中高一貫校の現状
憧れの中高一貫校に入学するも…
中学受験(受検)で頑張って志望校に入学したにもかかわらず、入学後に勉強で困ってしまう生徒さんは少なくありません。
熾烈な競争を勝ち抜き志望校に合格したものの「合格で燃え尽きてしまった…」「受験が終わったら遊んで良いとの約束で、入学まで遊び過ぎてしまい、勉強習慣が無くなってしまった…」「補欠合格できて喜んだものの付いていけない…」などなど悩みを抱える生徒さんが多いのが現状だと思います。
6年間ありますから、「ゆっくり成績を上げて行けば良いか?」と考えるご家庭もあるようですが、一度成績が悪い状態になると自力で巻き返すのは非常に難易度が高いのが現状です。
検定外教科書の採用校が多い
中高一貫校生を悩ますのが各校独自のカリキュラムに合わせたハイレベルな教材(共通している点としては数学・英語で検定外教科書といわれるハイレベルな教科書を採用している点です)
一般の公立中学校で使用する検定教科書はほぼ使われず、検定外教科書を採用している学校がほとんどです。中学用教材ながら高校の範囲が組み込まれており、学校の授業で理解が進めば非常に効果の高い教材です。しかし、上手に活用できていない生徒が多い傾向があります。