横浜市立南高等学校附属中の評判は? 偏差値、進学実績など

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神奈川県
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今回は私の住んでいる神奈川県の公立中高一貫校の1つである横浜市立南高等学校附属中学校の「偏差値」「受検倍率」「進学実績」「塾の合格実績」「合格ライン(合格予想得点)」などをまとめました。

本記事の初投稿は2020年ですが2021、2022、2023年受検も振り返りながら追記しています。
最新では2024年受検も振り返りながら2024年3月に追記しています。

この記事を読んで欲しい方
  • 横浜市立南高等学校附属中学校のことを知りたい方
  • 小5、小6で横浜市立南高等学校附属中学校の受検を検討しはじめた方
  • 横浜市立南高等学校附属中学校に強い塾を知りたい方
  • 横浜市立南高等学校附属中学校の合格ライン(合格予想得点)を知りたい方
この記事を書いた人

管理人の"アニーパパ"と申します。 神奈川県在住40代です。2022年に長女が公立中高一貫校に無事に合格することができました。
私は東証一部上場企業の子会社で教育事業の責任者を2年ほどやっていました。当時、公立中高一貫校受検の専門家や国際バカロレア(IB)の専門家の方々に、取材や対談でお会いして公立中高一貫校や英語教育に魅力を感じました。
このブログでは子供たちの中学受検体験記的な内容から仕事も含めて情報収集して集めた受検・教育情報なども紹介していこうと思います。ちなみに2024年には次男の中学受検を予定しています。
また、娘が中高一貫校に通うことになり中高一貫校の多くで使用されている検定外教科書「体系数学」と「New Treasure(ニュートレジャー)」に苦戦しました。そこで多くの専門家の方々に相談してオンラインスクールを開校しました。このような経験から得られたことも発信しています。

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横浜市立南高等学校附属中学校ホームページより

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南高校附属中とは?

横浜市立南高等学校附属中学校(横浜市立南高等学校附属中学校)は、神奈川県横浜市(神奈川県)にある公立(神奈川県横浜市港南区東永谷二丁目1-1)の中高一貫校。私立中学に比べ学費が安いこと、高い進学実績を誇ることなどから人気がある公立中高一貫校。

横浜市立南高等学校附属中学校の教育理念は「知性・自主自立・創造」で教育目標は下記の3つを掲げている。

  • 学びへの飽くなき探究心を持つ人材の育成
  • 自ら考え、自ら行動する力の育成
  • 未来を切り拓く力の育成

また目指す学校像は下記4点を掲げ

  • 国際社会で活躍するリーダーの育成を目指す学校
  • 6年間の一貫教育で健全な心身をはぐくむ学校
  • 質の高い学習により、高い学力を習得できる学校
  • 生徒が互いに切磋琢磨し、常に活気に溢れている学校

下記のような生徒を育てたい生徒像としています。

  • 高い志を持ち、国際社会の発展に貢献する生徒
  • 幅広い知識を活用して、自ら課題解決を図る生徒
  • 自他の在り方を尊重し、健康で豊かな生活を創造する生徒
  • 自己の生き方を探求し、自分の進路を主体的に実現する生徒

また南高等学校附属中は高校でも生徒募集をおこなう「併設型の中高一貫校」で中学から160名(男女 各80名)の募集を行います。ちなみに高校からは38名(1クラス?)の募集をしています。

学校概要
名称

横浜市立南高等学校附属中学校

住所

神奈川県横浜市港南区東永谷二丁目1-1

南高等学校附属中の偏差値/受検倍率/合格予想得点(合格ライン)

南高等学校附属中の偏差値、受検倍率は

南高等学校附属中の偏差値は?

南高等学校附属中の偏差値は男子61、女子62(四谷大塚の80偏差値)と言われています。同じくらいの偏差値の学校を探すと、

  • 東京学芸大学附属世田谷中学校
  • 東京都立桜修館中等教育学校
  • 東京農業大学第一高等学校中等部
  • 横浜共立学園中学校
  • 昭和学院秀英中学校
  • 桐朋中学校
  • 東邦大学付属東邦中学校
  • 明治大学付属明治中学校

などがあります。

南高校附属中の倍率は?

2024年

~2023年

開校初年度は10倍を超える高倍率でしたが直近の2023年は5.41倍でした。

ここ5年は5倍前後で推移しています。

開校当初と比べると落ち着いた様にも感じますが定員160名に対して800名以上が受検しているので、非常に難易度の高い受検だと言えます。

各校ホームページより

令和4年度(11期生)

募集定員志願者数受検者数合格者数競争率学区内学区外
1608608241605.1515010
35333480 782
50749080 72 8 
南高校附属中ホームページより

令和3年度(10期生)

募集定員志願者数受検者数合格者数競争率学区内学区外
1609218901605.5614614
39238280 755
52950880 71 9 
南高校附属中ホームページより

令和2年度(9期生)

募集定員志願者数受検者数合格者数競争率学区内学区外
1608277891604.9313426
32832171 6110
49946889 7316
南高校附属中ホームページより

