私立の中高一貫校に魅力を感じていても、かかる費用などが気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は費用を抑えて中高6年間の一貫教育を提供してくれる神奈川県の公立中高一貫校全5校の偏差値ランキングや受検の特徴などをご紹介します。
神奈川県 公立中高一貫校 偏差値ランキング【全5校】
神奈川県にある公立中高一貫校の偏差値を四谷大塚、首都模試の偏差値で比較したのが下の表です。
四谷大塚、首都模試のどちらの偏差値でも横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校がトップとなっています。
次いで横浜市立南高等学校附属中学校、神奈川県立相模原中等教育学校が僅差で続いています。
偏差値から見る難易度
同偏差値(首都模試で比較)の私立中学としては上記の学校となります。
ただし、公立中高一貫受検は私立受験ほど偏差値差が難易度に直結していません。
最も偏差値が高い横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校と、最も偏差値が低い川崎高等学校附属中学校では四谷大塚、首都模試ともに10弱の偏差値の差があります。
私立中学校受験で偏差値が10違うと、難易度の差は歴然です。事前の模試で偏差値が10足りない状態で合格するのは難しいと思いますが、公立中高一貫受検では事前の模試などで偏差値が10程度足りなくても合格してしまうケースが散見されます。
逆に模試等で合格圏内でも、不合格になってしまうケースも多く見られます。
応募倍率から見る難易度
2024年
~2023年まで
2023年の応募倍率で見ると、最も受検倍率が高いのは相模原中等教育学校の6.14倍となっており、全ての学校で倍率4.5倍を超えています。公立中高一貫校受検の難しさはこの高倍率だと言えます。
例えば、最も志願倍率が高い相模原中等教育学校だと982名が志願していますが、合格できるのは160名ですから822名が「ご縁がない」と言う非常に厳しい受検です。
公立中高一貫校の「入学者選抜」とは
同じ中学受験でも、公立中高一貫校と私立中高一貫校の入試とは大きく異なります。
「入学者選抜」と呼ばれる公立中高一貫校の入試では学力テストではなく、小学校の成績や活動の記録を反映させた「報告書」、筆記テストの「適性検査」で合否が判定されます。
ちなみに学力による選抜でなく、あくまで各校との適性を検査する選抜なので漢字も「受験」ではなく「受検」と書きます。
「適性検査」は、教科横断型で思考力や表現力を問う問題が多いのが特徴です。
文章(会話文が多いのも特徴です)やグラフ、資料などを読み、そこから思考をまとめて自分の言葉で表現する記述式の問題が多く出題されています。
公立中高一貫校受検では偏差値は参考程度に
公立中高一貫校の「入学者選抜」では、ペーパーテストである適性検査以外に小学校の成績や活動の記録を反映させた「報告書」が使用されます。
小学校の成績は「テストの結果(カラーテスト)」の結果から理解度なども見られますが「宿題や提出物」「授業態度」など結果だけでなく過程も見られています。
そのような「報告書」が選抜結果に影響を与えるわけです。
また、公立中高一貫校のペーパーテストである適性検査は作文をはじめとした記述問題が多いのが特徴です。適性検査の模試でも記述問題が出題されますが、記述問題は部分点もあるため模試を受ける度に偏差値が乱高下しました。
適性検査では読解力、思考力、問題解決能力、文章力などが問われます。これらは国数社理の教科テストと比べて数値化しづらい能力と言えます。
なので、偏差値は参考程度に考えるのが公立中高一貫校受検では良いと思います。
神奈川県の公立中高一貫校受検塾大手!がが重要
神奈川県の公立中高一貫校各校の適性検査に精通した講師陣による授業
公立中高一貫校の受検時に課される適性検査は、算数や国語などを組み合わせた思考力重視の教科横断型の問題です。読解力や記述力、高い計算力が求められます。また、膨大な文章やグラフなどの資料から必要な情報を取り出す情報処理力も重要となります。神奈川県内の公立中高一貫校は、その出題形式や内容も様々ですが、求められる学力の根幹は一緒です。公立中高一貫コースの授業では、適性検査を解くために必要となる“思考していく過程”や“試行しながらの作業”を訓練していきます。
湘南ゼミナールは、サイフロ附属中の合格者数が8年連続全塾No.1※と神奈川県の公立中高一貫校に精通しています。 公立中高一貫校にこれまで多数の合格者を輩出してきた合格ノウハウを元に、公立中高一貫校受検に特化した専門の講師の方が指導してくれます。
※2024年のサイフロ附属中では定員80名に対して湘南ゼミナールから35名が合格しています。
実は息子が季節講習だけ受講させてもらいました。息子の感想は「授業がとても楽しい」というものでした。湘南ゼミナールに通わせようとも思いましたが電車通塾で片道40分くらいかかってしまうので泣く泣く断念…お近くに教室がある場合は、一度体験授業を受けてみることをお薦めします!
\ 湘南ゼミナールの授業の様子がテレビで紹介されています! /
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神奈川県の公立中高一貫校の過去問
横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校
\ サイフロ中 8年連続各塾中合格者数No.1 まずは無料体験がオススメ!/
南高等学校附属中学校
\ 湘南ゼミナールから南附中には31名が合格! まずは無料体験がオススメ!/
相模原中等教育学校
\ 湘南ゼミナールから相模原中等に4名が合格! まずは無料体験がオススメ!/
平塚中等教育学校
\ 湘南ゼミナールから平塚中等に1名が合格! まずは無料体験がオススメ!/
川崎高等学校附属中学校
\ 湘南ゼミナールから川崎附属中に8名が合格! まずは無料体験がオススメ!/
まとめ
今回は神奈川県にある公立中高一貫校全5校の「偏差値ランキング」や「各校の過去問」などをご紹介しました。
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