東京都立桜修館中等教育学校は、東京都目黒区八雲一丁目にある東京都立中等教育学校(中高一貫校)です。後期課程(高等学校に相当)からの入学(編入学)者は募集しない完全中高一貫校です。

2022年4月、2023年3月に再調査した内容で加筆修正しました。
また2026年7月に寄稿記事を追加しました。
- 東京都立桜修館中等教育学校のことを知りたい方
- 小5、小6で桜修館中等教育学校の受検を検討しはじめた方
- 桜修館中等教育学校に強い塾を知りたい方
- 桜修館中等教育学校を併願先として検討しはじめた方
都立桜修館中とは?
都立桜修館中(東京都立桜修館中等教育学校)は、東京都目黒区(東京都目黒区八雲1丁目1番2号)にある公立の中高一貫校です。
都立桜修館中の学校像
1. 6年間の一貫した教育課程を編成し、「ゆとり」「継続」「交わり」を生かした教育活動を実践する学校。2. 確かな学力と論理的に考え、表現する力を身につけることにより、困難な課題に立ち向かい粘り強く解決しようとする生徒を育てる学校。3. 我が国の文化と他国の文化を理解し、世界の中の日本人としてのアイデンティティをもって国際社会で活躍する生徒を育てる学校。4. 大学教育及び地域の生涯学習との連携など、「開かれた連携」を推進する学校。都立桜修館中の育てたい生徒像
1. 将来の夢や高い志を抱き、自ら進んで考え、自ら勇気をもって決断し、自ら責任をもって主体的に行動する生徒。2. 社会の様々な場面・分野においてリーダーとして活躍する生徒。3. 真理を探究する精神をもち、自ら課題を発見し、論理的に解決し、適切に表現し行動できる生徒。4. 生命や人権を尊重し、他者を思いやり、他者と共に協調する心をもつ生徒。5. 世界の中の日本人としてのアイデンティティをもって国際社会に貢献できる生徒。6. 自らの健康に留意し、体力の向上に努め、健全な精神を維持できる生徒。都立桜修館中の教育理念
1. 6年間の一貫した教育課程を通じて、確かな学力を身につけさせるとともに、論理的に考え、主体的に課題を解決する力を培う。2. 体験的な学習や実験・実習を重視し、未知なるものに対する探究心や知的欲求を高め、自然や社会の事象おける問題を発見する力と様々な問題解決能力を培う。3. 生命や人権を尊重し、他者を思いやる心を育てるとともに、自らの健康の維持や体力の向上を図る能力・態度を培う。4. 将来の夢や高い志の実現に向け、一人一人の個性を伸ばすとともに、世界の中の日本人としてのアイデンティティをもって進んで国際社会に貢献しようとする態度を培う。
都立桜修館中の偏差値、受検倍率
都立桜修館中の偏差値、受検倍率は
都立桜修館中の偏差値は?
都立桜修館中の偏差値は男子は60、女子は62(四谷大塚の80偏差値)と言われています。同じくらいの偏差値の学校を探すと、
- 東京学芸大学附属世田谷中学校
- 東京農業大学第一高等学校中等部
- 三田国際学園中学校
- 横浜共立学園中学校
- 横浜市立南高等学校附属中学校
- 高輪中学校
- 東京都立大泉高等学校附属中学校
- 東京都立両国高等学校附属中学校
などです。
都立桜修館中の倍率は?
2024年から2026年(令和8年)の最新の受検倍率を追記します。 近年の都立中高一貫校全体の大きなトピックスとして、東京都の35人学級導入に伴う「定員削減」があります。桜修館も2025年度までは定員160名(男女各80名)でしたが、2026年度(令和8年度)入試より定員が152名(8名減)へと変更されました。 この影響により、2025年度に一時的に3.83倍まで落ち着いた応募倍率は、2026年度に再び4.13倍へと上昇しています。
- 2026年度(最新):定員152名 / 応募者627名 / 応募倍率 4.13倍(受検倍率 3.88倍)
- 2025年度:定員160名 / 応募者612名 / 応募倍率 3.83倍(受検倍率 3.55倍)
- 2024年度:定員160名 / 応募者705名 / 応募倍率 4.41倍(受検倍率 男子3.49倍、女子4.86倍)
かつての6倍前後の超高倍率の時代と比べると全体的には落ち着きを見せていますが、記念受験層が減って「しっかり対策してきた本気度の高い受検生」の割合が増えているため、実質的な競争の厳しさは変わっていません。