平成31年度(8期生)

募集定員志願者数受検者数合格者数競争率学区内学区外
1608217811604.8813921
34833076 679
47345184 7212
南高校附属中ホームページより

平成30年度(7期生)

募集定員志願者数受検者数合格者数競争率学区内学区外
1608558251605.1613921
35234270 637
50348390 7614
南高校附属中ホームページより

平成29年度(6期生)

募集定員志願者数受検者数合格者数競争率学区内学区外
1601,0259861606.161417
42340875 659
60257885 788
南高校附属中ホームページより

平成28年度(5期生)

募集定員志願者数受検者数合格者数競争率学区内学区外
1601,2791,2191607.6214317
54252474 659
73769586 788
南高校附属中ホームページより

平成27年度(4期生)

募集定員志願者数受検者数合格者数競争率学区内学区外
1601,3041,2501607.8114911
56353673 694
74171487 807
南高校附属中ホームページより

平成26年度(3期生)

募集定員志願者数受検者数合格者数競争率学区内学区外
1601,3381,2651607.911537
63259678 753
70666982 784
南高校附属中ホームページより

平成25年度(2期生)

募集定員志願者数受検者数合格者数競争率学区内学区外
1601,5931,5201609.5014812
68665370 646
90786790 846
南高校附属中ホームページより

平成24年度(1期生)

募集定員志願者数受検者数合格者数競争率学区内学区外
1601,7671,69616010.61546
81578978 753
95290782 793
南高校附属中ホームページより
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横浜市立南高等学校附属中学校の合格ライン情報

2024年度の合格ライン

2024年度の合格ライン情報を探しましたが2月3日(土)15:37現在、見当たりません。

2月4日に某塾(ライトハウス・アカデミー)のホームページに合格予想得点を発見しました。

適性検査Ⅰ:72点/100点満点 適性検査Ⅱ:62点/100点満点 総合計:134点/200点満点

だそうです。詳細はコチラ

公中検模試の情報(2023年)

息子が受検した公中検模試の保護者説明会で公中検模試受検者を追跡調査した結果「合格最高点」「合格最低点」「不合格最高点」を教えてもらいました。

「合格最低点」よりも「不合格最高点」が高いのは、調査書の影響だと思われます。

横浜市立南高校附属中学校の配点(満点)

400点

横浜市立南高校附属中学校の合格最高点

370点(正答率92.5%は神奈川県内の5校で最も高い合格最高点です)

横浜市立南高校附属中学校の合格最低点

226点(正答率56.5%)

横浜市立南高校附属中学校の不合格最高点

235点

南高等学校附属中の評判は?

みんなの中学情報に記載されている評判を見ると神奈川県内462校中13位と高い評価となります。特に「学費」神奈川県内462校中1位、「施設」同8位、「学習環境」同14位、「進学実績/学力レベル」同20位、「校則」同14位、「いじめの少なさ」18位などで高い評価です。逆に「先生」同317位、「部活」同296位、「治安/アクセス」同278位などは低めです。アクセスは市営地下鉄ブルーライン 上永谷駅から徒歩で15分なのでアクセスは良くないですね。部活は「部活が週3~4回なので、他の学校にくらべると少ない。遠くから通っている子もいるため朝練もないので部活を思い切りやりたい子には物足りないかもしれない」ってコメントがありましたが部活で活躍したいってタイプは別の学校を選ぶんでしょうね。

南高等学校附属中の進学実績

令和4年は東京大学に6名、横浜国立大学に16名など国公立大学に79名が合格しています。

また私立大学でも慶応義塾大学に29名、早稲田大学に58名、上智大学24名などの合格者を輩出しています。

ホームページより
ホームページより

南高等学校附属中の進学実績は同校がホームページで公表しています。公立中高一貫校の評価軸の目安が国公立大学への進学実績で東京大学、京都大学などにも毎年合格者を出していますが南高等学校附属中は英語にも力を入れており海外大学にも数名の卒業生を輩出しています。

 横浜市立南高校附属中
東大・京大6
一橋・東工大・旧5帝大11
国公立大学48
早稲田・慶應・上智77
GMARCH210
海外大5
年度2019年度卒業生

※ 旧5帝大とは:北海道大学・東北大学・名古屋大学・大阪大学・九州大学を意味する GMARCHとは:学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学を意味する語 国公立大学は大学校、準大学含む 各学校の発表データをもとに作成。調査時期により数字が異なることがあります。 上記は過年度生を含まない数です。

