公立中高一貫校受検 塾の選び方

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公立中高一貫校
ママ
ママ

子供に公立中高一貫校を受検させることにしたけど、どこの塾が良いのかしら…

アニーパパ
アニーパパ

どこの塾が良いのだろうと悩みますよね。私もはじめは志望校の合格実績だけで塾を決めようとしてしまったりしましたが、今にして思うと最も誤った塾選びになってしまうところでした…

高い進学で安い学費が魅力の公立中高一貫校。公立中高一貫校を第一志望校として受検する場合は、公立中高一貫校受検対策塾に通うことを検討するようです。今回は公立中高一貫校受検を検討している方に後悔しない塾選びの秘訣をご紹介します!

この記事を書いた人

管理人の"アニーパパ"と申します。 神奈川県在住40代です。2022年に長女が公立中高一貫校に無事に合格することができました。
私は東証一部上場企業の子会社で教育事業の責任者を2年ほどやっていました。当時、公立中高一貫校受検の専門家や国際バカロレア(IB)の専門家の方々に、取材や対談でお会いして公立中高一貫校や英語教育に魅力を感じました。
このブログでは子供たちの中学受検体験記的な内容から仕事も含めて情報収集して集めた受検・教育情報なども紹介していこうと思います。ちなみに2024年には次男の中学受検を予定しています。
また、娘が中高一貫校に通うことになり中高一貫校の多くで使用されている検定外教科書「体系数学」と「New Treasure(ニュートレジャー)」に苦戦しました。そこで多くの専門家の方々に相談してオンラインスクールを開校しました。このような経験から得られたことも発信しています。

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公立中高一貫校受検

公立中高一貫校とは

公立中高一貫校は、1999年文部科学省が学校教育法を一部改正し、それまで私立中学(や一部国立)でしか提供されていなかった中学校・高等学校の6年間で一貫した教育を提供できる公立の中高一貫校です。

詳しくは下記の記事でご紹介しています。

公立中高一貫校の選考方法

地域/学校により異なりますが公立中高一貫校では基本的に「適性検査」「報告書」「作文」で選考されます。※地域や学校により「面接」や「二次検査」がおこなわれるところもあります。

適性検査

私立中学校で行われる教科別の学力試験の代わりとなるもの。内容は学校によって様々ですが、教科横断型の問題であることは共通しています。

「適性検査」に関しては下記の記事で詳しく紹介しています。

報告書

小学校の先生が作成する資料で「8教科の評定」をメインに「特別活動や行動」「出欠」などを記録したものです。

首都圏では「適性検査」「報告書」などの選抜に使用する比率が公開されているので志望校として選択肢に上がった学校に関しては、適性検査、作文、報告書、面接などが、どのような比率で選考に使われるのかは調べておいた方が良いと思います。

ちなみに東京を例にすると都立桜修館は「報告書」のウエートが3割なのに対して都立富士だと18%と学校によっても差があります。

報告書の比率が高い学校を受ける場合は報告書が良くないと不利になってしまう場合もあるため学校選びでも比率を理解しておくことは大切です。

公立中高一貫校受検での塾選びの秘訣

皆さんは塾を選ぶ際に何を基準に選びますか?

  • 家からの近さ、駅からの近さなど立地
  • 志望校の合格実績
  • 料金
  • 教室の雰囲気
  • 講師の熱意や専門性
  • 宿題の量

いろいろ軸がありますね。

ただ公立中高一貫校に合格したければ外してはいけないポイントがあります。

それは

  • 志望校の選抜検査に精通しており適切なカリキュラムを提供していること
  • 担当講師が志望校の適性検査に精通していて指導力があること
  • 教室の責任者に熱意があり信頼できること
アニーパパ
アニーパパ

2022年に娘の受検を終えて下の2つを追記しました。

講師と教室長の質や相性が非常に重要だと思いました。

です。そのうえで立地や教室の雰囲気などを加味して塾を選ぶのが良いと思います。

合格者数

志望校の選抜検査に精通しており適切なカリキュラムを提供しているかどうかを判断するうえで志望校に何名の合格者を出しているのかは参考になります。ただし塾が発表している合格者数を鵜呑みにしてしまうと正しい判断が出来なくなってしまう可能性があります。

塾の合格者数の発表を見る時の注意点

合格者数の集計方法が違うケースも

ただ注意が必要なのが各塾が発表している合格者数には集計方法に差があって、親が普通にイメージする「その塾に1年とか2年とか通って合格した生徒」だけでなく塾によっては「季節講習(夏期講習とか冬期講習とか)だけ受講した生徒」も対象にしていたり、酷いケースでは「各塾が主催している模試を受けた生徒」まで合格実績の対象にしているケースもあるようです。

アニーパパ
アニーパパ

神奈川県の臨海セミナーに対し、ライバル塾19社(ステップ、早稲田アカデミー、秀英予備校など)が連名で業務改善を求めるという前代未聞のニュースもありました…

合格者数の合計数でしかない

各塾が発表している数字は各塾の基準で集計した合格者数の合計でしかありません。

例えば

A塾で壱中等教育学校を受検した生徒が100人いて合格者が15人

B塾から中等教育学校を受検した生徒が10人いて8人合格

だとすると、みなさんならA塾とB塾のどちらにお子さんを通わせたいと思いますか?

多くの方がB塾に通わせたいと思うのではないでしょうか?

アニーパパ
アニーパパ

合格率8割ですからね

でも多くの塾は合格者数は発表しますが母数は出していないので下記のような数字で比較することになります。

中等教育学校合格実績

A塾15人

B塾8人

この合格実績を見たときに、どちらの塾にお子さんを通わせたいと思いますか?