2023年/2022年/2021年の実績を表にまとめました。
桜修館中の倍率は、2022年ここ6年で最も低くなりましたが2023年は再び若干倍率が上がりました。

都立桜修館中の受検倍率は2020年で5.73倍、その前年も5.73倍でした。
- 2020年:5.73倍(男子:4.69倍、女子:6.76倍)
- 2019年:5.73倍(男子:4.51倍、女子:6.97倍)
- 2018年:5.49倍(男子:4.39倍、女子:6.59倍)
- 2017年:5.89倍(男子:5.08倍、女子:6.71倍)
2020年は957人が応募し916人が受検で倍率は5.73倍でした。
都立桜修館中の評判は?
みんなの中学情報に記載されている評判を見ると東京都内777校中19位と非常に高い評価の学校です。全般的に高い評価ですが「進学実績/学力レベル」東京都内777校中24位、「学習環境」(同30位)、「校則」(同32位)、「学費」(同39位)などの評価が特に高いです。逆に「先生」が同216位と低めで評点4未満(満点5)は「先生」「制服」(同181位)のみです。アクセスは東急東横線「都立大学」下車徒歩10分普通くらいですがエリア的にも人気なのでしょう。
都立桜修館中の雰囲気は?

コロナ禍で多くの学校が「学校見学」や「行事(体育祭/文化祭)見学」などが出来なくなってしまいました。代替策として多くの学校がYouTubeなどで学校紹介動画を公開しています。
桜修館も学校紹介動画が公開されていました。
アクセス
東急東横線「都立大学」下車徒歩10分
本校最寄りのバス停と路線系統
<都立大学附属高校前>
黒07系統 弦巻営業所行(桜新町駅経由)
黒07系統 目黒駅前行(都立大学駅北口・目黒郵便局経由)
多摩01系統 多摩川駅行(都立大学駅北口・雪が谷経由)
多摩01系統 東京医療センター行
都立01系統 成城学園前行(都立大学駅北口)
<めぐろ区民キャンパス>
渋33系統 渋谷駅駅行(下馬一丁目・三宿経由)
渋33系統 多摩川駅行(都立大学駅前・雪が谷経由)
渋34系統 渋谷駅駅行(下馬一丁目・三宿経由)
渋34系統 東京医療センター行(都立大学駅北口)
都立桜修館中の進学実績
直近の大学合格実績も非常に好調で、桜修館の高い教育力が維持されていることが窺えます。 例えば、2025年度(令和7年度)の入試では、卒業生142名という少人数ながら以下のような抜群の合格実績を残しています。
- 東京大学:現役合格 7名
- 国公立大学:現役合格 68名(卒業生の約48%が国公立大現役合格!)
- 早稲田大学:現役合格 53名
- 慶應義塾大学:現役合格 30名
また、2026年度(令和8年度)入試においても、東京大学・京都大学をはじめとする旧帝国大学や、一橋大学、東京科学大学(旧東京工業大学と東京医科歯科大学が統合した新大学)など、難関国公立大学へ多数の合格者を輩出しています。
令和2年で東京大学に現役で6名(浪人で3名)、京都大学に浪人で1名、その他の国公立大学に現役で35名の合格実績を出しています。


2021年度の合格実績をまとめた表を追加しました。
令和2(2020)年4月 大学等合格状況
都立桜修館中の進路指導
都立桜修館中の募集概要
令和3年度生徒募集について
出願受付:令和3年1月12日(火)から令和3年1月18日(月)まで
郵送(上記出願受付期間に目黒郵便局に必着(郵便局留))により受付
検 査:令和3年2月3日(水)
発 表:令和3年2月9日(火) 午前9時
校内に掲示及び本校のホームページに掲載
入学手続:
令和3年2月9日(火) 午前9時から午後3時まで
令和3年2月10日(水) 午前9時から正午までその他、詳しくは都立桜修館中のホームページをご覧下さい
都立中の各塾の合格実績
桜修館受検における塾の合格実績ですが、「enaの一強体制」は2026年現在、さらに圧倒的なものへと進化しています。
2026年度(令和8年度)入試において、定員が152名に削減されたにもかかわらず、enaは単独で過去最多となる「98名」の合格者を輩出しました。定員に対する占有率はなんと約64.5%に達しています。
- 2026年度実績:ena 98名 / 日能研 17名 / SAPIX 12名 / 早稲田アカデミー 9名
- 2025年度実績:ena 89名
- 2024年度実績:ena 85名
かつて競っていた栄光ゼミナールなどの他塾を引き離し、現在は「桜修館を目指すならまずはenaの適性検査対策をベースにする」というのが主流となっています。一方で、個別指導や家庭教師、通信教育(Z会など)を併用して記述力をピンポイントで磨き上げ、合格を勝ち取る受験生も多くなっている印象です。
都立中の各塾の合格実績(2023年)

