東京都立武蔵高等学校・附属中学校は、2008年度から附属中学校が3クラス編成で併設され、併設型中高一貫校としてスタートしました。2021年度より高校からの募集を停止し、中学校のみの募集となり、完全中高一貫校となりました。
都立武蔵高附属中の評判は? 偏差値、進学実績、塾の合格実績など
都立武蔵高附属中とは?
都立武蔵高附属中(東京都立武蔵高等学校附属中学校)は、東京都武蔵野市(東京都武蔵野市境4丁目13番28号)にある公立の中高一貫校です。私立中学に比べ学費が安いこと、高い進学実績などが人気の公立中高一貫校です。
教育目標
- 豊かな知性と感性
- 健康な心と体
- 向上進取の精神
1.設置場所 都立武蔵高等学校の敷地内に設置
2.設置形態 併設型中高一貫教育校
3.高等学校の課程・学科 全日制の普通科
4.学期 中学校・高等学校とも三期制
5.学校規模 中学校は各学年3学級(120人)
高等学校は各学年5学級(200人)
高等学校段階で2学級(80人)の募集を行う
都立武蔵高附属中のデジタル学校案内
都立武蔵高附属中の偏差値、受検倍率
都立武蔵高附属中の偏差値、受検倍率は
都立武蔵高附属中の偏差値は?
都立武蔵高附属中の偏差値は男子は62、女子は65(四谷大塚の80偏差値)と言われています。同じくらいの偏差値の学校を探すと、
- 洗足学園中学校
- フェリス女学院中学校
- 世田谷学園中学校
などです。
都立武蔵高附属中の倍率は?
東京都立武蔵高等学校・附属中学校は、2021年度より高校からの募集を停止し中学校のみの募集となったとこで、応募倍率が少し下がってきました。
2023年度は3倍を下回り2.94倍となりました。
しかし募集定員160名に対して応募者数は471名ですから300名以上が応募してもご縁が得られない厳しい受検だという部分は、変わらないと思います。
2023年
2022年
2020年
都立武蔵高附属中の受検倍率は2020年で4.10倍、その前年は4.65倍でした。
- 2020年:4.10倍(男子:3.83倍、女子:4.37倍)
- 2019年:4.65倍(男子:4.78倍、女子:4.52倍)
- 2018年:4.23倍(男子:4.62倍、女子:3.85倍)
- 2017年:4.15倍(男子:4.35倍、女子:3.95倍)
2020年は512人が応募し492が受検で倍率は4.10倍でした。
都立武蔵高附属中の評判は?
みんなの中学情報に記載されている評判を見ると東京都内777校中123位と評価されています。特に「学費」東京都内777校中33位、「いじめの少なさ」同47位、「進学実績/学力レベル」同48位、「学習環境」同54位、「先生」同55位など全般的に高い評価です。逆に「部活」同653位、「校則」が334位と少し低めです。
都立武蔵高附属中の進学実績
東京都立武蔵高等学校・附属中学校の令和3年度大学合格者数としては東京大学に11名(現役8名)、京都大学に3名(全員現役)、国公立大学に88名(現役69名)、医学部にも18名、慶応義塾大学26名、早稲田大学53名、上智大学29名など難関大学に多くの合格者数を輩出しています。
令和1年で東京大学に現役で7名(浪人で1名)、その他の国公立大学に現役で71名(浪人で14名)の合格実績を出しています。また医学部に11名(うち9名が国公立大学)に合格しています。
国公立大学合格者数の推移
私立大学合格者数の推移
推薦・AO入試による合格状況
医学部・薬学部合格者数の推移
都立武蔵高附属中の募集概要
都立武蔵高附属中は併設型中高一貫教育校で高校からの募集もあります。
令和3年度生徒募集について
■募集人数
男子60名女子60名 計120名
■出願受付:
令和3年1月12日(火)から令和3年1月18日(月)まで
郵送(上記出願受付期間に武蔵野郵便局に必着(郵便局留))により受付
■受検票交付:令和3年1月26日(火)までに郵送
■検査:令和3年2月3日(水) 午前8時30分集合
■発 表:
令和3年2月9日(火) 午前9時
校内に掲示及び本校のホームページに掲載
■入学手続:
令和3年2月9日(火) 午前9時から午後3時まで
令和3年2月10日(水) 午前9時から正午までその他、詳しくは都立武蔵高附属中のホームページをご覧下さい
都立両国高附属中の各塾の合格実績
東京都立武蔵高等学校・附属中学校では「ena」「早稲田アカデミー」「日能研」が合格者数TOPとなっています。
「ena」は東京都内の公立中高一貫校(千代田区立の九段中も含む)の全校で合格者数No.1で東京都立武蔵高等学校・附属中学校でも「ena」が合格者数No.1です。ここ数年でも合格者数を増やしており合格者数のシェアを高めています。
もう1点の特徴としては「SAPIX」「早稲田アカデミー」「日能研」など私立中学受験塾の比率が高くなっています。
2023年
2022年
2020年
都立武蔵高附属中 | |
ena | 78 |
栄光ゼミナール | 17 |
早稲田アカデミー | 15 |
早稲田進学会 | 15 |
日能研 | 10 |
SAPIX | 1 |
都立武蔵高附属中の過去問
特色ある英語教育
中学3年生では、国際機関や企業海外の団体等と連携しオールイングリッシュで行う東京グローバルゲートウェイの体験学習に参加したり、高校2年生では、生徒一人一人が1台のタブレット端末で海外の英会話講師とマンツーマンで会話をするオンライン英会話も実施しています。
海外語学研修
毎年3月、高校1年生が、海外語学研修として、オーストリアを訪れ、ホームステイを行っています。
生徒はそれぞれ希望する現地の生徒が受講している授業に参加したりします。 授業の後半では、生徒が日本から準備していた、日本の文化/家族についてパワーポイントを用いて紹介したりします。
この記事では、「都立武蔵高附属中の評判は? 偏差値、進学実績、塾の合格実績など」について書いてきました。読んでいただいた方は「都立武蔵高附属中」を受検することをお考えの方々だと思います。
ただ都立中高一貫校受検は合格して終わりではありません。入学してからのことも少し意識しながら準備を進めて欲しいなと思います。
特に多くの都立中高一貫校で「数学」と「英語」の学習進度が早い傾向があります。数学は「体系数学」、英語は「New Treasure(ニュートレジャー)」などの検定教科書が使用されています。「数学」は適性検査でも理系問題を頑張って学習して準備出来ますが、英語に関しては多くの都立中高一貫校で入学時点での英語力は問われていない状況だと思います。
しかし武蔵高附属中では英検の受検も奨励しており、2021年度の中3生は3人に1人が2級(高校卒業程度)以上を取得したそうです。
なので小学校のうちに英語学習もある程度、おこなっておくことをオススメします。
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※本記事は東京都立武蔵高等学校附属中学校や塾のホームページなどの情報をもとに作成しています。受検をご検討の方々はご自身で各ホームページの情報もご確認下さい。
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