証一部上場企業の子会社で教育事業の責任者を2年ほどやっていました。当時、公立中高一貫校受検の専門家や国際バカロレア（IB）の専門家の方々に、取材や対談でお会いして公立中高一貫校や英語教育に魅力を感じました。
このブログでは子供たちの中学受検体験記的な内容から仕事も含めて情報収集して集めた受検・教育情報なども紹介していこうと思います。ちなみに2024年には次男の中学受検を予定しています。
また、娘が中高一貫校に通うことになり中高一貫校の多くで使用されている検定外教科書「体系数学」と「New Treasure(ニュートレジャー)」に苦戦しました。そこで多くの専門家の方々に相談してオンラインスクールを開校しました。このような経験から得られたことも発信しています。

中学受験は小学校5年生からでも間に合うの？【体験談】

2022年に第一志望の中高一貫校に入学することが出来た娘が中学受験を考えはじめたのが小学校5年生の時でした…ただ小5からの中学受験挑戦は遅いって認識だったので悩みました。小学校5年生から中学受験に挑戦して、なんとか合格するまでを振り返ってみました。

市立浦和中とは？

市立浦和中（さいたま市立浦和中学校）は、埼玉県さいたま市（埼玉県さいたま市浦和区元町1-28-17）にある公立の中高一貫校です。

埼玉県公立中高一貫校 22年倍率/偏差値/塾ごとの合格実績など

今回は、埼玉県の公立中高一貫校の特徴や受検倍率、偏差値、過去問、大学進学実績、塾ごとの合格実績などをご紹介します。埼玉県には「埼玉県立伊奈学園中学校・伊奈学園総合高等学校」「さいたま市立浦和中学校・高等学校」「さいたま市立大宮国際中等教育学校」「川口市立高等学校・附属中学校」の計4校の公立中高一貫校がありますが受検倍率は4.3倍～7.7倍と非常に人気があります。

教育目標

高い知性と豊かな感性・表現力を備えた国際社会に貢献できる生徒の育成

知性

6年間の一貫した教育活動を展開し、高い知性と豊かな教養を身に付けさせる。

創造

高い志をもち、人間性豊かな創造性あふれる人材を育成する。

活力

豊かな感性・表現力を備え、国際社会に貢献できる活力ある人間を育成する。

育てたい生徒像

基礎学力に裏付けられた応用力をもつ個性ある生徒
体験活動で培った奉仕する心をもった、心豊かでたくましい生徒
国際感覚をもち、グローバルな視野で物事を考えることができる生徒
日本の伝統と文化を愛し、日本語を大切にする生徒

市立浦和中の偏差値は？

さいたま市立浦和中学校の偏差値は男子58、女子59（四谷大塚の80偏差値）です。

アニーパパ

公立中高一貫校は記述問題（作文含む）が多い適性検査であることや小学校から提出される報告書などで選考されるため、偏差値だけでは合格できるか判断できない面があります。

ただ四谷大塚の偏差値からは私立中学受験をしている受検者の併願校のレベルを知る上で参考になります。

同じくらいの偏差値の学校を探すと、

淑徳与野中学校（女子58）
大宮開成中学校（男子55、女子57）
開智日本橋学園中学校（男子57、女子59）
城北中学校（男子59）
中央大学附属中学校（男子57、女子59）
田園調布学園中等部（女子59）

などです。

同じ公立中高一貫校だと

東京都立立川国際中等教育学校（男子57、女子59）
東京都立白鷗高等学校附属中学校（男子57、女子59）
東京都立富士高等学校附属中学校（男子57、女子59）

などです。

完全版公立中高一貫校の適性検査合格するための勉強法

学費を抑えつつ質の高い教育を受けられると人気の公立中高一貫校。今回は「公立の中高一貫校の適性検査とはどんなものか」「適性検査の具体的な対策方法」「合格するための勉強法」「自宅学習で使える教材など」を2022年に娘の公立中高一貫校受検に伴走して合格を勝ちとったアニーパパが徹底解説します。

市立浦和中の受検倍率は？

さいたま市立浦和中学校の受検倍率は2022年は7.7倍でした。この倍率は全国的に見ても非常に高い受検倍率となっています。募集定員が80名と少数であることや、高い進学実績から人気を集めています。

令和４年度入学者選抜実施状況【令和４年１月２８日更新】

◆募集生徒数　　　【男　40名】【女 40名】【計　80名】
◆出願者総数【男 291名】【女 333名】【計 624名】
◆一次選抜受検者数【男 284名】【女 328名】【計 612名】
◆一次選抜合格者数【男 120名】【女 120名】【計 240名】
◆二次選抜受検者数【男 82名】【女 91名】【計 173名】
◆二次選抜合格者数【男 40名】【女 40名】【計 80名】　

市立浦和中の評判は？

さいたま市立浦和中学校の「みんなの中学情報」での評価は埼玉県内403校中1位と非常に評価が高いです。特に「学習環境」は埼玉県で1位です。他にも「進学実績/学力レベル」（県内2位）、「施設」「治安/アクセス」「制服」「校則」（県内3位）が高い評価です。逆に「先生」「部活」が少し低めです。

校舎・校庭

制服

部活動一覧

さいたま市立浦和中学校・高等学校の進学実績は？

さいたま市立浦和中学校・高等学校の令和4年度の進学実績は東京大学1名、京都大学2名、東工大4名、一橋大5名など国公立大に127名が合格しています。また私立では慶応義塾大学に33名、早稲田大学75名、上智32名など合格しています。

さいたま市立浦和中学校への各塾の合格実績

さいたま市立浦和中学校への各塾の合格実績では

あずま進学教室:56名
スクール21：16名
日能研：7名

となっています。

さいたま市立浦和中学校へのZ会/進研ゼミの合格実績

公立中高一貫校受検ではZ会や進研ゼミにも適性検査対策のオプション講座があり、さいたま市立浦和中学校に21年はZ会3名、進研ゼミ1名が合格しています。

アニーパパ

Z会や進研ゼミの単体受講だけでなく塾との併用も含まれると思いますがZ会では2022年からリニューアルで東京都立中（全校）や千葉県立中（千葉・東葛飾）などで出題される「長文読み取り問題」「複数の資料の読み取り問題」に対応する特別回も追加。志望校にあわせた対策が可能です。難解な出題形式に慣れ、限られた時間で正答にたどり着くためのトレーニングを行います。※5年生の8・12・3月号、6年生の10~12月号で出題します。

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