2022年4月に公立中高一貫校に入学した娘は入学式から数日で宿泊研修に出発しました。
友達づくりの、きっかけになると良いなと思い送り出しました。
うちがある神奈川県の公立中高一貫校に関して調べた内容を記事にしたので、大阪府の公立中高一貫校に関しても最新の情報を調べてみました。
- 公立中高一貫校の特徴を知りたい方
- 大阪府の公立中高一貫校に関して知りたい方
- 大阪府の公立中高一貫校に強い塾を知りたい方
大阪府の公立中高一貫校
大阪府には、「大阪市立咲くやこの花中学校」「大阪府立水都国際中学校」「大阪府立富田林中学校」と市立校が2校と府立校が1校の計3校の公立中高一貫校があります。
学校名 | 住所 | 最寄り駅 | 募集定員 |
大阪市立咲くやこの花中学校 | 大阪府大阪市此花区西九条6-1-44 | 環状線、阪神西大阪線、阪神なんば線線「西九条駅」徒歩7分 | 80名 |
大阪府立水都国際中学校 | 大阪府大阪市住之江区南港中2丁目7−18 | 南港ポートタウン線「ポートタウン西駅」徒歩10分 南港ポートタウン線「ポートタウン東駅」徒歩10分 | 80名 |
大阪府立富田林中学校 | 大阪府富田林市谷川町4-30 | 近鉄長野線「富田林駅」西口より徒歩で500m | 120名 |

水都国際中学校(市立から府立へ)と咲くやこの花中学校は、2022年度より大阪市から大阪府に移管されることになり、通学範囲が大阪市内から大阪府下に拡大されました。受検生がどの程度増加するのか注目されましたが、結果的に水都国際中学校は8名増、咲くやこの花中学校は66名増でした。
公立中高一貫校とは
公立中高一貫校は、1999年文部科学省が学校教育法を一部改正し、中学校・高等学校の6年間の中等教育を計画的・継続的な教育指導により個性や創造性を伸ばし、幅広い年齢層の生徒が6年間一緒に学校生活を送る中で社会性や豊かな人間性を育む教育を進めることを目的に設立された学校です。
公立中高一貫校が開校するまでは私立の中高一貫校などでしか受けられなかった質の高い中高一貫教育を経済的負担が比較的少ない公立校でも受けられるようになりました。
令和4年度(2022年度)の大阪府 公立中高一貫校受検の倍率
2022年の令和4年度(2022年度)の大阪府 公立中高一貫校の受検倍率は2.75倍~4.88倍となっています。「水都国際中学校」と「咲くやこの花中学校」の通学範囲が変更になった影響で倍率が増加しました。

大阪府 公立中高一貫校の偏差値
公立中高一貫校の受検は作文問題など記述式問題が多いことと、報告書(小学校で作成してもらう書類)などで選考されるため、偏差値で合否判定が出しづらいと言われます。
「四谷大塚の偏差値」は合不合判定テスト結果を元に算出されており、私立中併願者のレベルを知るのに参考になります。
しかし「四谷大塚の偏差値」には大阪府の公立中高一貫校の偏差値の掲載がありませんでした。
大阪府の公立中高一貫校の過去問
咲くやこの花中学校
大阪府立水都国際中学校
大阪府立富田林中学校
「大阪府立富田林中学校」の過去問はAmazonには、ありませんでした。楽天市場に在庫があったので掲載しておきます。
大阪府の公立中高一貫校の大学進学実績
大阪市立咲くやこの花高等学校の進学実績としては下記以外に関関同立(「関西大学」「関西学院大学」「立命館大学」「同志社大学」)に合計31名、大阪府立富田林中学校も関関同立に合計198名の合格者が出ています。

塾や通信教育の大阪府 公立中高一貫校 合格実績(2022年)
大阪府の公立中高一貫校へ多くの合格者を輩出しているのが「馬渕教室」「第一ゼミナール」「浜学園」などです。「馬渕教室」「第一ゼミナール」には各校の対策コースもあります。浜学園も合格体験談では適性検査対策がおこなわれているようです。

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Z会・進研ゼミ
通信教育でも、Z会・進研ゼミには適性検査対策コースがあり、大阪府の公立中高一貫校への合格者が出ています。ただしZ会も進研ゼミも2022年の実績が載っていないので2021年の実績です。

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まとめ
今回は、大阪府の公立中高一貫校の特徴や受検倍率、偏差値、過去問、大学進学実績、塾ごとの合格実績などをご紹介しました。
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