都立中の各塾の合格実績(2022年)

都立桜修館中の各塾の合格実績(2020年)
| 都立桜修館中 | |
| ena | 55 |
| 栄光ゼミナール | 40 |
| 日能研 | 20 |
| SAPIX | 12 |
| 早稲田アカデミー | 7 |

2020年には栄光ゼミナールがenaと競い合っていましたが2022年実績ではenaの一強です。2023年は更にenaの合格実績が増えています。
2022年のenaの春期講習を次男が受講した時の体験談なども投稿しているので興味があればご一読ください。
塾以外に適性検査対策講座のあるZ会や進研ゼミなどでも合格実績が掲載されています。

塾との併用も含まれると思いますが。
Z会は、2022年度からは東京都立中(全校)や千葉県立中(千葉・東葛飾)などで出題される「長文読み取り問題」「複数の資料の読み取り問題」に対応する特別回も追加しています。志望校にあわせた対策が可能です。難解な出題形式に慣れ、限られた時間で正答にたどり着くためのトレーニングを行います。※5年生の8・12・3月号、6年生の10~12月号で出題されます。

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都立桜修館中の過去問・受験対策ガイド


国際交流への取組について
6 年間を通して、海外語学研修、海外修学旅行、海外大学研修などの国際理解教育に取り組み、国際社会を担う人材を育てます。

オーストラリア海外語学研修
夏季休業中にオーストラリア・クイーンズランド州でホームステイをしながら現地の高校に通学し、英語のレッスンを受講したり、現地の生徒達と一緒に授業を受けたりします。英語でのコミュニケーション能力の育成や異文化理解など、今後のグローバル社会で必要となる力を身に付けることを目指します。
海外修学旅行(5年生)
台湾修学旅行
多民族が共生する台湾において、人々との触れ合いや現地での体験をとおして、異文化理解を深め、広い視野をもって国際社会へ貢献する意欲を高めます。また、現地の高校を訪問し、同年代の生徒と交流を行うとともに、継続的な相互の学校交流をはかり、本校への訪問受け入れも行っています。
海外大学リーダー育成アメリカ研修
アメリカの西海岸に所在する世界トップレベルの大学を訪問し、キャンパス見学や、教授、大学生と交流することで、国際的視野で物事を考えることができる、グローバルマインドを備えたリーダーとしての資質を育成します。また、海外で活躍している日本人や、アメリカの同世代の高校生との交流、現地企業への訪問を通して、グローバル社会における世界の見方、これからの国際社会、国際交流の在り方を学びます。
学校交流
異文化理解を目的として様々な国や地域の生徒を受け入れ交流をしています。令和5年度は、トルコ、モンゴル ( オンライン )、ブータンなど7カ国・地域の生徒と計 10 回交流を行いました。