アニーパパ
アニーパパ

多くの方がA塾に通わせたいと思うのではないでしょうか?

本当に重要なのは?

教室ごとの受検者数と合格者数

なので合格者数だけで塾を選ぶのは正しい判断ができていないケースもあると思います。

ただ矛盾しているように感じられるかもしれませんが合格実績は重要な判断基準ではあると思います。では、どのように判断すれば良いかと言うとネットの情報やチラシなどに掲載されている合格者数を鵜呑みにせず最寄りの教室に行って下記の数字を確認してください。

この教室公立中高一貫校コースを受講していた生徒さんで何人が受検して、何人が合格しましたか?」

アニーパパ
アニーパパ

はじめは、そんなこと聞いたら不快に感じられてしまうかな…?と思ったりもしましたが、教室に説明に行った際に教室長など責任者層に聞けば、普通に教えてくれます。

実際に聞いてみると志望校に塾全体では何十人と合格実績があるものの、近所の教室からは1名も合格者がでていないってことを教室長が教えてくれたこともありました。

でも、その塾のホームページやチラシには何十人の合格実績しか書いてありません。

1名の合格者も出ていない、その教室の窓(外を歩いていると見える窓)には合格実績が貼ってあったのですが、何十人という塾全体の実績が掲載されていました。

担当講師さんの実績や指導力、教室長さんの熱意

あとは当たり前ですが担当講師さんの実績や指導力が重要なのは言うまでもありません。ネットでの情報収集ではわかりませんので体験授業を受講したり親も教室に伺って教室長さんや担当講師さんとお話してみるのが良いと思います。あと私の経験では講師の方の実績や指導力と合わせて教室長さんが熱意がある方だと教室の成績が高い印象があります。

なので合格者数ランキングは参考程度にみて近くの教室に行って話を聞いてみることをおすすめします。

私の住んでいる神奈川県の塾を下記の記事でご紹介しています。

ちなみに2024年の受検に挑戦する予定の次男の受検準備を開始しました。詳しくは下記の記事で紹介しています。

あと進研ゼミ、Z会は公立中高一貫校受検コースがあり進研ゼミは全国の公立中高一貫校に2021年度で合計1,634名、Z会も全国の公立中高一貫校に2021年度で合計943名の合格者が出ています。

リアル体験談を追記

実際に複数の公立中高一貫校の適性検査対策コースを持っている塾さんに見学に行きました。

体験授業は「ena」「臨海セミナー」「中萬学院」「栄光ゼミナール」「ユリウス」などで受けさせてもらいました(娘と息子合わせてですが)

体験授業の前には、必ず教室長の方とお話もするようにしてきました。

私自身も何回か子供に付き添って、授業を見学させてもらったりもしました。

実際に授業を見学させていただいたenaさんの某教室では学級崩壊気味でした。(ちなみにenaさんでは別の教室も見学させていただき、その教室はとても素晴らしかったです)

同じブランドの塾でも、教室によって雰囲気などが、全く違うんだなと驚きました。

また、先日体験授業を受けさせてもらった栄光ゼミナールでも講師をからかうような生徒さんが授業を荒らしていたようです。

小学生は、まだまだ子供なので講師の先生の力量によって、よくあることなんじゃないかなと思います。

塾を決める時に「教室に行って雰囲気を確認すること」「体験授業を受けること」の重要さを強く感じています。

まとめ

塾が発表している合格実績は保護者としては気になるデータだと思います。

実際に合格実績は重要な判断基準だと思うのですが

でも塾が発表している数字を鵜呑みにせずに気になる塾が見つかったら『近くの教室に行って直接話を聞いてみる』、できれば『体験授業を受けたり、授業を見学させてもらう』ことをおすすめします。

公立中高一貫校の適性検査専門のオンラインスクールを開校予定

ちなみに、娘と息子の公立中高一貫校受検では「ena」「栄光ゼミナール」「臨海セミナー」「湘南ゼミナール」「中萬学院」など適性検査対策コースがある近所の塾はほとんど体験授業を受けさせてもらいました。
どの塾も15人~25人くらいの集団塾なので、塾の授業だけで合格力が付けられるのは、もともと適性検査への適性がある生徒だと感じます。
2022年に公立中高一貫校受検に挑戦した、うちの娘は6年生の秋の模試まで、合格圏外でした。(つまり6年生秋までは適性がなかったと言えると思います)そこから「このまま塾任せにしていたら合格できない…」と妻と私で過去問演習や作文の添削をして課題を1つ1つ潰していきました。

娘の経験から、2024年に公立中高一貫校受検に挑戦する息子も「塾任せ」にはせずに(ただし塾選びも体験授業などを複数校で受けて相性なども加味して、こだわって選びました)、適性検査で求められる能力を1つ1つ丁寧に身に付けさせるためにオンライン家庭教師を小5の秋から開始しました。

2023年より「読解力育成・作文添削講座(文系)」と「思考力育成講座(理系)」のオンライン少人数講座を開講しました。

現在、モニター生を募集中(無料授業見学も可能)

現在、モニター生を募集していますのでご興味がある方は、是非お問合せ下さい。

モニター生として受講する前に体験授業を1回無料で受講していただくことも可能です。

無料体験授業も受付中です!※複数名コースのみ

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文系コース

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理系コース

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英語

中学校入学後を考えている方向けの英検対策コースです。

無料体験授業も受付中です!※複数名コースのみ

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