南高等学校附属中の募集概要

1 募集定員、志願等
(1) 募集定員
横浜市立南高等学校附属中学校 160 名(男女 各 80 名)
(2) 志願資格
横浜市立南高等学校附属中学校(以下「附属中学校」という。)に入学を志願しようとする者(以下「志願者」という。)は、次のアからウのいずれかに該当する者であって、かつ、志願者本人及びその保護者(親権者又は未成年後見人をいう。)が神奈川県内に住所を有する者とする。
ただし、後記3(1)に定める横浜市教育委員会教育長(以下「教育長」という。)の承認を必要とする者であって、その承認を受けた者は、県内に住所を有する者とみなす。
ア 小学校若しくはこれに準ずる学校若しくは義務教育学校の前期課程(以下「小学校等」という。)を令和3年3月 31 日までに卒業する見込み又は修了する見込みの者
イ 文部科学大臣が小学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設(日本人学校)の当該課程を令和3年3月 31 日までに修了する見込みの者
ウ 外国において、学校教育における6年の課程を令和3年3月 31 日までに修了する見込みの者
(3) 通学区域
ア 通学区域(以下「学区」という。)は、横浜市内全域とする。
イ 現に在籍している小学校等の校長の同意を得たもので、附属中学校の校長(以下「附属中学校長」という。)が入学を認めた場合には、学区外から就学することができる。この場合において入学を許可される者の数は、募集定員の 30 パーセントの範囲内とする。
(4) 志願手続
ア 他の公立の中等教育学校又は併設型の中高一貫教育校の中学校に志願した者又は志願予定の者の志願は認めない。
イ 志願者は、「入学願書(第1号様式)」及び「調査書(第2号様式)」を、受検票返送用封筒とともに所定の封筒に入れて、附属中学校長に簡易書留により郵送しなければならない。なお、一度郵送された出願書類等は、いかなる事情があっても返還しない。
ウ 志願者は、横浜市教育委員会が別に定める入学選考手数料を、市が指定する金融機関において事前に納付し、その収入済証明書を入学願書に貼付する。なお、一度納入された入学選考手数料は、いかなる事情があっても返還しない。
エ 入学志願資格について、教育長の承認を受けた場合、志願の際には「入学志願資格承認書及び学区確認結果通知書(第4号様式)」を入学願書と併せて郵送しなければならない。
オ 学区確認について、教育長の承認を受けた場合、志願の際には「学区確認結果通知書(第6号様式)」を入学願書と併せて郵送しなければならない。
カ 海外から移住してきた者及び永住するために海外から引き揚げてきた者(以下「海外からの移住者等」という。)を保護者とする志願者(前記(2)に該当する者であって、かつ、原則として、令和3年2月1日現在で移住後又は引き揚げ後3年以内の者)のうち受検方法等について教育長の承認を受けようとする者は、「海外からの移住者等を保護者とする志願者の受検方法等申請書
(第7号様式)」を入学願書と併せて郵送しなければならない。
キ 障害等のある志願者のうち、受検方法等について教育長の承認を受けようとする者は、「受検方法等申請書(第8号様式)」を入学願書と併せて郵送しなければならない。
ク 受付期間は、令和3年1月6日(水)から1月8日(金)までとする。(当該期間内の消印有効。)
(5) 受検票の郵送
ア 附属中学校長は、郵送された入学願書等の内容を速やかに審査し、所要の事項を記入したうえで、受検票の受付確認印欄に押印し、簡易書留により志願者に受検票を郵送する。
イ 受検票は、令和3年1月 22 日(金)までに到着するよう志願者に郵送する。
4
2 検査の方法等
(1) 検査
附属中学校長は、適性検査を行う。
(2) 検査日時等
適性検査は、令和3年2月3日(水)に行う。検査会場は、附属中学校とする。ただし、志願者数により会場を追加・変更する場合がある。また、内容及び時間は、次のとおりとする。なお、志願者に郵送する受検票に、検査会場及び集合時間を明記する。

詳細は横浜市立南高等学校附属中学校ホームページをご覧下さい

南高等学校附属中の各塾の合格実績

2024年

2022年の実績では下記3塾が合格者数TOP3でした。

  1. 臨海セミナー:70名
  2. 中萬学院:40名
  3. 湘南ゼミナール:31名

2023年

2022年の実績では下記3塾が合格者数TOP3でした。

  1. 中萬学院:68名
  2. 臨海セミナー:47名
  3. 湘南ゼミナール:34名
各社ホームページより

2022年

2022年の実績では下記3塾が合格者数TOP3でした。

  1. 臨海セミナー:53名
  2. 中萬学院:49名
  3. 湘南ゼミナール:30名
各社ホームページより
アニーパパ
アニーパパ

ちなみに2020年に調べたときには

  1. 臨海セミナー:54名
  2. 四谷大塚:44名
  3. 中萬学院:42名

でした。

 横浜市立南高校附属中
臨海セミナー54
四谷大塚44
中萬学院42
湘南ゼミナール35
日能研20
栄光ゼミナール15
SAPIX4
早稲田アカデミー1
STEP0
※各塾の公式ウェブページの2020年中学入試合格実績より

南高等学校附属中の過去問

※声教の中学過去問シリーズの出版予定日は2023年8月21日です。

※本記事は横浜市立南高等学校附属中学校のホームページや各塾のホームページなどの情報をもとに作成しています。受検をご検討の方々はご自身で各ホームページの情報もご確認下さい。

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