この記事は2020年に書いた記事です。最新の都立中高一貫受検の傾向を「東大家庭教師友の会」を運営する株式会社トモノカイのPersonal Education(PE)部門の方から教えてもらいました。下記の寄稿記事は2026年7月に追記している内容です。
「東大家庭教師友の会」を運営する株式会社トモノカイのPersonal Education(PE)部門(帰国子女やインターナショナルスクール生向けオンライン家庭教師「EDUBAL」(業界シェアNo.1)や、「東大家庭教師友の会」を運営する部門)で「オンライン東大家庭教師友の会」を担当されている方とお話させていただく機会がありました。
お話した際に「オンライン東大家庭教師友の会」が適性検査対策をしていることは知りませんでしたが、東京都立小石川中等教育学校、東京大学教育学部附属中等教育学校、筑波大学附属中学校をはじめとする公立・国立一貫校への合格をサポートした実績があるとのことでした。
そこで、今回は「オンライン東大家庭教師友の会」で都立中高一貫校の適性検査対策などを担当されている方から「都立中高一貫校の適性検査対策」に関して教えてもらいました。
公立中高一貫校の適性検査対策 ― 合否を分ける「記述力」と「勉強の型」
公立中高一貫校の受検は、かつての爆発的な人気に沸いた時期と比べると、近年は倍率が明確に落ち着いてきています。
制度が始まった当初(都立の適性検査は2005年スタート)は、対策法が確立しておらず「とりあえず受けてみよう」という記念受験組も多かったため、倍率は非常に高いものでした。都立第一号として2005年に中学入試を実施した白鷗高校附属中の初年度倍率は、実に13.21倍に達しています。その後も人気は続き、2015年前後の都立各校の受検倍率は6〜8倍台がずらりと並んでいました(2015年は白鷗8.32倍、両国7.18倍、桜修館6.76倍など)。
しかし、受検対策のノウハウが各塾で確立され、「相応の準備をしなければ受からない」というハードルの高さが広く知られるようになったこと、いわゆる記念受験層が減ったことなどから、倍率はここ数年で着実に低下してきました。2024年度には都立各校の受検倍率は最も高い九段でも4.58倍、平均では3.5〜3.6倍程度まで下がり、2025年度・2026年度も一般枠の応募倍率は平均3.5倍前後で推移しています。
ただし、この「倍率低下」は必ずしも合格しやすくなったことを意味しません。むしろ、記念受験の層が抜けて、しっかり準備してきた受検生が残るようになった結果でもあり、実質的な競争の質は下がっていないとも言われます。しかも公立中高一貫校は原則として一校しか受検できず、検査はすべて同日に実施されるため、限られたチャンスで確実に力を発揮する準備が欠かせません。
「オンライン東大家庭教師友の会」では、都立中高一貫校(白鷗、両国、小石川、桜修館、武蔵など)や、適性検査型入試を導入している国立中高一貫校(東京大学教育学部附属中等教育学校など)の受検を目指す小学5年生〜6年生を数多く指導してきました。公立一貫校に特化した大手進学塾(enaなど)の集団授業や合判模試のフォロー、そして「過去問演習期(小6の秋以降)」における記述・算数・作文のピンポイント添削・苦手分析指導で多くのご家庭に選んでいただいてきました。
この記事では、これまでの指導で見えてきた適性検査対策の勘所を、具体的なエピソードを交えてお伝えします。
まず押さえたい ― 適性検査は「私立入試」とはまったく別物
都立中受検対策をご説明する前に理解していただきたいのが、適性検査は私立中学の教科型入試とは求められる力が根本的に異なる、という点です。私立入試が国語・算数・理科・社会の教科ごとの知識と処理力を問うのに対し、公立一貫校の適性検査は、会話文や資料・グラフを読み取り、複数教科の知識を総合して「自分の考えを筋道立てて説明する」教科横断型の出題が中心になります。
多くの都立校では、検査が次の3つに分かれています。
適性検査Ⅰ
適性検査Ⅰは主に文章読解と400字前後の作文で、読み取る力と自分の考えを表現する力が問われます。
適性検査Ⅱ
適性検査Ⅱは表・グラフ・会話文など複数の資料を読み解き、理由を述べたり数値で裏付けたりする論理的思考の問題です。
適性検査Ⅲ
そして適性検査Ⅲ(実施校は一部)は、複雑な条件設定の中で図や計算を使って考える数理・条件整理の力を問います。小石川中等のように理数系の独自問題に強い学校、桜修館のように適性Ⅰの作文の比重が大きい学校など、学校ごとに配点や傾向が大きく異なるため、志望校の出題傾向を早めに把握することが第一歩となります。
いずれの検査に共通するのは、私立入試のような単純な○×の知識問題がほぼないということです。「なぜその式になるのか」「なぜその実験結果になるのか」を、言葉や図で採点官にわかりやすく伝える記述力こそが合否を分けます。
適性検査Ⅰ(文系・表現分野)― 「構成メモ」の確立とケアレスミス対策
文章を読んで自分の意見をまとめる作文は、多くの受検生が最初につまずくところです。ある生徒も、当初はアイデア出しや文章の組み立てに苦戦していました。加えて、国語の長文読解の「抜き出し問題」で、細かい誤字・脱字による失点が課題になっていました。
このとき担当教師がまず徹底したのが、集団塾の模試をベースにした「作文の構成メモ」の書き方です。いきなり原稿用紙に書き始めるのではなく、メモの段階でアイデアを整理してから書く習慣をつけました。あわせて、文章の趣旨を正確につかむために「文章の中で一番言いたい一文に線を引く練習」を繰り返し行いました。
抜き出しミスや誤字ミスについては、教師が一方的に注意するのではなく、「ミスを無くすために自分でリマインドのルールを決めてもらう」というアプローチを取りました。ミスを他人に指摘されて直すのではなく、自分でチェックの仕組みを持つことで、本番でも再現できる自立的な意識が育ちます。
構成メモがすっかり板についたことで、「メモを元にスムーズに書き切る型」が確立され、これが本人の大きな自信になりました。塾の日曜特訓の適性Ⅰでは「60点(誤字がなければ70点)」という高得点を獲得し、合判模試でも手応えを実感できるレベルまで文系の表現力が引き上がりました。
適性検査Ⅱ・Ⅲ(理系・融合分野)― 問題文の読み取りと「部分点をもぎ取る記述のコツ」
算数・理数分野の適性検査(適Ⅱ・適Ⅲ)に強い苦手意識を持つ受検生は少なくありません。ある生徒も、問題文の量が多く一見難しそうに見える立体図形や条件整理の問題で、問題文を正確に読み解けずに記述で苦戦していました。集団塾では一人ひとりが「どこでつまずいているか」の分析まで手が回りにくいため、教師は次のような個別対策を行いました。
まず、夏期講習でわからなかった問題を徹底的に洗い出し、「グラフや表の数値を式に書き換えていく作業」を隣で一緒に実践しました。一見難解に見える問題も、「落ち着いて条件を読み解けば難しくない」ことを体感させるのが狙いです。
そのうえで、理数の記述で確実に部分点をもぎ取るために、教師が汎用的な「実験系記述のコツ」を伝えました。ポイントは次の3つです。
- 数字(実験結果)や、上下左右・東西南北などの客観的な情報を用いて説明する
- 変化を説明するときは「変化前 → 変化後 → 前後の差と理由」の3ステップの順序で書く
- 一文を短く簡潔にし、書いた図には必ず言葉で説明を加える
授業では、解説をただ聞く受け身の姿勢にさせず、「どうしてこの解き方になるのか、口頭で説明してみて?」と問いかけ、能動的な思考プロセス(言語化)を徹底させました。自分の言葉で説明できることは、記述で採点官に伝わる答案を書けることと直結します。
「グラフと表」の演習を徹底的に3周やりきったことで計算速度が劇的に向上し、一つ教えればすぐに本質を理解できるまで理系脳が覚醒。苦手意識のあった算数分野を「楽しい!」と感じられるまでマインドが変化しました。本番直前には、レベルの高い「サイコロの立体図形問題」のような実戦的な初見問題に対しても、持ち前の空間想像力を発揮して短時間で自力で解き明かせるほど、思考力・記述力が大きく開花しました。
総括 ― 高倍率を突破するための「正しい勉強のやり方」
これまでの指導から見えてきた、公立・国立一貫校の適性検査対策における最大の注意点は2つあります。
一つは、集団塾のカリキュラムをこなすだけで満足せず、解いた過去問を「その日中」に必ず復習・解き直しすること。もう一つは、記述のプロセスを第三者に細かく添削してもらうことです。適性検査は記述式が中心である以上、自分の答案が採点官にどう伝わるかは、自分一人ではなかなか客観視できません。
前述のとおり、適性検査には単純な知識問題がほぼありません。「なぜその式になるのか」「なぜその実験結果になるのか」を言葉や図でわかりやすく伝える記述力が合否を分けます。だからこそ、夏休みのうちに自分なりの「勉強ルーティン」を確立し、10月・11月の綿密な学習計画を先回りで立てておくことが重要になります。
集団塾での学びを土台にしながら、一人ひとりのつまずきに合わせて「正しい勉強のやり方の型」を授け、受け身ではない能動的な思考力を育てること。これこそが、高倍率の公立・国立一貫校受検を突破する最大の鍵です。
指導・合格実績
これまで、東京都立小石川中等教育学校、東京大学教育学部附属中等教育学校、筑波大学附属中学校をはじめとする公立・国立一貫校への合格をサポートしてきました。集団塾の授業や模試だけでは補いきれない「苦手分析」「記述添削」「勉強の型づくり」の部分を、東大生・難関大生教師がマンツーマンでお手伝いします。適性検査対策にお悩みのご家庭は、ぜひ一度ご相談ください。
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公立中高一貫校受検対策 | 読解力育成と記述問題対策コース

もともとは自分の子供に指導していただく講師を集めてたことから、はじまったコースです。コース開設から4年になりますが、非常に人気が高く毎年2月中には満席となるケースが多いです。ご興味をお持ち頂けましたら早めにお問合せ下さい。募集定員に達し次第、キャンセル待ちとなります。※2026年の受講者は全員志望校に合格しました。
「公立中高一貫校受検対策 | 読解力育成と記述問題対策コース」では公立中高一貫校の適性検査で求められる下記の力を育成します。
- 読解力・理解力
- 論理的思考力
- 記述力・語彙力
具体的には「はじめての論理国語」などのテキストを活用して読解力、記述力の基礎から丁寧に指導します。また、毎週宿題として適性検査型「課題作文」を出します。生徒に合ったレベルの課題を出しますし、1人1人の作文を丁寧に添削してお戻しします。
最初は「作文が苦手」「作文が嫌い」というお子さんも丁寧な指導と添削で少しづつ「作文が得意分野となり」合格を勝ち取る生徒も多いです。

マナミ先生
東京女子大学卒業。出版社に勤務し、書籍編集に携わる経験を持つ。その後、大学院に進学し、経営を学ぶ。一方、プライベートでは中学受験に取り組む小学生の子供を持つ母でもある。
作文に、苦手意識を持っていませんか?
大丈夫。コツをつかんでしまえばカンタンです。
それはたった2つのポイント。
1つ目は、文章を短くすること。
2つ目は相手が誰かを設定すること。
…「そんなこと分かっているよ!」って?
では、クラスで上手なポイントの使い方をお伝えしましょう!
一緒に、楽しみながら前に進んでいきましょうね。
受講までの流れ
少人数制オンライン国語指導とオンライン作文添削コースの開講に合わせて特別料金で受講いただけるモニター生を募集させていただきます。

1.問い合わせ
まずは、下記よりお問い合わせをお願いします。
※本スクールはプライベートスクールのため事前に面談をさせていただきお申し込みをしていただいております。
保護者の方の教育に対する考え方などを確認させていただくとともに事前に本スクールの理念や考え、コースの概要をお伝えしてご納得いただけた方のみに参加していただいています。オンラインスクールは子供たちと講師だけの空間です、安心して受講していただくためにも、ご理解のほど、宜しくお願い致します。
※また問い合わせいただいたとしても営業活動などはおこなっておりませんので、ご安心ください。

2.事前面談
受講前に保護者の方との面談をお願いしております。
保護者の方の教育に対する考え方などを確認させていただくとともに事前に本スクールの理念や考え、コースの概要をお伝えします。

3.お申込み
本スクールの理念や考え、コースの概要にご納得いただけましたらお申込みをお願いします。(本スクールの理念や考え、コースの概要をお伝えしてご納得いただけた方のみオンラインでお申込みしていただけます)まずはコチラより問合せしてください。

4.オンライン授業
参加用URLをお伝えしますのでオンライン授業にご参加ください。
マナミ先生の作文添削例

実際の添削原稿を掲載します。
具体的に、どこをどうすれば良いかを指摘して頂けて助かっています。




進学後を見据えて
都立中高一貫校では、中3までに英検2級取得を目標としている学校が多いようです。もちろん中学入学時点では英語力は問われていない訳ですが、小学生のうちから準備しておくことをオススメします。
まとめ
今回は、東京都立桜修館中等教育学校の特徴や受検倍率、偏差値、過去問、大学進学実績、塾ごとの合格実績などをご紹介しました。
※本記事は東京都立桜修館中等教育学校や塾のホームページなどの情報をもとに作成しています。受検をご検討の方々はご自身で各ホームページの情報もご確認下さい。

































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